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恋を失った心は行ったり来たり。押し寄せる波に負けないよう、泳いでいる

明日、、、いやもうきょうですね
2年かけて準備してきた本番です
計画したころは、まさかこんな状態で本番を迎えるとは
思いもしませんでした
協力こそないけれど
別れてしまうとは、ぼくは想像すらしていませんでした
でも、なにも気づいていないのは
ぼくだけだったかもしれないですね
じつは、別れに向かって時は少しずつ動いていたのかもしれないです

たまたま今のタイミングだったということで
いつかは別れることになっていたかもしれないですね

でも、本音を言えばせめてこの本番が終わってからにしてほしかった
こんな気持ちで歌をうたい
準備を進めるのは
泥水の中で、思うように動けない
声もどこへ向かっているのかわからない
何もみえていない状態で歌い続けることが
こんなにしんどいとは思いませんでした
歌いながら突然別れた彼のことを思い出して
別の感情が入ってきて
急に胸がドキドキすることもありました

それでも、ぼくは必死で頑張って準備をしてきたと思います
うまくいかないし、不器用だけれども
時間もかかりましたし
出来栄えも、もっと頑張らんかい!!と怒られそうな歌ですが
少なくとも音楽に真剣に向き合った時間でした

せめでぼくだけは自分を認めてあげたいと思います

別れた彼には絶対に負の感情を持たないこと

先生からも言われたように
「あなたから拒絶してはいけない
あなた自身がそれはつらく感じるでしょう?
彼もそんなに恨まれているのか
と悲しくなります
憎しみあって別れた二人ではないのだから
気持ちを残したまま離れた二人なのだから
どこかで受け入れてあげられるあなたでいてください」
心に刺さっている言葉なので
彼からプレゼントされたシャツを着て明日は歌います

ただいひとつだけ
負の感情の吐露ではなく事実だけ

ぼくは、歌っている最中に
何度も彼を思い出し胸が苦しくなり
歌うことがつらくなったのは初めてでした

それでも、明日は晴れやかな顔で歌うと思います


でも、この原因を作った彼は
ぼくとの別れを切り出した後
ぼくの本番の日に早々に東京での仕事を入れ
今は30歳の彼と東京で一緒にいます

ぼくは、この事実を受け止めて
明日は自分をしっかりと自分を確立させるためにも
これは大きな一歩です
次につながるはずです

心を込めて
大切な歌をたくさんの人に届けたいと願っています
自分にそんな力があるか、そんな歌が歌えるのか
それはわかりませんが
その気持ちは、しっかりと持ち続けて歌います

今回歌う中で
星野富弘さんの詩があります

『こんな一日を、涙ぐむほど
慕わしく思い出す日が来ないように』

という歌詞があります

何気ない普通の日が
突然こんなに愛おしく感じられる日が
ぼくには来てしまいました

それでも、この歌を
明日、心を込めて歌います

おやすみなさい


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