名取さな1stLive「サナトリック・ウェーブ」を終えて

 どうも、皆さん何かイベントがあったときだけ戻ってくるでおなじみのNATTOです。改めまして名取さなさん、1stLive開催本当におめでとうございます。こんなの言えば言うほど良いのでね。以前は度々歌はそこまで得意ではないと言っていたのにライブ開催まで成し遂げるその努力、もうすごいとしか言えません。というかここらへんの思いはお手紙に綴るだけ綴ったつもりです。表に宛名を書き忘れましたが。うーん。

 まあそんなことはさておきまして、いつも通り「オタクのド長文感情noteやレポマンガ/レポイラストが三度の飯より好き」との思いに応えるべく、ありったけの思いとなけなしの語彙で綴ることができればと思います。その時の思いと後々の気づきをできる限り判別できるよう書いていますが混ざってるところもあると思います。ご了承ください。

(約25000文字ありますので読了の目安は1時間程度です。)


直前まで

 いやまあまず予告の話は外せないですよね。今年のばくたんでアンコールで「さなのおうた。」(ここ書いて手紙で句読点忘れたことに気づきました)を聞いて、満足感に満ち溢れた余韻を感じていたら突如始まる映像。さな歩きらしいなぁなんて思っていて変わっていく場所。たどり着いた先は何かの会場…?

「名取さな 1st Live開催決定」ドンッッッ!!!

いやもう一瞬????ってなって脳が可能な限り超速理解し、発狂の如く叫んだのを覚えています。演出がすごすぎるんよ。ばくたんが終わってからライブに向けた今日まで、圧倒的ペースで新曲公開やらカバー公開して駆け抜けてきました。ひと月ごとに曲出すってすごいよ?個人クオリティでさえ練習からマスタリングまで含めたらそのくらいかかるので(自分は)。それをライブ練習しながらですから。本当にすごいスケジュールで動いてるなぁと驚くばかりです。にもかかわらず夏祭りもやっちゃうんですから。体壊さないよう何卒…。

 そして飛びまして前日(前々日)配信。コーレス、というか合わせポイント教えてくれてとてもたすかる。でも同時に好きなように合わせればいい、という寛容スタイルなのも本当にありがたいですよね。ライブもクラブイベントも恥ずかしがったらもったいないですからね!…にしても無軌道すぎて笑いました。なんで月の丸さ測ってるの…??あとネイルキルアはめっちゃ爆笑しました。でも本人が楽しそうなのでヨシッ!

 そして前日…というか当日。すごい微妙な時間に起きて深夜起きて色々準備して1時間半くらい仮眠して手紙書いて身支度していたら物販到着が10時半とかになりました。あぶねえ。それにしても風が吹くたびにほんのり良い香りが漂ってくるオタク集団本当に笑っちゃった。やっぱDEOCOなんだよな。普段のイベントでもそれほど気になったことはありませんが、団結すればこんなことだってできちゃうのだなあ。今後もやっていきましょう、ぜひ。あとは待ち時間でちょこちょこ歩き回ってたらそこかしこに見たことあるTシャツとトートバック。せんせえワラワラの街歩き面白くてすきです。

 なんてこと言ってたら開場です。予告されてたとはいえまさかの点呼方式で、呼ぶ人が心配になりました。途中から2人ずつになったりしてたっぽい?1000人規模はさすがにね。特に問題とかもなさそうで相変わらずの治安の良さを感じます。本当にえらいことだと思うし何としてでも守っていきたい文化。そしてキャッシュレス推奨の結果、ドリンク購入が現金の方が空いてたのも笑いました。そして入場すると安定のフラスタコーナー。なんか合同フラスタも少しずつ増えつつある…?愛を感じて嬉しいです。そして今回もおえかきせんせえ合同フラスタうおりフラスタに参加させていただきました。

黒制服名取で参加させていただきました
皆思い思いの衣装で歴史の厚みを感じたり…
制服名取がジャストすぎてとても良かったです
うおおおおおおおおおおおおおお

合同イラストの自分語り入ります。
今回は今までに描いたことない衣装を描きたい!と思い、躍動感あふれる構図がよかったのもあり、「秘密の言葉」の黒制服名取にしよう!!となりました。そしてポーズにきららジャンプを据えたのですが、躍動感を出すって難しくないですか????髪と服を頑張ってはためかせてみたりなんかして。ちなみに髪の塗りは愛してやまないバニーカリン塗り(あるいはキララ塗り)をしてみましたがこれもムズイな???色選択まで含めてかなり迷いました。改めて集合してみると本当に皆さん上手すぎて…名取も頑張ってるので自分も頑張らないといけないですね… 次の機会に向けて精進していきます。

昼の部

 そして入場です。

何回イベントに来てもここの心地よい緊張はたまりませんね

ヘリウムとけつラジ、なすどとZONeの温度差がすごすぎる。でもDAIVの事は「だいぶ」…???などと思っていたらいろりが来ました。今日も良く働いてるな… やっぱりアナウンスに向いてますよね。ほんわりもちもちボイスを聞いてるだけで癒されるし、このタイミングで来てくれたらそれだけでスタンディングは大盛り上がりです。

黒に濃いピンク、良い色の組み合わせですよね

…そして、開幕です。

惑星ループ

 ええ。ええ。これを最初に持ってきますか。ええ。名取を追ってきたせんせえにとってこの曲が意味するのか知らない人はまあいないでしょう。言わずと知れた名取の音楽の原点です。曲選だけでももうテンション最高潮なのに、初めてライブ会場で聞くバンドの生演奏のあまりにも強すぎる迫力。そして叫びやすいフレーズ。普通リアイベって最初は照れが来がちなんですけど、開幕から全力でトゥットゥルルトゥルットゥトゥルしました。音程は外しているかなんて気にしてもいません。出せる限り大きな声を出しました、最高の気分です。動画のときは可愛さが強めな印象があったのですが、今の名取は艶というかきれいさに心地の良い重さがのったとても良い声になったような気がします。ほんとすげえよ…とはいえ後々聞いた話ではあの動画、メインは動画だったと聞いて、にもかかわらずあの上手さなのか…とも驚きました。そして嬉しいのが名取にとってもこの曲は原点かつ記念としてしっかり残ってるという…原点を原点に持ってくるのあまりにも"理解"りすぎてるんだよな…最初から爆アツです。

ファンタスティック・エボリューション

 ヤー!ワー!フゥー!だけど本人も言ってた通りさすがにヤー!は難しかったですね…その代わりワー!とフゥー!は本気で。なんといってもうぉーしんがろななーなーが本当に楽しいです。とにかく盛り上げることを意識して作ってくれたというのが伝わってくる良い曲です。曲調も含めてとてもライブ向きの良い曲です。やしきんさんに多大な感謝を、そして自由を。前々日枠で「ファンタスティック」って歌ってもいいんだから、みたいに言ってましたがむちゃくちゃ叫びました。むしろここは絶好の声出しポイントだと思います。全力でファンタスティっていきましょう。逆にふっふっふーとかは忘れちゃってたので次回の課題です。この曲に限らず新曲もうちょっと練習しておきたかったのは無念…それでも全力で楽しめるのがライブなんだよなぁ。

PINK,ALL,PINK!

 ばくたん御用達の声出し曲です。マジで1~3曲目全部曲調的にも思い的にもなんとしてもオタクたちを盛り上げてやるぞという意思を感じる組み合わせなんですよね。特に名取と声出しってめちゃくちゃ特別な意味を持つので、声出しするために作ってくれた曲に声出しできるというのは当たり前のようなことでいてとても喜ばしいことなのだと思わせてくれます。そして声出しできるようになるまでせんせえたちを牽引し続けてくれた名取の頑張りあってこそだと思います。そして歌をこっちに任せてくれるのめちゃくちゃライブ感があって大好きです。ここまで2曲も全力でしたがこの曲も本気で叫びます。もうアドレナリンが出すぎて限界を感じない体になりました。

だじゃれくりえぃしょん

 ある意味でこれ以上に名取らしい曲もないのではないかという曲ですよね。この曲想像以上に声出しポイントが多いのですが、よく聞くとだれかしらが叫んでいたあたりせんせえたちのレベルの高さを感じます。これ全部抑えられたらより楽しめそうです。でもうおおおおおするだけでも十分に楽しいぞ!3回目の「うおおぉぉ…?」が普通に「うおおおおおおお」だったのは面白かったです。テンション爆上がりなんだから困惑なんてできるわけないんだよなぁ…あとスタンディング席からは気づけなかったんですがめちゃくちゃ王がビーム出してたらしい。演出に全力出してくれるのほんとにすき。ぜひともアーカイブで見ましょうね。スクショみた限りだとむちゃくちゃ全体攻撃してました。そしてこの曲、(記憶が正しければ)名取から指定したダジャレが1つというエピソードを思い出すたびに味わい深くなります。せんせえにとっては感謝しかないのに積極的に感謝を伝えてくれる姿勢本当にすごいことだと思う…と書いておいて実は全然違うダジャレだったらそれはそれで面白い。

アニマルま~る

 もう今や実質さなちゃんねるの一部といってもいいくらい密接な関係となったなすどコラボの1曲。動物大好きな名取が動物園とコラボしてしまうのだからすごいよなぁの一言に尽きます。そして何やら噂では物販で宮地さん含めてなすどの方々に素晴らしい対応をしていただいたとの話をかなり観測しました。ウラヤマシイ。なすどは本当に飼育の仕方がかなり来園者に近くて動物にあまり興味のなかった自分でもとても楽しめたので皆さん一度は行ってみてほしいです。ちょうどコラボも延長されるようですので…というかもう一生コラボしてもらえませんでしょうか。あと少しそれますがランチボックスのビジュアルめちゃくちゃよくてグルメ部せんせえとしては一度は食べてみたいです。延長することを信じて。曲としてもやっぱり外せないのはパパパンパパパンパパパパパンですよね。いや、サイリウム振りながら手は叩けないが???やっぱ時代はカイリキーなんだよな。いぇ~いとふー!の忘れず頑張りました。そしてこの曲はサビのダンスも見どころですよね。小っちゃくても踊れた先生はすごいです。ダンス苦手なので。MVとしてもサビのダンスパートがIT'S SO CUTEですよね。個人的には前半のアニメ映像から後半のARになるときにイントロがかかる演出が激アツで好きです。それにしてもプラズマ団を上回る動物至上主義の名取がこれほどまでに動物ラブ…♡な曲を手掛けられることになったのがせんせえとしては嬉しい限りです。ありがとうなすどの皆さん、そしてやしきんさん。もちろん頑張り続けている名取も。

ごほうびときめきモード

 みなさんご存じ名取さなのもぐもぐごほうびごはん (a.k.a.もごご) のメインテーマ、ジャケットのうさちゃんせんせえ卵かけごはんがおしゃれで好きです。気づけばもごごもかなり続いてます。永久に続け。そしてミツキヨさん作曲、名取の好きなコンテンツを作ってる方が名取のコンテンツも作ってくださることに感謝しかありません。この曲実は今回あまりマークしていなかったので「声出しポイントどこだった…!?」と一人で焦ってました。「いただきます!」のところでしたね。なので2番叫びたい…いや歌詞一緒か…?なんて考えながら普段ゲームで足枷となる反射神経と超速理解をフル活用して「イめしあがれー!」って叫びました。ふう危ない危ない。この曲はいろいろな音が入ってる印象があるので、改めてバンドアレンジをしっかり聞きたいです。どうしてもライブは感情が先行するので…もっと高性能な思考回路とセンサーが欲しいです。

わたしたちのクエスト

 「透き通る世界観で贈る…」のフレーズの時点で理解する、いまや名取のメインフィールドの1つとさえ言えるゲーム「ブルーアーカイブ」。せんせえの中でもやってるせんせえな先生は多いんじゃないでしょうか。私もです。ブルーアーカイブの歌ってどれだ…?ってすごい頭回転させてましたが、名取がブルーアーカイブで推してる子というとやっぱりゲーム開発部は外せないんでした。才羽姉妹(郵便)でも見せつけてくれましたし。「ブルアカ」という情報からここまで一瞬で察することができたせんせえも割といそうです。この曲となるとサイリウムはやっぱりヘイローカラー…って思ってたんですけどアリス多くない???と思ったので1番はピンクと緑、2番は水色とオレンジで振ったりなんかして。こういう楽しみ方が出来るのも多色サイリウム、いいよね。歌としても4人のような可愛さがしっかりあってね…曲調もサビでガッと上げてくるタイプなので曲間からもしっかり盛り上げてくれる良い選曲ですほんと。そして案の定4人を歌い分けたりもしてくれていたようです。現地では聞き取り切れなかったのでこちらもアーカイブで楽しみましょう。少し余談かもしれませんが、途中名取がコマ送りになったっぽいのですが、曲選のおかげか演出だと思いましたよね。タイミングが読めすぎている。

ノーゲスト、イン、ザ、テアトロ。

 まさかのライブ初公開曲!?3曲も増やしてくれてたからさすがに本当の初公開曲が来るとは思ってませんでした。さすが魅せてくれます。タイトルを聞いて一瞬でテアトロをtheaterと理解できたのは我ながら頭が回っていたと思います。実際にはイタリア語のteatroから来てるらしいとのこと。直訳して観客のいない劇場…ふーんなるほどね。タイトルからなんとなく色々察し始めます。そして始まるメロディ。イントロだけで確信するこの感じ。ほのかに感じるゆびきりの香り。とりあえず背景に合わせて青いサイリウムをフリフリ。歌詞を文字で見られる配信勢が羨ましいです。そこもまた配信と現地の違いといったところでしょうか。それでも名取の持つ思い、感情を十分に感じ取ることが出来たのは歌のうまさでしょうか。名取が歌で思いを伝えられることに触れておりましたが、名取の表現力の高さがとても輝いていた曲だと思います。と思っていたところにサビなわけですよ。明るくなるメロディとともに背景も色鮮やかになる演出で情緒が狂います。そして名取もサビは一層に声を張ってくれていたと思います。いやほんと歌がうますぎるんだって…演出まで含めて完成されすぎてる。というと本人はまだまだ通過点といいそうですけれども。じっくり歌詞を味わいたい曲です。

オヒトリサマ

 名取こんなのもいけるんだ…シリーズ最新作。こんなのバンドでやって最高に決まってるじゃん。光源まで含めて演出も良い。とても。赤と黒のトランプツートーンは絶対かっこいいんだから。もうこんなの惚れるって。あと普段サイリウムは薄ピンクがベースであとは好みがまちまちみたいなことが多いですが、この曲だけは赤一色で統一されてたのはさすがです。わかりみが深い。そしてやっぱりこの曲はがなりがたまりません。サビで一層荒れた感じに歌ってくれるのとかほんとにそういうのだいすき。この曲は事前公開で聞いたときも痺れましたが生で聞くとより一層すごいです。個人的な話ですが、曲調の好みとしてもこういうテンポ速め、かっこいい感じの曲がド好みなので。その中でもやっぱり普段可愛い、キレイな感じの曲を歌ってる名取がバチバチにかっこいい曲を歌ってくれるというのが垂涎ものです。一つ心残りがあるとするなら声出しポイントを押さえられていなかったことですかね…BOOOOOとあーあ、次回はぜってえに忘れねえから…!!!

アンハッピーリフレイン

 最初数秒は何の曲かわからなかったですが、イントロ聞いた瞬間にテンションめちゃくちゃ上がりました。曲選が好みにぶっ刺さりすぎてる。というかたぶんせんせえの世代を理解ってる。気がします。オヒトリサマからのかっこいいシリーズを作ってくるとはさすがに予想ができてませんでした。それにしても名取の引き出しの広さにはいつも驚かされますね。…でもこの曲ぶっつけ本番で歌うにはすごいハードル高くないか…!?あっ完璧ですね。早口パートも高音もとてもきれいです。表現力云々の話はここまでも何度かしてますが、地力としての歌唱力もめちゃくちゃ高いですよね。その裏に多大な努力があることは想像に難くないですが。スタミナ的にもばくたんの最初の方はだいぶ疲れが見えましたが (それもまた面白いのですが) 今では3曲連続を連続でできるようになってる…すごいなぁ。ただ、数あるwowakaさんの曲からなぜこの曲を選んだんだろう、と思ってたんです。『「ワンマンライブ大成功!」』、これに気づいたせんせえは天才です。でも残弾はまだまだあるんです。なのでこのまま突っ走れます。

八月、某、月明かり

 かっこいいからのさわやか系…こういうのも行けちゃうんだもんな。なんて思ってましたが、改めて歌聞くと逆に (逆に?) 一生懸命歌っていることが伝わってくる分相性いいくらいなのかもしれないですね。こういうしっとり系からサビで情熱的になる曲は本当に名取の表現力が活かされてとても心動かされます。曲としてはヨルシカさんの曲らしいです。音楽の範囲激狭オタクでごめん…そしてやっぱこういう曲はバンド演奏が輝きますね…ただやっぱりこの曲で一番印象に残っているのはサビの「最低だ」「最低だ」のフレーズを連呼しているところですよね。特に名取の心情がこもって聞こえました。めちゃくちゃ訴えかけてくるような、そういう強さを感じます。ライブ中はまったく歌詞を知らない状態なので名取が普段口にする負の感情的な意味合いが込められてたりするのかな、なんて考えてました。歌詞全編で読むと不幸に対する現実や本人の感情に対する苛立ちなんかがこもっているのかなという印象…いや…読解力がね…ただ歌詞を読んでいて目に付くのは「君を形に残したかった 想い出になんてしてやるもんか」「別れなんて傲慢だ」とか。これをせんせえではなく名取が歌うことに何か意図を感じるような気もします。ここらへんはアルバム全体を通して知っていて初めて意味を汲み取れるところな気もしたり。

ソラの果てまで

 そしてまさかの本日2曲目のライブ初公開曲。ノーゲスト、イン、ザ、テアトロ。だけでも十分すごいのにマジでか…そしてまさかのまさかの作詞名取さな。全編作詞は2回目 (違ったら本当に土下座ものなんですが) 、すごいなぁ。本当にいつか作曲もやりそうです。作詞なんてそうそうできることじゃない (やろうとして何度挫折したことか) 。本当に多才だと思いますし、実際は努力で補ってるところもすごいのだと思います。「サナトリック・ウェーブ」にしようと思ったけどそうすると終わりになっちゃうから…なるほどなぁ。なんというかこういう平然と続けることを公言してくれることにファンとしては嬉しい限りです。過去のイベントとかを見ちゃうとね…「ソラの果てまで」、もともとライブ名を冠する予定だっただけに今回のキービジュアル「パラボラアンテナ」とも掛けてる (らしいです) のもセンスが良いですよね。実際始まる前はどんな曲調でくるのか期待とほんのちょっぴりの不安 (杞憂な意味で) でいっぱいだったので碌に思考はできていませんでしたが。始まる演奏。ああ~~~~~~~~こういう少し切なさ?しんみりとした感じ?がありつつも全体としてはさわやかな明るい感じ本当にすごいです。歌詞については後ほどたくさん触れたいと思いますが、「折り紙で作った王冠見て笑って」とかはイベントをする前のさなちゃんねるなのかなぁ…なんて思ったりして表現の良さを味わっていました。あとはBメロのあたりは今までの名取とか重ねていたりなのかな、と思っているところで上がるかとみせかけてサビ前 (ここがBメロ?あるいはCメロ?) で一回落ち着けさせるんだもんな…ここほんと良い構成してると思います。ここすきポイント。そこからサビで熱くなるのもうたまりません。色々な感情を抱えながら前に向く感じが伝わってくるの本当に名取だなぁって感じがするんですよね。思いを込めてまくしたてるところもそこからしっとりするところも曲調のままにせんせえの情緒を動かしてきます。ほんとすごいよ…そしてラスサビの盛り上げ、演出も相まって本当にアツいし高音にハリがあってめちゃくちゃキレイなの今までの名取からさらに進化している感じがあります。どこまで強くなるんだこの人は。

パラレルサーチライト

 ここから撮影開始ゾーン。撮影してペンラ振って…できるわけないだろ!!!ここに拍手があったらさすがに腕を生やすしかなかったです。というわけでこちらは「きゅうくらりん」のいよわさんが手掛けてくださった曲です。変拍子と変リズム気味な演奏、かなりの音域を誇るメロディラインが見事にフュージョンして、一度やみつきになると抜け出せない曲だと思ってます。自分はチュウニズムコラボのときに何度もプレイして沼に沈められました。一回やってみ?中毒性すげえから。一回MASTERやってみ?難易度すげえから。できなさすぎて手がカンフーのものまねみたいになるので。そしてこの曲、間違いなくライブという意味でも難易度高いと思ってます。音域、肺活量、リズム、アップダウン…どれも強そう。そしてせんせえとしても未だにどう振ったらいいんだって思ってます。さらによくよく考えてみたら今回は生演奏なのでバンドの方々もめちゃくちゃ難しいのでは?ということに気づきました。やはりさすがですね。名取とバンドは見事の音楽を聞かせてくれました。せんせえは…とりあえず自分の思った拍で振っときました。これが一つの解と信じて。この曲を歌う名取は、なんというか今後の希望に満ち溢れてる感じがしてすごい応援する意で追いかけたくなる、そんな衝動にかられます。「無限大ってことですか!?」のところの聞き方 (歌い方?) とかライブだとより一層ライブ感が出て好きなんですよねぇ。ここは言われるたび「そうだぞ!!」ってなります。名取としてもいろいろな名取を見せていきたい (と解釈してます) 、せんせえとしても見たいし、見せることができるように力を貸したいという思いがあって、それを初ライブの終盤という場で持ってくるところが大好きです。

足跡

 そして気づけば最終曲です。事前公開曲最後の曲、名取がライブ終わりの帰り道にこの曲を聴きながら帰ってほしい、なんていってたはずですが、すさまじいさわやかさですよね。それでいて帰り道のどことなくもの寂しい、哀愁を見せながら次の道への希望もあるような、まさに足跡という曲。これがまたバンド演奏でさらに映えるんだから…最強か?サビの明るさで届けられる「ただ真っすぐに帰りたくない」、名取のイベント後のせんせえなんだよな…とはいいつつも曲の雰囲気が終わりに近づくにつれライブの終わりを実感し始めます。それでも今はただ名取の歌を全力で聞いて全力でノる。今の幸せを最大限を享受することが大事だと思ったので。色々な情緒を抱かせると同時にさわやかさで前を向かせてくれるとても良い曲です。…ところで、前々日配信でジャンプポイントを我々は聞いていたわけですが。名取も後々言ってましたが少なかったですね~wそれでも飛んだせんせえは本当に称えなければならない。いや、正直練習不足あいまって自信なかったのが敗因かなとは思うのですが、そんなの気にせず飛ぶべきでした。ただ声は出したので!特にラスサビは!次回は誰よりも高く飛ぶことを課題とさせていただきます。余談ですが幕間の名取に言われたときはめっちゃジャンプしました。遅いんだよな。そしてなんとこの曲まで撮影可能…EDという山場を持ち帰らせてくれるなんて最高のお土産だよほんと…

告知とか

 というわけでやすやすと終わらせるわけないんだよなあ!?なアンコールパートです。アンコール毎度速すぎて笑っちゃう。バンドの方とか笑ってませんでした?超余談ですが結構アンコールのキーが高くて長めだったので実は一番喉に応えたのはここだったり。アコギコールもここで生まれました。まあでも実際名取がゲーム外で阿漕な商売してると感じたことはないんですけど。そしてなんといってもライブT衣装名取。デザインが良すぎるんだが…はー(くそでかため息) 最高とさせていただきます。シャツを腰で結ぶ文化祭でやったりするやつ可愛いポイントめちゃくちゃ高いですよね。青春って感じがします。そして肩のアレンジもよい。というかそもそも黒のせんせえたちに対して白という選択がね。個人的にはバンドボーカルは黒より白の方が似合う気がするのは気のせいでしょうか。おそらく過去の思い出の影響だと思います。なんて思いながら告知タイム、エビデンス確保のため順番違うかもです。なすど延長、あったけぇ…今回物販にまで来ていただいたり、動物園でも神対応していただいたり、配信なんかでもとても面白いコンテンツを届けていたり本当にありがとうございます。前回は冬期間に行ったのでぜひ夏期間に行きたいです。気づけば本当に一年近くコラボしていただいていて本当に感謝しかありません。名取がめっちゃ関係者に感謝するって言ってましたけどこんなのするしかないだろ…!そしてプレミアムイベント。いや (誕生日の翌日やないかい!) なんて勝手に思いました。あとバーベキュー広場と聞いて烏龍茶と立体迷路がチラついたことをここにご報告します。しかもバスツアーなので。同志せんせえが割といて安心しました。とはいえまだまだイベント内容も謎に包まれているので楽しみにしましょう。最後に今回初公開曲の公開決定。もう本当にミュージシャンじゃん…特に今回初公開の曲はどちらもバンドアレンジということで原曲が聞けるのもおいしいですよね。ノーゲスト、イン、ザ、テアトロ。は特に雰囲気が変わりそうです。

モンダイナイトリッパー!

 (変換して気づいたがこれ問題ないと立派だったのか…?) というわけで幕間も明けまして最後のパートです。「*ハロー、プラネット。」でおなじみsasakure.UKさん作曲のこれまたおなじみミツキヨさんRemixという豪華すぎる構成でお届けするモンダイナイトリッパー!です。個人的に私の周りの人は名取さなというコンテンツにそれほど触れてない人もこの曲は知っている、という方が多く、少し違う思いもあったり。もともと疾走感のあるBGMとBメロだったりCメロだったりで違う曲調を見せてくれて楽しい曲ですが、Remixではより疾走感やさわやかさが前に押し出されてるかなという印象です (あと1サビ後のダッダダダダンすき) 。これをライブで流したらどうなるか…せんせえみんなノリノリですよもう。一回落ち着いたところに配置してくるあたり狙ってますねこれは。そしてこの曲といえば全力「316」(※ライブイベントのせいでその印象がありますが諸説あります) 、「超オールオッケー」とかとか悔いの残らないようとにかく叫べるところ全部叫んどきました。

いっかい書いてさようなら

 正真正銘昼の部最終曲。どの曲で来るのか、という期待に対して納得の回答。イントロだけで今年のばくたんを思い出します。表の最終曲として足跡を、裏の最終曲としてこの曲を持ってくるの本当にせんせえにかますぞという意思を感じるセトリで名取らしくて好きです。この曲が最終曲としての適性がすごいのってサビの大団円感がとても良いんですよね (ばくたんのストーリーの印象もあるのでしょうが) 。そして👏 👏 👏 👏 👏の合いの手も相まって聞いててとても楽しくなります。サビはほんとに楽しくて縦に跳ねる。名取の歌も楽しませてくれようとするのが伝わってきて、これで終わりとは思えない楽しさでした。そして銀テ。タイミングが完璧すぎる。 (びっくりしてキャッチできなかったのは内緒です。) スモークとか火花もそうですけど、ライブで鉄板の演出をたくさん取り入れてくれていて、せんせえたちにライブというもの、ライブの楽しさを知ってもらいたい、というのも強くあったんだろうなぁと思います。Vの宴しかり、なすどしかり、せんせえたちに新しい世界を見せようとする姿勢本当にすごいんだ…歌詞もそうですしね。せんせえとしても名取にいろいろな景色を、世界を見せていきたいです。そして、私は今回のライブそんな風に感じたわけですが、名取の伝えたい思いとして正しく受け取れていたら良いなあと。普段放送で殴り合う反面、こういうときに伝えたい想いはすごい慎重に考えてくれているだろうし、だからこそこちらも逆張りとか穿ったりせず伝えたいことをそのまま受け取りたいので。この曲はそういう風に感じてます。そして長いようでとてもとても短く感じたライブもこの曲とともに終わりを迎えます。ばくたんもそうだったんですが、この曲はスッと終わることによって終わっちゃう寂しさ、悲しさ以上に楽しさ、満足感を残して終わりました。すごい曲だなぁと…

昼の部終わり

 というわけで曲順にあとあと歌詞を見返したりしながら昼の部について書いてきました。改めて自分のFoooooが声カッスカスで裏返りまくったりしてててすみませんでした🙏あとは終わった後銀テをみんなで分け合ったりするせんせえ独特の協力意識が見られてよかったです。残った銀テを回収したせんせえ方がもらえなかったせんせえ向けに配ろうとしてたりするのすごい。悪いことは言わないのでもらえなかったせんせえはもらっておくことをおすすめします、メッセージがとてもよかったので。あ、でも馴れ合いはNGで。読んで確かに何がどうなろうと1st Liveは一回きりなんだよな…って実感しちゃったし、名取が楽しめることを祈ってたので名取が最高、と言ってくれてることがとても喜ばしかったです。なんて思いに浸ったりもしたかったのですが、2時間半後くらいに夜の部があります。言語化できない満ち溢れた感じを抱えたまま急いで移動。正直今回夜の部も現地取っておくべきだったと後悔の念もあったことをここに綴っておきます。ただその代わり自分の代わりの誰かが名取さなというコンテンツをより楽しんでくれたのであればヨシの精神で。

夜の部

 電気消してペンライト持って準備万端…いろり登場うおおおおおおおお!!やっぱいろりのペンライトはオレンジなんですね。昼の部ではピンク一色だったのであわせちゃいましたけど。そして「はああああああい!!!」。返事とからあげはでかい方がいい。幼稚園と言われてましたけどテンションは上がるから仕方ない。テンションとでかいからあげはあげた方がお得。そしてトレンド1位は𝓥𝓔𝓡𝓨 𝓥𝓔𝓡𝓨 𝓜𝓔𝓓𝓔𝓣𝓐𝓘…世界トレンド3位まで上り詰めたらしいです。でも例の事件は消えないんだよなぁ。さらに噛んじゃういろり。今までに噛んだことありましたっけ?意外性があって2回ともとてもとてもかわいい。

ファンタスティック・エボリューション

 ヤー!…初っ端!?さすがに無理だろ!って思って聞き返してみたら普通に合わせてる人いてびっくりしました。せんせえレベル高いです。イントロで反応できるよう次は練習していきます。でもこの曲が最初ということは…最初の曲から昼の部とセトリ違うのか…!?まさか1曲目からとは思わなくてびっくりしました。そしてイントロ、絶対声出し楽しいだろうなぁ…って思って眺めてました。

『これぞライブ』

昼やってもまだまだ騒ぎたくなる、声出し曲として優秀すぎるんだよな…ぜひともまたライブでもクラブハウスでも声出ししたいですね。さらに歌詞ですよ。ライブの始まりの曲が、読んでみると名取の始まりの曲でもある…正確にはここから続いていくからこその相対的なスタート、向上心のかたまり…!サビの歌詞、「いつかはファンタスティック」「この手でもっと 変幻自在」「積み重なってった 想いたちが作り上げたパワー」とかは名取が歌い方に関して曲ごとでだいぶ変えていたりという話をしていたあたり歌についてなのかなとか思ったりしてます。「その奇跡に会いに いざ進むんだ」、力強いなぁ。せんせえも全力でついていきます。「やっと山頂」「修行パート」これ今回のライブでは…?それに対して「どこまで続くみたい」なんだもんなぁ。ずっとついていくぞ。「今までと同じじゃ足りない」「新しくあれ」、今回も素晴らしい新しい景色を見せてもらってます。そして1番の「できるかな できないよ」に対する「なれるかな なるでしょう」。今回1st Liveまで辿り着いたのならどこまででもいける、そんな確信があります。最後の声出しはちゃめちゃにライブ感あってすき。全力でせんせえたちを盛り上げてくれるんだから応えなきゃいけないんだよなぁ!?振り返りで「笑えー!は違うでしょ」なんて言ってましたが、あの会場にいたせんせえは一人残らず笑顔だったのであってますよ。いや、既に笑ってるから逆に違うのか…?

惑星ループ

 やっぱり最初のパートといえば、夜の部でもやってくれました惑星ループ。イントロで歓声上がるのも当たり前。

この盛り上がりも納得のセトリ

せんせえたちが作り上げるピンクのじゅうたん、ピンクのライト、名取が織りなす一面ピンクの空間は何度見ても美しいものです。今思うとこの曲の歌詞は「あなたが居なくても」「そこに大体愛が在るだけ」ってバーチャルな空間には今までせんせえは居なくて、愛でバーチャルと現実を超えて繋がってたって言えるんだよなぁ…今回のライブの実在性はもう名取とせんせえが同じ空間に居たと思ってます。「触れられないのに見えてしまって」とかよくよく考えると初めて惑星ループを選んだのはこういう歌詞だったからなのかと思います。本人は「動画を作ってみたかった」と言ってましたが。でも今日はせんせえたちの心は名取が鳴っています。大音量で。それにしてもこの曲はもともと穏やかめ、きれいめの曲だと思ってますが、バンドだと「あなた」を想う情熱みたいな部分が強調されてまた違った色を魅せますね。これがまたライブの魅力かぁ。最後の高音シャウトめちゃめちゃきれいかつ思いが迸る感じがして声上がったのも本当に納得です。歌が上手すぎる。

ライアーダンサー

 まあね?セトリちょっと違うって言ってたし。曲順が変わることもあるでしょう…やってないカバー曲じゃねえか!!!!うおおおおおおおおおおおおお!!!このセトリ考えたのは相当前だったそうですが、最近 (といっても少し前ですが) ブルアカMADとかでよく聞いてたので𝙎𝙐𝙋𝙀𝙍 𝙃𝙊𝙏な曲でした。これはスタンディングで振りたかった…!!!まあこういう巡りあわせもまた驚きとして心に残るものですね。そしてこの曲…まーじで歌い方がかっこよすぎる…気だるげそうなトゲのある歌い方。原曲理解度満点差し上げます。オヒトリサマとはまた違うかっこよさを見せてくれる。今日だけでいくつの新しい面を見せてくれるのでしょうか。さらにサイリウムがピンクと赤なんです。原曲PVも紫背景に赤文字なんで色味がちょうど良い、狙ってやったせんせえ方いたらぜひとも握手したいです。

スポットライトもペンライトも良い色合い

そしてサビの「ライアー(ライアー)」、絶対楽しいやつ。気になったのはせんせえのコーレス、1回目よりも2回目の方がでかくなってる。「この曲知ってる人少なかったらどうしよう」みたいな懸念があったようですが、周りに合わせて声を出したせんせえ方が多かったということだと思います。これぞ、ライブ。そして知らない人すら巻き込んでいく名取の歌の魅力です。

これがやりたかったんだろ!?

間奏のギターソロもかっこよすぎる…ここまでの曲でも何度かあったんですが、ギターソロにしろドラムソロにしろ詳しいことはよくわかりませんがとにかくかっこいいですよね。からの間奏からのラスサビ。徐々に白から赤、混色とライトでもアゲていってからの転調。転調が嫌いなオタクがいるでしょうか。いやいない。最高潮に達してからのコーレス。今まで意識しなかったけどライブ適正すごいなこの曲。名取がこの曲選んだのも非常に納得です。でも『ライアー』ダンサーという部分にはちょっと何かしら含みがあるんじゃないかと勘繰ってしまいます。
これは本当に余談ですが、本家MVみたいに踊りまくったり寝転がる名取も見てみたいと思ったり。

私論理

 花譜ちゃんの曲らしいです。ということはつまりまたもやセトリと違う曲…!『ちょっと』違う…ちょっとってなんだっけ。先ほどのアツい曲と打って変わって落ち着きと綺麗さがまた心地良い。A,Bメロは結構早口にもかかわらず聞き取りやすい艶のある歌い方、さすがです。「君とだけは交わらない👇」は言われてみればたしかにちょっと面白い。「なんで一人で踊らきゃなんないの?」の部分自然すぎる…こういうセリフ系の歌詞って目安となるメロディがないから難しい気がします。逆に名取はそっちの方が得意だったりしそうだという気もしますが。せんせえ全力の「1.2.3」、聞いた感じ3人くらいな気がしますがこれだけ聞こえるのめちゃくちゃすごくないですか。周りに合わせるのではなく周りを引っ張っていくような声出し、憧れます。サビの芯のあるけど寂しさ?儚さ?もある歌い方すごい…韻を踏んだ歌詞とあわせて流れるように耳に入ってきます。2番はさすがの表現力、本領発揮と言わんばかりでとても可愛い。サビとのギャップに驚かされます。さらに歌だけじゃない、サビのいいところで差し込んでくるARカメラのドアップ。これはさすがに可愛いがすぎる。

ARカメラ開発本当にお疲れ様です。

夜を待つよ

 また昼にはないカバー…さすがに想像だにしてませんでした。正直オリ曲で歌ってないところを出す感じくらいを想像してたので驚愕です。こちらは星街すいせいさんとTAKU INOUEさんの曲だそうで。さっきよりもさらに落ち着いた雰囲気の曲で会場の雰囲気もどことなく大人な感じに染めてくれます。

青も似合うんだよな

少し控えめなドラムと1音1音が強めなギターがより良い雰囲気に。こういうのはまだわかりやすい方だと思いますが、本当に曲ごとに何から何までこだわって作られてるんだろうなぁと思います。それを聞き比べられる耳が欲しいと思うばかりです。そこに名取のさっきよりもややかっこよさを足したような歌い方です。声出しメインの曲とは一転して歌に聞き惚れるような選曲もまた良いものです。と思っていたらラスサビで情熱を増して盛り上げて来る。強すぎず弱すぎず。グラデーションのように会場の雰囲気を変えていく曲選、歌い方、どちらもかなり悩み抜いたのではないかと思います。

オドループ

 「夜を待つよ」からさらに盛り上がる曲へシフトチェンジ。「カバー曲は好きな曲というだけではなくかなり厳選した」というのがよく伝わってきます。逆に言えば今回候補にあった曲はそれはもう多かったのではないかと。名取は好きなコンテンツがかなり広いイメージがあるのですが、音楽の引き出しもとても大きそうです。もはや当然のように初披露カバー曲。わかってましたよ。ええ。この曲の特徴といえばやはり、思わず踊りたくなるような盛り上がるメロディに対して坦々とした歌い方。これは原曲に寄せたな…!?とわかる歌い方が嬉しいですね。とノッていたらサビでまさかのうさちゃんせんせえバックダンサーズによるオドループダンス…!𝓿𝓮𝓻𝔂 𝓿𝓮𝓻𝔂 𝓬𝓾𝓽𝓮…やっぱりオドループと言えばこのダンスだもんね。歌う名取もせんせえもずっとノリノリな楽しい空間。逆にCメロは色を出してくる歌い方で、マイナー風味 (音楽的にあってるかは自信ありませんが) のメロディとあわせて聞かせてくる…からのアツアツギターソロ。そして皆さん、ここから4カメにしてください。キレッキレのレーザーと演奏が最高に噛み合ってほんっとうにキレイ。シーンごとに違う視点で見られるマルチアングルの魅力です。スクショでお届けしたいのですが切り取ると伝わらないのがもどかしい…ぜひその目で…アツい演出のまま迎えるラスサビ。見て楽しい、聞いて楽しい、踊って楽しい。最高ですね。

ビカビカレーザーはいいぞ。

…「浮かすな――!!」ってやっぱりそういう選曲理由もあるの…?

弱酸性ラジオブレイク

 ここからの2曲は動画撮影OK。終わってみればこんなにわかりやすい布石もなかったよなって…わかりやすいタイトルコールから始まる滑舌曲。ライブでも持ち前の聞き取りやすさは絶好調です。そしてこの曲といえば…?

本気(マジ)の演出
最高のドヤ顔

やっぱりここは外せない、クラブハウスでも大盛り上がりの「どく」コール。ライブでもやっぱり大合唱です。そしてどくパートでさらに舌が回る回る。お便りパートの歌い方…喋り方のレベルの高さといい名取のメインステージといっても過言ではないです。そこからサビの楽し気なメロディに移っていく、この緩急さがたまりません。でもサビの「弱酸性」は最近は中性になりつつあるらしい。いや、そもそもアルカリ性も毒だからpHとどくすり割合は関係ないのかもしれませんが。「ふっふー」も「ふっふっふー」もみんな楽しそうで、ここまでの曲とはまた違う雰囲気…ばくたんに近いというか…?からの2番…

くすり(どく)

「な・と・り だー!」も絶対楽しいやつ!『名取"お祭り"さなさん』…?ライブアレンジ…!?夏祭りはZONeの抽選で当選するということもあって初めて見る人も多かったようですから、結構困惑してた人がいて面白かったですね!「こうなったら会場の人に踊ってもらうしかない!」ん???

ドンドンドン…ドドンドドン

嘘…だろ…?今まで聞いていた弱酸性ラジオブレイクは…?

おしりぷり音頭

会場は「えええええ!?!?!?」

 やってくれました。誰がこの曲構成を想像したでしょうか。コメントも自分も困惑と大爆笑でした。配信だとまた距離感が違うからこそのリアクションだと思いますが、これ会場にいた人は何を思ったのか。大変気になります。いやぁそれにしてもこれはさすがにエンターテイナーの鑑がすぎる。そりゃここを撮影パートに持ってくるのも頷けます。しかも前口上が着実に上手くなってきてるし。「全部が臀部に染まる様」、これからも使っていきたい。そして今回は和太鼓まで生演奏。そんなライブある???スタンディング左側のせんせえに至っては太鼓で名取が隠れるんだから『このライブは何?』ってなるの人生で経験できることはそうないでしょう。そして前々日配信で言っていた「場所によっては名取を見られるわけではない」ってのはこういうことだったのかぁ…わかるわけないだろ!!!!!!

この光景が見たかっ…想像できるか!!!

歌い方も前よりこぶしが効くようになってきてる気がしたり、少し鼻にかけるような歌い方になってたり、より演歌に近づいてきてませんか…?ダメ押しの打ち上げ花火。いや、たしかにここはまさに花火の使いどころだけどさあww こういうネタに全力投入してくるスタイルほんっっっとに好きです。

ばくたんではさすがにできない演出の使いどころ

いやぁ、さすがに笑わせてもらいました。笑いにも余念がない…

ラジオぷり音頭

太鼓が耳にお邪魔する…と思いきや意外に馴染んでます

いや戻るんかい!!!しかも和太鼓アレンジ入ってる!!いやあすごいことを考えますねほんと。心なしか会場の「ふっふっふー」も遅れ気味な気がします、声出せてるのがすごいのですが。「緩急ぬるり自在トーク」…自在が過ぎるだろ…!そしてよく聞くと「よいよいよいよい」「はー!」「ぷり」「ぷりぷりぷりぷり」、めちゃくちゃ汚染されてる。さらにこの音源は今回再録したとのことで、本当に大人の全力の悪ふざけって最高ですね。和太鼓を演奏してくださったドラマーの樋口さんは今回和太鼓初挑戦ということで、よく引き受けてくださいました。いやあありがたいですね…

今回のためだけに一点もののアヘエビ法被
実はオドループ後の暗転のときにはもういなくなってました

よく考えたら「いけますか?」って自問自答してるのは不自然だったなぁ…あれは樋口さんの準備時間だったのか…「おねが~い(くっつけたいから)和太鼓やって~」「あっほんとにぃw」で実現するの本当にすごい話です。実際パーカッションというだけで急にやれと言われてできるものじゃないでしょうねぇ。叩けるけど和太鼓としてうまく叩けるわけではない…みたいな話だと思います。たぶん。それにしてもまさか冒頭のけつラジまで伏線だったとはね~…これでこのセトリを読めたせんせえがいたら名誉さなちゃんねる国民になれる気がします。ライブでまでこんなサプライズ喰らうとは思ってなかったし最高に笑わせてもらいました。ちなみに『弱酸性おしりブレイク』派も曲順にあってて好きです。某ケツの肉がとれる夢がチラつきますが。あとライブ後配信で(たぶんおしりぷり音頭前のどくパートで)噛んだって話をしてましたけど何回聞いてもまったくわかりません。

ノーゲスト、イン、ザ、テアトロ。

 いやあれだけ盛大なネタをぶつけた後にこの曲をぶつけます…?というわけで惑星ループ以来の昼公演曲にして、本日初披露のオリ曲です。いやあこれ絶対わざとここに持ってきただろうなぁと。だってこういう寒暖差が一番キくんだから。これ昼見ずに夜会場に来た人はどう思ったのでしょう。ちょっとノイズ交じりの入りが本当に切なげです。さて、名取はこの曲をマイナスの感情を歌った曲と言っていました。それを踏まえて歌詞をちゃんと見てたわけですが、たぶん今まで考えていたもの、というよりかは現在も抱えるような感情なのかなぁと。たまに襲われるマイナスの感情とそれに対して愛というものとともに向き合う、そういう歌だと思います。1番Aメロ、2番Aメロの二進も三進もいかない日常やふと感じる寂しさに対するサビの「ただ悔しくて、寂しくて、もどかしい日々を味わうよ。」だったり「この苦しみも、悲しみも、虚しさも、かけがえはないから。」が良いなぁって思います。悪いものとして否定するのじゃなくそれも一つの感情として受け入れるというか。そしてそうやって受け止めることができるのもサビで語られる「愛」によるものなのかなと。「あの嬉しさも、楽しさも、幸せも」「世界にひとつの存在」「ただ温もりと、まどろみと、優しさ」「大事な宝物」あたりは愛を指してると解釈するのが個人的には一番落ち着きました。その上で「届かない感情」というのは愛に対するどれだけ伝えても伝えきれない感謝、と思ってます。せんせえとしては「諦めようかな」は諦めるというより「愛に身を委ねてくれた」と前向きな意味で捉えてます。せんせえとしては過剰とさえいえるほどに返してくれていると思ってますので。たぶん「あの憎しみと、強がり」はいわゆるさなちゃんねるのバトルを指してると思うのが自然ですかね。

マイナスの感情と向き合う強さ
からの前を向ける強さ

名取自身も言っていましたが、こういった感情は誰にでもあるもので、だからこそ暗めの部分の歌詞は非常に共感してます。それに対してCメロに入るときのハイトーン、明るくなり色を帯びる演出と演奏がこちらまで前を向かせてくれるような勇気をくれます。「ゆびきりをつたえて」以来見せてくれる等身大の名取はまた、他の曲とは違った形で心に刻みこんできますね。

ここの歌詞が本当に本当に好き

いくらでも、あげられるだけあげたい。

アマカミサマ

 ここでさらにおしゃれ曲を重ねていく、ノーゲスト、イン、ザ、テアトロ。の最後で前向きになった心を良い感じに包んでくれます。ライブアレンジでドラムが強めに入ってよりノれるようになってる…からのBメロの落ち着き、曲の流れがより際立ってます。初公開あたりから言っていましたがさわやかな曲調とさなちゃんねるの雰囲気を如実に表した歌詞のギャップが良いですよね。改めて歌詞を見ててアマカミサマって甘噛み+神様ですね…?「かみつきたい」ですし。「兄弟げんか」だったり、傷つけてるように見えて実はじゃれてるだけ、みたいな表現が実にさなちゃんねるな気がします。そしてCメロからのラスサビの徐々に上がっていく盛り上がりが本当に良い。さなちゃんねるの空気感は「絶妙なさじ加減」で、間違いなく名取にもせんせえにとっても「らしくある」場所なわけで、明日も生きていける元気をもらえることにこちらこそ改めて感謝を。

この顔で「アリガトなんです」はさすがに会心の一撃

着々と魑魅魍魎も増えつつある気がしますが。

パラレルサーチライト

 からのさらに明るい曲で盛り上げ!!!この曲、今回のライブの曲と言われても何の違和感も抱かないくらいあまりにも合いすぎてます。「可能性が本当になる」、なってる!!!!もともと音楽はそれほど考えてなかった名取にとって、「180度違う世界を見ているのは 私が無限大」ってことです。2サビ手前のピアノの美しい旋律からのドラムで一瞬でぶち上げてくるところ、何回聞いても楽しいですよね。「100万通り」の名取、見たすぎる…それを名取も楽しみにしていて、だからこそ頑張ることができるんだろうなぁと。からのギターソロ、速弾きにチョーキング、ライブならではのパフォーマンスが最高です。

小島よしお(さん)と言われていたのが懐かしいですね

最後はしっとりした感じで締めてくれるのが『理解』ってる、この後を。力強いドラムの入ったラスサビが盛り上がらないわけがない。ラスサビは1カメで見ると特にバンドの皆さんもノリノリで演奏されているのがわかって、本当に楽しいです。上がったと思ったらもう一段階アガってさらに火花だもの。一体となって作り上げるこの感じ、ただ幸せです。

やっぱりパラレルサーチライトはキラキラしてるのが似合う

これからも名取は色々苦労しながらも頑張ってくれて、「楽しいの先陣を切って」「駆け足で」、でもせんせえの「手を取って」前へ進んでくれる。だからこそ360度の愛で応えていきます。そして最後の「行く先は晴れたまま」。これほどこの曲にふさわしい締め方もないです。

面影ワープ

 からの聞いたことがないイントロ…あれでも少し聞いたことがあるような気もする…ということで初披露のカバー曲です。ふと字面を見て思うのは惑星ループと近い気がするのは偶然でしょうか。こちらは「花咲くいろは」のOP曲とのことで、アニメの方も気になります。アマプラであるらしいので見たい。曲調としてはパラレルサーチライトの疾走感をそのままに駆け抜けていくような選曲。でもさっきより少し哀愁のある、過ぎ去った夏を思い出した時のもの悲しさ。それが力強くも本当に少しだけか細い歌い方で伝わってくる。歌がうますぎる…こういうさわやかだけど少し切ない感じの曲は本当に大好物なので刺さります。

「気が付けば僕は手を伸ばしている」

これまでの力強さに対して、Cメロの少し揺れる歌い方が心にキます。声の強さの表現力が増したことで、より繊細な方の歌い方も魅力的に感じますよね。逆に声を張ったときもしっかり高音が綺麗なのも含めて、両立させているのはすごい。

オヒトリサマ

ジャァァァァァァン!!!!

 こんなカッコいいつなぎ方あるか…!?ギターの一音から一気にオヒトリサマ突入です。後ろ向きで始まる構図も含めてカッコよさを増し増しです。言わずと知れたさなちゃんねるの不文律、「馴れ合い禁止」。色々な世情のため生まれたこの『決まり事』ですが、まさかこういった形で会えるとは思いませんでした。最初このタイトルを聞いたとき、馴れ合いを戒める意味合いを持たせてくるのかと思ってました。それだけじゃない。同じ名取を好きな視聴者同士で交流する、それはもちろん楽しいことだろうけども楽しいだけじゃない。悪意がなくても不協和を起こすことだってある。「馴れ合ったその先の 三角形が物語る未来」という暗喩的かつ端的に表した表現がとても好きです。不協和を起こすのは違う人なのだからそもそも完全に分かり合えるものではないから。だからそもそも馴れ合わずに、孤独を讃える。強い人になるために、凛として、素の色を大事にする。というメッセージとして受け取ってます。表現がどれもカッコよくて (中二心をくすぐって) 良いです。そしてすごいのは実際に『なれあい禁止』が所々のせんせえの治安の良さやトラブルの少なさに貢献しているだろうということです。これを考え出すに至ったネットでの感覚も、これを実現させるに至った惹きつける本人の魅力も含めて本当に尊敬です。そして最後の「黎明の世界のままで」の吐き捨てるような、良い意味で荒削りな感じのがなりがカッコいい。いつもの綺麗さとのギャップですよ。ええ。

オタクはオヒトリサマのブラッディカラーが大好き

ちなみに注意事項配信でライブで迷惑かけたら合唱🙏、とありましたが実は「知りません 知りません 合掌」の伏線だったりしますか?

ソラの果てまで

 夜の部も気づけばついにラスト。作詞名取さな、という重みを味わいましょう。「朝焼けの空に託した電波を」から始まるサナトリック・"ウェーブ"の曲。喜んで、楽しんでもらえたらいいなと思いながら、近いようでいて遠い、バーチャルの世界から、あるいはもっと思いもよらないような世界の果てまで届けようとする。願いであり、届けるぞという覚悟に似た力強さを感じます。「同じ空を見てるだけのあの人たち」は以前の名取からみた肉人間かなと。2番を加味すると、たぶん。何気なくも温かさに満ちた日常の中にふと感じる「雨」の陰鬱な気持ち。バーチャルな世界に「おさまっている」名取にとって「同じ空」はとても遠く、諦めるしかないのかもしれません。でも諦めたくない、暗い現実の先にある夢のような景色を目指してとにかく駆ける。「ぬかるんだ道すら スキップで行けたら」というところに強い希望を感じます。「同じ空を見てるだけの」、ここはさなちゃんねるという空間を通じてせんせえたちと同じ空を見るようになった、なのかな?そして情景を込めた四季で語られる日々。ここの駆け抜ける歌詞とリズム感、音程、すき。「喧『そう お』ち葉踏む」は秀逸です。そういった日々を過ごすうちに募っていく迷い、羨み、そして過去。それらを全て切り捨てずに信じて自分の力で伝える。サナトリック・"ウェーブ"という電波を発信する場を組み立てて。「この手で届けたい」「このまま眠らせたくないから」という強い思いが最大の熱量をこめた歌声から伝わってきます。そしてこの曲にはアニメの最終回のようにあえてライブの名前を冠しなかったのは、このライブを一度きりにしないという決意。これからもずっと「ソラの果てまで続いてく」活動なのだと。走り続けるのは簡単なことじゃなく、経験していく中で色々な変化があるだろうと思います。それでも少しずつ成長していくという思いを「芽生えていく」という希望に満ちた句で表現したのかなと。

ここのペンライトで『芽生え』を表現する発想、脱帽です

これだけの思いを情景に溢れた歌詞で表現しているのは作詞2回目とは思えません。今後もさらなる進化を見せてくれるだろうという期待を抱え、これからもせんせえとして応援し続けます。

さなのおうた。

 「ここでバンドメンバーを紹介するぜ!」は人生で一度はやってみたいことランキング上位です。各々のアチアチのソロパートが最高に輝いてるぜ…!そして「ボーカル: 名取さな」が届けるもう一つの原点、「さなのおうた。」。昔の名取もせんせえもまさか生バンド演奏とライブホールでこの曲が鳴ることが予想できたでしょうか。ばくさんはとてもつらく、悲しい思い出です。ですが、思えばあのときのショックは一つの大きな転換点だったのかもしれません。あそこで悔しさをバネに頑張り続けたからこそ今の名取がある。そういった感情を引き起こしてくれるこの曲はやはり初ライブでは外せないでしょう。

原点のPVという最高の演出により実現するダブル名取

「今日のEX THEATER ROPPONGIはアチアチで~す!」のアレンジ、会場の熱気も留まるところを知りません。そしてサビの声出し…配信からだと「おれもー!」以外が全部「うおおおお!」に聞こえるのはたぶん現地せんせえ方も情感に溢れすぎてるが故だと思います。それほどに大きすぎる思いがこの歌には詰まってますので。「ことばにするのはニガテだけど つたわってほしいな このキモチ」、今回のライブでは間違いなく『歌』で伝えてくれてます。そして全員で「おはようございナース!」。今は朝じゃなくても元気は十二分です。アンコール明けという少し落ち着いたところをまたMAXテンションに戻してくれるの最高です。

この曲を聞いて盛り上がらないわけないんだよなぁ

そして最後の、

わたしここまでこれたよ
本当にありがとう

W名取でこの演出は本当に…泣きそうやら興奮するやら感慨深いやら、色々な情緒が溢れ出します。本当にここまで来たんだよな…せんせえからこそ、ありがとうです。

告知とか

 ライブT名取、さすがに可愛い。いつものコメントなら「は?」とかでもおかしくないのにイベントなら「かわいいー!!」一色なのは素直な思い。実際「さなのおうた。」を聞いたら全せんせえ素直になるのは間違いないと思います。いや、だって思いの丈が溢れちゃうので……。素直なときは素直で、バトるときはバトる、それがさなちゃんねるの良い所だと思います。連れてきてくれてありがとうは本当にその通りすぎて、名取に言わせるなんてとてもとても。普段謙虚な分こういうときは高慢で良いんです、というか高慢とも言えないくらいすごいことをしているんですから。
 そして明かされる森本練さんまさかの全バンドアレンジ担当。本当に感謝の念に堪えません。作業負荷がえげつなさ過ぎるだろ…!
 コラボ延長とかライブ曲公開は昼の部でも聞いたので省略させていただきますが、終演後物販は急遽決定したらしい…?人によっては色々な事情があって買えない人もいたでしょうからありがたい話です。そしてライブ音源CD制作決定!!!ライブの歌い方やバンド演奏は当日の熱気や思いがこもっているからこそ、通常verとは別に欲しいものです。ありがとう…ありがとう…見た感じオリジナル曲とのことなので、やっぱりカバー曲は色々な事情があって難しいんでしょうね…その分アーカイブで思う存分楽しんでおきましょう。

足跡

 名取さな初めてのライブ、昼夜2公演、すべて含めて本当の本当に最後の曲。「何か月も何か月も用意してきて終わるの!?」という発言で、そりゃ一番名取が信じられないし終わってほしくないよな…と気づかされました。言われてみれば名取 (とライブに携わってくださった皆さん) はやってる最中は見る側になれないんだよなぁ…新視点botか?振り返り配信でも言ってましたけど、ライブを作り上げてる皆さんは我々以上にライブを最高のものにしようと頑張ってくれているのにそれを一番いいところで見れないってのはすごい歯がゆいんでしょうね…楽しませてもらった我々は本当にありがたい思いをしてます。
 もうイントロで感じるこの爽やかさ、このED感。あるべきところにおさまっているような、最後のピースを埋めるようなセトリ。良い構成だ…「履き慣れた毎日」「つつがない予定調和の日々」「吸って吐くだけの日常」、そういったただ生きる日々。そんな飽き飽きとした日常から離れたくて「遠回り」して非日常の気配がする透明な足跡を「思うがまま駆け足で追いかけて」、そして見える「未知なるパノラマ」。今までの鬱屈とした陰のような日々が明けたようなかげろい、初めてのみちくさのおかげで感じるかがやき。一人ひとり歩む道は違うからこそ「好奇心」の思うままにたくさん寄り道をして、「未知の鳴る方へ」歩み、「空白を塗り替えて」色とりどりの色を記していく。そうしてどんどんと世界が鮮やいでくっきりと見えるようになる。ここらへんの様々な表現を駆使した描写が本当にかっこいい。ここの「レゾリューション (resolution)」は「鮮やぐ」から「解像度」ととれますが、同時に「決意 (resolveの名詞形)」でもあるらしく。鮮やかな世界を見て改めて前へ (あるいは横へ) 進もうと決意する、そんな意味があったりしそうな気がします。こじつけかもしれませんが。そしてそんな「寄り道」「足踏み」「迷い」は足跡として自分を作り上げ『この場所』に踏み積もる。この場所は、たぶんまさに『この』場所…のはず。

飛びポイント、ッヘーイ!に相応しすぎる最高の演出
名取が見せたかった、見たかった光景、我々も見たかった光景

そしてまた「履き慣れた毎日」が呼んでくる、非日常にいた自分の内省を促すかのように…?あるいは毎日もまた自分に反映されていく、ということかも?でも今 (厳密にはもうほんの少し先の話ですが) はそんな「憂いな日々も超えていける」くらい「満ち足り」ている。あの心地よい轟音が鳴りやまない「耳鳴り」と、あの輝かしい姿が焼き付いた「残像」を「真夜中」に噛みしめて。そんな「足跡が成した、目が眩む夢のような1st Live」に背中を押されて、また日常に帰っていく。改めてこの1stLiveという舞台の終わり際にこれでもかというくらいピッタリすぎる曲を、そして歌詞を書いてくれてありがとうございます。ただただ感謝を。

ッデン!

からの本当に最後まで終わりを惜しむ名取。みんな終わってほしくないよな…!今日のためにどれだけ頑張ってきたのか、ここだけも察するに余りあります。

2時間ぐらいトークしないか…?
ライブらしいウェーブ拍手
こちらこそ本当にありがとうございました!!!!
からの2回目、最後の最後も割れるような歓声でさよならを
最後はきれいに

おわりに

 ここまでがかなり長くなってしまったので最後は簡潔に。

夢のような最高の時間をありがとうございました!!!!

EX THEATER ROPPONGIさんもありがとうございました!

そしてこれからも道のりに期待して、応援しております!!!

追伸

 アフタームービー、オケ版足跡の爽やかさ、盛り上がり、疾走感で当日の様子を次々に見せてくれて感動が蘇りますね…何よりせんせえ方が思い思いに楽しんでいる様子、名取の雄姿、会場の熱気が伝わるシーン、アングル、演出が良すぎる…そしてもちろん「帰り道」まで。本当に幻のように素晴らしい日でした。またいつか、こんな日を味わえることを切に願っています。

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