秋祭り～２３年の恋愛を失って、因果応報という言葉が刺さる日

世間では選挙一色の一日でした
本来なら、、、、あの場に座っていなければならなかったかもしれませんが
すでに入っていた予定を優先させました
最近は、凝ったイヴェントスペースがあるのですね

帰り道、友人の家へ寄ると
和太鼓と篠笛の音が聞こえてきました
毎年この時期に行われているはずなのに
ここ数年、まったく記憶に残っていませんでした
ああ、、、そういえば、秋祭りだったんだ
改めて、秋が訪れたことを感じました

いつも投票していた集会所はお祭り、神輿
お世話係の人たちが使われているため
急ごしらえのプレハブ投票所ができていました
ここまで、お金をかける選挙・・・・
思うことはありましたが
まずは投票をすませました

夕暮れに自転車に乗っていると
いろいろなことを考えます
この時間帯が大好きだったのですが
なんとなく季節のせいか
悲しみの感情が強くなってきます

長かった２３年
そして、ここからも間違いなく続くと信じていた関係
あっけなく、２日て答えを出され
ぼくからは何も言うことができず
一緒に住んでいたマンションを
荷物と共に追い出されることになりました

５６年の人生
これだけ長い時間悲しみ
苦しみ、しんどい日々を過ごしたことはありません
いつになったら楽になれるのか
そればかり考えていました
そこで浮かんできた言葉が

因果応報

という言葉です
単純に今起こっている事象だけをさすわけではないことは
じゅうぶん分かっていますが
自分がここまで生きてきた中で
この苦しい応報を受けるほど
ひどいことをしたのでしょうか？
人を苦しめてきたのでしょうか？
人を傷つけてきたのでしょうか？
許されないくらい悪いことをしてきたのでしょうか？
それが今、全て応報となって自分に返ってきてるのでしょうか？

答えが出なければ
それは、前世におこなった事が
今、自分に返ってきていることなのか
いくら考えても答えはでません

でも毎日の生活の中で
家族にも職場でも友人にも
周りの人たちを
自分は人を傷つけるようなことは
絶対にすまいと生きてきたつもりです
でも、これだけ自分が苦しむには
なにかも理由があるはず
じゃないと、説明がつかない
この思いがぐるぐるとめぐっています

一方の別れた彼は
新しいマンションを購入し
仕事もようやく安定し
ぼくに隠れて付き合っていた
関東に住んでいる新しい恋人を呼び寄せ
そして、必要なくなった２３年付き合ってきたぼくを
２日という短い期間で切り捨てる選択をし
全て新しく再スタートを切っています
これも因果応報
彼が周りの人に対して良い行いを積み重ねてきた結果なのでしょうか？

答えはすぐには出ないし
いつまでも答えはわからないことなのだと思います

釈然としませんが
それでも、自分の行動は全て自分に返ってくる
それを命じて
明日からも、生きていきます