【Lpアドカレ3.8】キャッツテール集会S3優勝!振り返り記事【原神/七聖召喚】
こんにちは、葉山です。Lpというチームで七聖召喚をしています。
今回、キャッツテール集会S3 Asia にて優勝することができました。振り返りとして、優勝に至るまでの取り組みや使用デッキについてまとめようと思います。
本記事は、Lpアドカレ3.8の参加記事です。
予選(使用:デトエEC)
キャッツテール集会の予選は、1週間で35戦を行いポイントを競う仕組みです。予選期間中、私は主にデトエECというデッキを使用していました。事故の少なさや対応力の高さが魅力のデッキで、対戦数の多い大会にも持っていきやすかったです。
直前に開催されていた大会でもデトエECを使い優勝することができていたので、扱いに関してもそこそこの自信は持っていました。
とはいえデッキの細部はずっと迷っていて、期間中もチームメンバーと相談や壁打ちをしながら色々な構築を試していました。
最終日に使用していたのがこの構築です。
岩(一斗ノエルバーバラなど)を意識してローデシア天賦、超電導を意識して最高の仲間の2枚目と送ってあげよ~を採用しています。
岩は不利対面ですが、ローデシア天賦の採用で召喚物による圧力を保ちながら攻撃することで最低限対抗することができるようになりました。
超電導に対しては1ラウンド目にローデシアの5スキル、2ラウンド目にフィッシュルとデトエのスキルを打つ動きが強力です。耐久デッキとしての性質から最高の仲間が削られていることも多いですが、この行動を安定して行うためには2枚必要でした。胡桃で申鶴爆発の召喚物を消して相手の火力を下げるプランも組み込みました。
構築に関してはもう少し早く強いものを組みたかったところですが、運にも恵まれ30勝5敗、アジアランキング4位で予選通過。メンバーも複数人予選通過を果たしました。
ここから、本戦に向けて活動もより活発化していきます。
Lp GITCG Ratingsについて
本戦を前にして、私たちは基本的にチーム内での調整をしていましたが、本戦開始4日前に革命が起こります。メンバーであるぷにぷにさん(@Lap_ras)が開発したBO3レーティングシステムがついに実装されたのです。
これは本当に神システムでした。2デッキを使用した競技性の高い実戦を気軽に行える環境は今までになく、環境やデッキへの理解を効率よく進めることができたと思います。
準決勝前の夜に最速1700を達成することができたのも、自信に繋がりました。
レーティングシステムを利用できるサーバーはこちら!
本戦
本戦に持ち込む3デッキを考える上で、環境の中心は雷電超電導だと考えていました。そのため、超電導に強い2デッキ+超電導を持っていくことにしました。超電導に強いデッキとして、高い耐久力を持ちながら相手に合わせて短めのラウンド数で勝ち切ることも可能なデトエEC、超電導よりも早く試合を終わらせることができるモンドナヒECの2つを選択。フィッシュルが被っていたためデトエECには八重神子を採用しましたが、この変更は自分の予想以上に噛み合っていて、今では八重型の方が強かったと思っています。
また、今回の大会は事前のデッキ提出がなかったため、型の豊富な超電導を3デッキ目に残し、相手の2デッキを見てから使用する型を決めることにしました。
使用デッキ①:八重デトエ
メンバーのfizzyさん(@llfizzy)の助言により、予選で使用したフィッシュル型のリストからデシア天賦を抜き、胡桃を増やしました。
八重神子を採用することで(依然厳しいものの)岩に対する勝ち筋が生まれ、代わりにフィッシュルのスキル発動時付着がなくなったことで前述の対超電導プランが取れなくなったため超電導を厚く見て胡桃を2投。
この変更は対モンドナヒでも有効で、特にラウンド1で胡桃を打つことができれば相手の攻勢を大きく崩すことができます。準決勝ではモンドナヒと対戦し、実際に胡桃によって勝利を掴むことができました。
プレイングはやや難しいですが環境の大部分に安定して勝てる、今シーズン1の神デッキだったと思います。BIG LOVE
使用デッキ②:モンドナヒ
超電導に対して分の良い速度勝負を仕掛けられることから環境での立ち位置を獲得したデッキ。
間違いなく強力ではあるのですが、このデッキに関しては正直未だに理解しきれていない部分も多く、本戦では4戦中2戦で敗北してしまいました。非常に攻撃的なデッキですが、攻めきれなかった際に相手の反撃を受けることが難しく、脆さが目立つ印象です。
とはいえ、当初の目的通り超電導にはしっかり勝つことができたため、間違いではなかったと思っています。
使用デッキ③:雷電超電導
ずっとTier GODだと考えていたものの、なかなか納得できるリストが組めなかったデッキです。3デッキ目の選択肢として劉蘇などが入った通常のアグロ型や港パイモン基盤のランプ型を用意していましたが、どれもなんとなく違和感が残っていました。
何より怖かったのは苦手意識を持っていた超電導ミラーで、これを解決しないと優勝はできないと感じていました。
そんな悩みを抱えたまま決勝戦当日を迎えてしまいましたが、ここでfizzyさんから奇跡の一言が飛び出します。
これを聞いた私の脳内がこうです。
…ということで、3戦目にミラーが発生しそうなら仙霊鯨井型を持っていこう!と決めました。
ちなみに決勝が始まるのは17時からだったので、これは20~10分前に考えていたことになります。ギリギリすぎる。
fizzyさんが作成した仙霊鯨井型のリストと構築記事も載せておきます。この構築が生まれる過程や超電導というデッキに対する考え方がまとまっています!オススメです
決勝戦振り返り
配信をご覧になった方はご存知かと思いますが、今回の決勝戦は3デッキ完全ミラーでした。出し順も含めて本戦ルールの結論だったと思います。
試合内容を軽く振り返ってみます。
第一試合:八重デトエミラー
このミラーマッチはマルを絡めて璃月港口やスメールシティを素早く置けるかどうか、ローデシアの元素爆発を上手く通すことができるかが重要です。
前者は引きに依存する要素で、その点自分は恵まれ豊富なリソースから試合を組み立てることができました。
後者のローデシア爆発については相手の方が打点こそ高かったものの、ハスで受けることに成功。こちらは相手の残数を削るのに活用できたため、その点でも優勢だったと思います。
ローデシアを召喚物の感電で倒されやや雲行きが怪しくなるも、冷静に俺様ケアをして勝利。
第二試合:モンドナヒミラー
この試合はどうすればよかったのか本当にわかっていません。そもそもミラーの後攻側に回答があるデッキなのかも理解できていなくて、終始択が見えないままプレイしていました。
そんな状態だったのであっさり不利盤面を作られてしまい、そのまま何もできず負け。とはいえ後攻側が苦しいんだろうなともなんとなく思っていたので、仕方ないと切り替えて次に臨むことにしました。
配信を見ていて気付きましたが、この試合は相手が完璧でしたね。上手かった。
第三試合:雷電超電導ミラー
最終戦。自分と同じように八重デトエとモンドナヒを選んでいる人であれば、超電導も強いと考えているだろうと予想していました。
予想は当たり3度目のミラー。この試合は、小回りの利く仙霊鯨井型の良さが光りました。
仙霊のカウントを貯めつつ磐岩の契約を使用し、雷電爆発を雷電で受ける形でスタート。
ダイスを先に使って次の攻撃を意識させることで申鶴に圧力をかけ、仙霊と権謀術数で手札を揃えてヴァナラーナと2枚の鯨井坊やで12ダイスを用意。ラウンド3で攻め切ることができました。
構築の強みをしっかり活かすことができたと思います。fizzyさんに感謝!
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございます。
今回優勝することができたのは、ひとえにチームの支えのおかげです。自分ひとりでは思いつかないことも、試しきれないこともたくさんありました。本当に感謝しています。
私は平凡なプレイヤーです。新しいデッキを生み出すこともできないし、プレイに関しても特段優れていないと思っています。
だから自分にできる努力はし続けないといけないし、それでも足りない分は仲間を頼るしかない。そして、いつか結果で返せる時が来ればいいな、とずっと思っていました。
3.8は今までで一番調子が良かったので、もしかしたらその機会があるのではないかと感じていて、自分にとって今回の大会はそういう意味でも重要な意味を持つものでした。勝ててよかった…!
最後に宣伝です。
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