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赤ちゃん連れの移動方法

我が子はもうすぐ生後半年になります。
先日、赤ちゃんとの移動方法って難しいと感じることがありました。
今回は赤ちゃんとお出かけする時の移動方法についてお話しようと思います。

赤ちゃんとの移動には、徒歩、車、電車、バス、新幹線、飛行機などがありますね。
また、徒歩の際にも抱っこ紐、ベビーカー、デパートのカート、抱っこなどの方法で赤ちゃんを支える必要があります。
それには赤ちゃんの首が座っているか、お座りができるか、歩けるかといった状態によって方法を考えていきます。

先日楽しみにしていたベビーマッサージのイベントがありました。
開催される児童館までは、歩いて行ける距離ではありません。
我が家は車が1台であり、夫とわたしで必要な時に使っています。
その日は夫が車を使用しており、自分は電車移動です。
ベビーカーか抱っこ紐どっちで行こうかなぁと考えていました。

ベビーカーの方がわたしも赤ちゃんも長距離が苦ではない。
しかし抱っこ紐は電車の乗り降りが楽、エレベーターを使わなくて良い、児童館の入り口にベビーカーをたたんで置く手間と盗まれる不安がなくなるな。

と考えていると、車の中にベビーカーも抱っこ紐も入れたままであることに気づきました。
それでも楽しみにしていた月1回のイベント、どうにか行けないか。
家の中で何か使えるものがないか探しました。
抱っこ紐は必須なのか、抱っこじゃだめなのか、見た目だけなら抱っこ紐ケープを使えば良くないか…
(抱っこ紐用ケープとは抱っこ紐を使う際に雨風などをしのぐカバーのことです)

と抱っこ紐用ケープをもってきたところで我にかえりました。

何が1番大事なのか。
まだ立つことも座ることもできない子を抱っこ紐なしで抱えて30分歩いて、乗り換えしながら30分電車にのるとどうなるか。
わたしがつまづいたら?階段でバランスを崩したら?両手は使えないし、赤ちゃんをどこにでも下ろせるわけではない。
わたしが大丈夫でもこの子を危険にさらすことになる…

大事なのはなんとしてでもイベントに行くことじゃない。
この子の安全が1番大事ではないかと思いました。

結局その日は我が子と近所の川でカメを観察して、家でベビーマッサージやヨガをして過ごしました。


産前は、抱っこ紐があればどこへでも行けると思っていました。
自分が仕事をしていた時は、預かっている泣いている赤ちゃんをスリングに入れてあやすことがありました。
スリングとは抱っこ紐の1種で、専用の大きな布を大人の肩にたすきのようにかけて、たわんだ部分に赤ちゃんを入れるものです。
赤ちゃんはスリングの中にいると、体を丸くした状態で大人の体温や心音を感じ取り、ママのお腹の中を思い出すそうです。
安心して泣き止む子が多かったです。
スリングで抱っこした状態でも、デスクワークやナースコールへの返答、軽い洗い物などはできました。
赤ちゃんにとっても自分にとっても、スリングなどの抱っこ紐が最適だと思っていました。

しかし、産後に抱っこ紐を使うとその考えがくつがえされました。

抱っこ紐は首すわり前から使えるものでも赤ちゃんの姿勢は安定しませんでした。
我が子が平均より小さめの赤ちゃんだったこともあるかもしれません。
最初の頃は息をしているか何度も気になりました。

母はどこまでも歩けても、赤ちゃんは長時間になると同じ部分に圧がかかり、足や手が赤くなったり冷たくなったりしていました。
そもそも3ヶ月くらいまでは母もそれほど体力がないのだと実感しました。

首が座ってくる頃には、抱っこ紐でもずいぶん安定してきました。

また、抱っこ紐では自分のトイレにもやや難儀しました。
ベビーチェアは多くのトイレにありますが、赤ちゃんのお座りができない頃は使えません。
そのためおむつ交換台がないと、親の用を足すことが難しいです。
おむつ交換台付き多目的トイレが見つからず、抱っこ紐で抱っこしたまま泣く泣く普通のトイレに入ることもありました。

ベビーカーは赤ちゃんも保護者も快適に移動できることがわかりました。
お散歩やショッピングなど長時間の移動に重宝します。
電車では乗降時に少しベビーカーを持ち上げて浮かせる必要があるかもしれません。
バスはステップがあるため、わたしは抱っこ紐を選択しています。

公共交通機関では赤ちゃんが泣かないか気になりますが、車は個室となっているため緊張せず外出できます。
車に乗る際には、チャイルドシートが必須になります。
産前のように、友達や実家のばぁば達と相乗りすることも簡単ではありません。
タクシーではチャイルドシートの装着義務は免除されますが、事故になると赤ちゃんが車外に飛び出す危険性があるため注意が必要です。

飛行機には、航空会社によってはバシネットという赤ちゃん専用ベッドがあるようです。

以上のように、赤ちゃんの移動方法は様々あります。
しかし一長一短があり、お出かけは常に息切れと汗だくがセットになりました。
それでも、ママにとっても赤ちゃんにとってもお出かけは刺激になります。
これからもムリをせず、楽しく、赤ちゃんとお出かけしていろんな景色を見て過ごしたいと思います。

赤ちゃんとママがお出かけしやすい社会でありますように。
読んでいただきありがとうございました。

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