「SQ」についてカンタン解説。関係ないでは済まされない!日本株やインデックス投資家は避けては通れない道。
タイトルからやけに、脅しに掛かってますが、
SQは意外と知られていないけど、日本株投資をする上で重要な要素です。
と、その前に。。。
まずは、こちらのブログをご覧ください。
個人的に、超絶一押ししている投資家ブログです(笑)
なんとも興味深い内容。
パフォーマンスが良い日はさておき、9日のパフォーマンスがあまりにも悪過ぎて
『なんで?!』『なんか仕組まれてるの??』
ってレベルですよね。
結論からいうと、何故かは分かりません。(笑)
が、「SQ」が関係しているのかなと勝手な憶測をしています。
SQ (Special Quotation:特別清算指数)
やっと、本題のSQについて触れますww
SQとは「Special Quotation」の略で、指数先物取引と指数オプション取引の最終決済日の清算値段である「特別清算指数」のことである。
「は?!」
皆さんのお気持ちは分かります。(汗
「先物もオプションわかんねーよ!」「やっぱり関係ねえじゃん!」
と、言われそうですが、先物やオプションしてない人でも、SQの相場に与える影響は大きいため、個人投資家として知っておかなければなりません。
今から、ざっくりと解説していきますので、そのまま下へスクロールお願いします。orz
とはいっても、SQの仕組みをするためには、
まずは、先物取引とオプション取引について理解しなければなりません。
全ては理解する必要はないので、そういう取引があるんだ程度で大丈夫です!
先物取引とは将来の売買についてあらかじめ現時点で約束をする取引のことです。現時点では売買の価格や数量などを約束だけしておいて、将来の約束の日が来た時点で、売買を行います。
オプションとは、自分の都合に合わせて使うか使わないか決められる選択権のことです。
何を選ぶ権利かというと、ある金融商品をあらかじめ決めておいた価格で売買するかしないかを選べる権利です。
頭が混乱してくると思いますが、それで大丈夫です。
どちらの、説明にも「あらかじめ」という言葉が入っています。
『将来にむけてあらかじめ価格や数量を決めておくという、”期限付き”の取引がある。』
という、認識でOKです!
重要なのは、先物取引やオプション取引は、機関投資家などのプロがヘッジ(リスク回避)目的で、現物と併せ持っているという事実です。
機関投資家は、相場の状況に合わせて、この先物やオプション取引で、売り買いを巧みに行います。
しかも、機関投資家なのでその額も大きいのです。
細かいお話をすると、頭が混乱するので、ここまでの話をまとめると、
プロの投資家が先物取引とオプション取引で売ったり買ったりしてるらしい。そして、その金額もかなり大きいらしい。
程度で大丈夫です!
そして、その売ったり買ったりしている先物やオプションは期限付きで
毎月の第2金曜に強制的に清算されてしまいます。(厳密には違いますがこの場では割愛)
「第2金曜日に強制的に清算」
なんだか、字面だけみると怖いですね(笑)
清算という言葉が分かりづらいと思うので、補足すると、
清算とは、(互いの)貸し借りを整理・差引きして、跡始末をつけること。
先物もオプションも”期限付きの取引”です。
期限が過ぎると、強制的に決まった価格で売買させられます。
そのため、SQの日が近くなると、機関投資家ソワソワしだすわけです。
たいてい、SQの清算日(第2金曜日)を待たずに、機関投資家が大きな売り買いの注文を執行することが多いため、SQの週(特に水曜日)が相場が一方通行になりやすいとされています。
まとめ
①SQとは先物とオプションの最終清算の値。毎月第2金曜日に算出。
②先物やオプション取引は期日の決まった取引の事である。
③先物やオプション取引は機関投資家などのプロが大きなお金で動かしている。
④清算日の前に、先物やオプション取引の売買が多くなるため、SQの週は相場が荒れやすい。
詳しく知りたい方は以下のリンクから↓
(どれだけ、これがざっくりした説明か分かりますww)
◆先物取引について
https://www.shiruporuto.jp/public/data/encyclopedia/deriv/deriv201.html
◆オプション取引について
https://www.shiruporuto.jp/public/data/encyclopedia/deriv/deriv301.html
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