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携帯知識その4

前回の記事でSIMの基本知識について記載したので、
今回はそのSIMについて2点追加しておこうと思います。

1点目は、SIMロックと呼ばれるものです。
これは割と聞いたことがあるかもしれません。
簡単に説明すると、携帯電話に特定の会社の通信しかできないよロックがかけられている状態のことです。

昔、このSIMロックというものはとても厄介なものでした。
お店などでロック解除を行う場合には手数料がかかったのです。
SIMロックは、◯年縛りと共に、携帯会社の乗り換えの障壁として何年も立ち塞がりました。

現在では総務省からの指導が入ったため、すべての会社が販売する端末には、このSIMロックはかかっていないものが販売されています。よくSIMフリーと言われるものです。

ただ、古めのスマホにはまだ当たり前のようにSIMロックはかかっているので、端末そのままで乗り換えをするならば、確認が必ず必要です。
現在においては、無料かつ簡単に外すことができるのでご安心いただければと思います。



2点目は割と高度な技術なので、興味のある人だけ見てください。

スマホによっては、SIMを2つ以上入れることができる端末があり、1つの端末で2つのSIMを利用することをデュアルSIMと呼びます。
3つ以上SIMを入れることもできなくはないのですが、SIMを認識するのは2つまでなのと、バグが発生する可能性があるので、基本は2つまでです。

なぜSIMを2つ入れるのか?
例えば、ドコモとauの回線を入れるとします。そのうちどちらかの回線が通信障害などが起きた場合に、もう片方で通信を行うことができるのです。
ただ、通信にかかる費用はその分かかります。

どちらといえばこちらが主流かもしれませんが、例えばauと楽天の回線を入れるとします。楽天はお世辞にも通信環境がいいとはまだ言えませんが、データをどこまでも使用したいというならば、ドコモやau、ソフトバンクよりも安く設定されています。なので、モバイル通信というインターネットの環境だけ楽天を使用し、電話やCメールなどをauで行う。みたいなこともできます。

ただ、これは損得とかも含めて割と携帯の知識がないとできないと思います。

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