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犬と暮らし始めてわかったこと(半年経って編)

2024年9月からビションフリーゼの男の子を飼い始めました。お迎え方法については、また別の記事で触れようと思いますが、とりあえず、この記事では初めて犬と暮らすにあたってわかったことをつらつら書き残せれば幸いです。

犬を飼う前の意気込み

自分、絶対この子を幸せにします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

犬を飼った後の気持ち

犬〜!!!!クソを食べないで〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!

だいたい毎日↑な感じです。大人になれば食糞はしなくなるという説に縋っていたのですが、大学の同級生からは「成犬になってもうちの犬は毎日うんちを食べようとする」と言われ、怯える日々を送っています。“人間最古の友・犬”。そんな崇高な存在がどうしてそんなものを食べるのか……。絶対食生活良くなっているんだから必要ないだろ……。暇だから食べるって言うのもよくわからないし……オモチャたっぷりぞ……。100年前くらいで進化して消えてていい性質では……?

ビションフリーゼを選んだ理由

食糞へのリアルな悩みはさておき、なぜビションフリーゼを選んだのかについても少し語れればと思います。もちろん、好みも大きいのですが、長年一緒に暮らす家族ですから、お互いが快適に過ごしやすいように、ネットや雑誌などで調べて、自分の環境にあった特性を持つ犬種を選ぶよう頑張りました。条件等はこんな感じです。

・在宅仕事で融通がきくので、寂しさに弱い子・手間がかかる子でもOK
・運動不足なので散歩時間長いのはむしろありがたい
・都内なので無駄吠えは少なめがいい
・白くてふわふわな犬に憧れがあるな〜
(・初めてなので、しつけがしやすい子が助かる)

そして、ビションフリーゼの特徴は下記。

性格は明るく活発で、とてもフレンドリーです。
協調性があり、初対面の人やほかの犬とも親しくすることができます。
人懐こく、甘えん坊なビションフリーゼは、ひとりで過ごすことにストレスを感じ、長時間の留守番を苦手とする子もいるようです。
しつけはしやすく、穏やかであまり吠えることがないため、マンションなどの集合住宅でも飼いやすい犬種といわれています。
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ビションフリーゼは小型犬のなかでは比較的タフで運動量も豊富です。

みんなのブリーダー

ビションフリーゼと実際暮らしてみて

特徴としてほぼほぼ前評判通りの印象です。甘えん坊で社交的。小型犬の中ではかなり運動量が多い方。しつけの飲み込みも早く、またうちの子は引き取り前にブリーダーさんがしつけていてくれたので、お手や待てやトイレ等の基本的なことは最初からできていました。かなり初心者向きの犬種だと思います。こうして書くと、本当にお利口ですね(ただし、うんちは執拗に食べます)。

なので内面では、「思ったのと違う〜」というのはなかったのですが、外見については思ったよりも、知らないことが多くありました。それは仔犬時代は毛がポッッショポショなところ…!! というのも、子供時代は毛質が大人のビションフリーゼとは異なるため、まだあのザ・ビション!という完全アフロカットはできないらしいのです。実際、生後7ヶ月目を向かえた最近ようやく毛がクルクルと巻いてきました。では、幼い頃はどうなっているのかというと、クルクルヘアーのかわりにしっとりと柔らかくて細い毛に囲まれており、小さなビションはポシャ毛玉生命体と化してます。アイドルっぽいキュルキュルした可愛さではないかもですが、これが素朴でかなりかわいいです。こんな時期があるなんて、飼ってみるまで全然知りませんでした。お迎え当時、仔犬時代のいっぱい写真を撮ったつもりなのですが、まだ飼い主も犬を撮ることに慣れておらず、後から「もっと〇〇な写真撮っておけばよかったな〜〜〜」と後悔が生まれているので、これから仔犬のビションを迎える方は是非いっぱいお写真を撮って、ふわふわ細毛を堪能してください。

▲幼犬時代は不思議な毛玉生命体と暮らすことになる

あとは、これは毛が長めな犬全般に言えるのではと思うのですが、犬を飼ってみると思ったより「犬!」という形状の犬になかなか会えないということを人間は生きてきて初めて知りました。なにしろ、散歩をすれば上から見る限りはただの動く長毛玉。丸まって眠る姿は完全に円形ファークッション。ご飯を食べたそうにしていると思ったら「すっく…」と二本足で立ち出し、座りながら見上げたと思ったらなんか人語を話しそうな雰囲気を漂わせたりするのです。🐕←こういう形になかなかならない。

加えて、犬の神様から一体何を吹き込まれたのかしりませんが、仔犬の頃の犬は人間を困らせることを自分の使命と思い込んでいる節があるので、なかなか落ち着いて犬らしい形状の犬と会わせてくれません。おとなしくなるのは眠くなった時くらいです。そして、寝ている時は大抵「円形クッションフォルム」か「芋虫フォルム」「ビッグフットフォルム」なので、やっぱり犬らしい姿をなかなか捉えられません。なんなら熟睡すると骨折しているのではというくらい手足頭がいろんなところへ行った「バキバキ骨折へそ天フォルム」なんかも観察できます。なんにせよ健康的な犬には見えない。

▲犬らしい形の犬は意外とレア

まとめ

いかがだったでしょうか。
まとめると、私の犬は犬ではなくビッグフットの子供の可能性があります。思えば、お迎え前にブリーダーさんのところへ行った時には、母犬こそ抱っこさせてもらいましたが、父犬は抱っこできなかったのでヤツがビッグフットだった可能性があります。う〜ん、『月刊ムー』に垂れ込んでおけばよかった。

ただ、たとえ彼がどんな出自であろうとも、私の義務は変わりありません。飼い始める前の意気込み通り、できる限り彼を幸せにしようと思うので、変わらない愛情と金と時間を彼に注げればと思います。是非応援よろしくお願いいたします。

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