朝焼けの虹〜23年の恋愛に終止符を打ったあとに、早朝に感じた希望が心から欲しい一日の始まりの予感
朝、5時過ぎに目覚めました
56才にもなると特に不思議でもないですね
ぼんやりと外が明るくなりはじめる頃でした
西側のカーテンを開けてみると
何とも言えない色の空が飛び込んできました
しかも虹がかかって!!!
ずっとここに住んでいて
初めて見た景色でした
だから、なに?ということもないのですが
一気に覚醒しました
長い長い23年という人生を一緒に恋愛してきた人は
(ぼくだけがそう思っていただけかもしれないですが)
もう、どこにもいません
23年にわたって裏切り
自分の病気のことを隠して欲望のままに
数知れない男性と関係を持ち続け
その罪深さがどうしても笑って見過ごすことができない
そんなぼくが器が小さかったのかもしれませんが・・・・
残ったぼくは、まだまだこれから生きていかなければなりません
長かった恋愛が終わって
そして、実家に帰ってきて
歯車がかみ合って回りだしたような感じがしています
ずっと日の当たらない
空気も動かない
どこか気がよどんでいるような実家
徒歩5分もかからないのに
それでも帰るのが億劫でした
それが、なんのきっかけか
我が家に色々な人が出入りしてくれるようになり
引きこもっていた母が
あちこちに連れ出されるようになり
家の中の空気が一気に動き始め
よどんでいた気も
なんだか少しずつ晴れてくるようです
うちに関わってくださる
たくさんの人に感謝しています
これが自分が引き寄せたご縁だとは思いませんが
元彼とあのマンションで
実家を疎みながら毎日過ごしていたなら
決していまの状況は生まれなかったはずです
母の明るい声や表情を見れたのは
何年ぶりでしょうか・・・・
それだけでも
ぼくは永い恋愛を終えて
心も体もボロボロになって帰ってきましたが
それも、なにか意味があることではないか
今は、少しだけそんな風に思えています
もっともっと時間が過ぎれば
この別れは、本当に必然で
よかったこと
そう思える日がくる・・・・・
かもしれませんね