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【強靭!無敵!最強!】 ストラク新規入り青眼デッキ徹底解説【初心者・復帰勢歓迎】

 はじめまして。BTB溶液と申します(アイコンは青き眼の乙女です)。
 青眼龍降臨で遊戯王を始めて約11年このアーキを使ってきました。

 本記事では青き眼の光臨にて大幅に強化された青眼デッキについて解説していきます。ガチ環境を意識しています。

 長いので、目次を適宜使いながら読んでください。
 本文は常体で失礼します。


1.  テーマ紹介


 現代の青眼デッキは、青眼の精霊龍をはじめとする強力な妨害を構えつつ、真の光という永久リソースを置くデッキである。

展開イメージ

 新規カードにより、相互サーチ可能な初動を手に入れたため、誘発の貫通力も大幅に向上した。また、青眼の精霊龍単騎で止まりつつ、追加の妨害を魔法罠とサーチしたエフェクト・ヴェーラーで行えるため、増殖するGやマルチャミー・フワロスの受けも悪くないデッキである。
 上記の点から、現代遊戯王の環境で充分に戦える性能のあるデッキであるといえる。

2.  本記事で扱う構築

本記事の展開はこの構築に基づく

 青き眼の祈りに対する灰流うららをケアするためにメインからサイフレームギア・γを採用した。初動14枚+壺、誘発14枚の構築である。

究極竜魔導士の採用について

 究極竜魔導士は非常に強力なモンスターであるが、このカードを出すためのギミックの素引きにより手札の質が下がってしまう。また、苦労してパーツを揃えても霊王の波動一枚で簡単に止められてしまうため、今回は不採用とした。

ブルーアイズモンスターの採用枚数

 ビンゴマシンGO!GO!を採用する場合では、ブルーアイズモンスターの採用枚数は合わせて3枚にするべきという考えである。理由は、ビンゴマシンGO!GO!+青き眼の祈りのような手札の場合、ビンゴマシンで確定してブルーアイズモンスターにアクセスして、コストに出来るからである(勿論ドロバ受けは悪い)。
 墓地(と手札)にあるブルーアイズモンスターは青き眼の精霊から簡単に特殊召喚できるため、誘発を貫通するために3枚採用はオススメである。
 3枚の内訳として本記事では対応力も加味して青眼の白龍×2、ブルーアイズ・ジェットドラゴン1 を採用する。しかし、青き眼の祈りのコストで最も強いカードは青眼の白龍であるため、青眼の白龍×3の浪漫構築も強いと考えている。

 逆にビンゴマシンGO!GO!を採用しない場合では、ブルーアイズモンスターの採用枚数を最小限にするべきである。後述するピリ・レイスの地図採用型では青眼の白龍1、ジェットドラゴン1の採用としている。青眼龍轟臨を2枚採用し除外されても回収出来るようにしている。

3.  採用カード紹介

メインデッキ編


デッキの中核を担うカード。全て除外されると詰んでしまうので2枚採用。
また、青き眼の祈りのコストで最も強いカードである。

破壊耐性が便利なでピン挿し採用。ネオ・カイザー・シーホース③効果や青き眼の賢士②などでアクセス可能。バロネスで自分のカードを破壊して吊り上げることもある覚えておきたい。

初動なので勿論3枚投入。
①効果で永久リソースの真の光にアクセスでき、このカード自身も②効果で素材として永久リソースになる。③効果を生かすために光の霊堂②効果やネオカイザー・シーホース、青き眼の賢士で積極的に対象にしていきたい。

最強初動なので3枚採用。①効果がターンで2回使えるのが本当に偉い。
②効果で乙女を対象にとって乙女の③効果を誘発するプレイもよく使う。

 1枚初動としては青き眼の賢士、白き乙女にG受けの観点から劣るが、組合せ初動として真価を発揮する。
 ②効果で1チューナーをレベル2にしてバロネスを作るプレイがゲームメイクにおいて非常に重要になってくる。
 1枚初動としては微妙なので2枚採用。

最強カード
青き眼の祈りに対するうららを弾くために採用。
それだけでなく、青眼龍轟臨に対するGやフワロス、真の光に対するうさぎ、ビンゴマシンに対するドロバなどあらゆる誘発をケアできる神カード。
バロネスのためのレベル2チューナーとしても非常に優秀。
制限カードなので1枚採用。

素引きゴミ界隈Tier 1
光の霊堂で積極的に墓地に落としましょう。

うららとGは最強なので3枚採用

単なる誘発としてだけでなく、賢士や祈りでサーチできるこのデッキの主力の妨害。
デッキに有ればあるだけ強い。
賢士×2、乙女のようなハンドを引いた場合に、このカードの採用枚数が妨害数になってくる。
青き眼の精霊の素材としても優秀である。
現在は2枚だが3枚の方向性で検討中。

①の最強サーチでギミックにアクセスしていく。
無限泡影などで妨害を剝がされないように真青眼の究極竜を②効果で積極的に墓地に送る。
②効果で融合を装備した青眼の白龍をタイラントに変換し、真の光で蘇生すれば雑に打点が増える。


1枚でブルーアイズを特殊召喚できるカード。除外状態からも出せる。
このカードを使った後はドラゴン族しかエクストラデッキからモンスターを出せないので、バロネス等は先に出しておきたい。初動ではないことと、他の青眼供給方法にも恵まれているため1枚採用。

初動として3枚採用。
PSYフレームギア・γを打つ機会を増やすため、ピリ・レイスの地図ではなくこちらを採用。
見せるカードのパターンは主に3通りで
①初動の青き眼の祈りを3枚見せる
②コスト用のブルーアイズモンスター3枚を見せる
③ジェット、轟臨、究極融合 のような便利カードを拾いにいく
の3パターンある。ドロバ受けは最悪だがフワロス、霊王の波動の流行でアンチシナジーのドロバが若干減っているので割り切っている。

 ①の追加召喚効果が本当に偉い。後述する二ビルケアはこのカードが担っている。
 ②の効果は出来れば乙女を対象に取りたいが、青き眼の精霊の③効果起動用のために青眼の白龍を落とす方向で割り切っていい。

 先行札としては、相手ターン中に真の光で蘇生した青眼の白龍を素材に融合を行い相手フィールドのカードを破壊する札として運用する。
 後攻札としては、ライゼオルのバグースカ単騎をギミックで破壊できるカードとして注目している。
 リソース回復、青眼の精霊龍に対する墓穴の指名者のエスケープ手段など痒い所に手が届く1枚である。

青き眼の祈りに対するうららを弾きたいので指名者はフル採用

 究極竜魔導士を採用しないことにより生まれたエクストラのスロットを活かして採用。初動や指名者、神罠などを探しに行く。基本的にはエクストラの自由枠3枚をコストにする。

青眼の永久リソースであると同時にこのデッキの弱点でもある。
自分の2ターン目以降に青き眼の祈りにアクセスするために、青き眼の祈りの墓地効果は積極的に使って行きたい。
炎王の孤島と違い除外では自爆効果が発動しないのは嬉しい点である。
しかし、除外されると回収する手段がない。破壊についてはジェットドラゴンでケアすることを意識する。

なんやかんやで強い誘発なのと聖王の粉砕の破壊効果を使うために3投。
後手で罠誘発を打ちブルーアイズ・タイラントドラゴンで回収するプレイが非常に強力。

 環境トップのライゼオルの主力カード、ライゼオル・デュオドライブへの対策札として注目。ライゼオル側はこのカードをケア不可能なため高く評価しているが、同名ターン1のネックがあるため2枚採用。
 後手でこのカードを打ちブルーアイズ・タイラントドラゴンで回収するプレイが非常に強力。うらら、リトルナイト、サイド後のビーステッドが使えなくなることには注意。

エクストラデッキ編

このデッキの軸
①でデモンスミスやポプルスを止めるもよし
②でギミックパペット-ブラッディ・ドールやペンデュラムを止めるもよし
③で強いモンスターを出すのもよし
の最強カード
青眼の究極霊竜等の蘇生で出した場合は③効果は使えないので注意する
その場合はバロネスの素材にすればよい


青眼使い待望の精霊龍から出せる妨害。
①効果は2体目のの精霊龍や手札誘発への墓穴の指名者をケアできる。
②効果はフィールドの効果にしか対応していない点と、破壊できない点に注意する。
③効果で蘇生した精霊龍は変身効果が使えないことに注意する。青き眼の祈りの墓地効果でこのカードを装備してバロネスで破壊することで、簡単に3000×3を用意できる。
精霊龍で出すと自壊することを加味して2枚採用。

以下は1枚採用。

 青眼使い待望のリンク1
①効果で光の霊堂にアクセスできて、青き眼の賢士×2のような持ち方をしていた際に、1枚目が無効になってもこのカードをリンク召喚して貫通可能。
②効果で白き乙女が蘇生できなくなることに注意する
③効果で素引きしたブルーアイズを腐らずに運用可能。ビンゴマシンでブルーアイズを持ってきて、祈りのコストにするプレイに意味が生まれる。
枠がないので1枚採用だが、2枚目も検討中。

 精霊龍からこのカードにアクセスして②効果で究極霊竜を対象に、コズミック・ブレイザー・ドラゴンを作る。緩すぎる素材縛りにより原始生命体トークン+レベル1チューナーで正規召喚できでしまう。これを活かして二ビルを貫通する。

最強の妨害。
このカードを使ったターンに死ななければ勝ち確定と言っても過言ではない。聖珖神竜 スターダスト・シフルとの選択枠。あちらのほうが使い勝手は良いが、こちらの方が妨害性能ははるかに高い。

精霊龍の次に使うシンクロモンスター。
精霊龍+レベル1チューナー、
ブルーアイズ+(ネオカイザーでレベルを上げた)レベル2チューナー、
ネオカイザー+ビーステッド 
で出すことができる。

①効果はこのデッキの数少ない盤面破壊である。この効果でジェットドラゴンを起動できることを意識しておく。
②効果はこのデッキの苦手な二ビルケアなど痒い所に手が届く万能無効。
③効果で精霊龍を蘇生し、青眼の白龍に釣られて蘇生した乙女を素材に再度こいつをシンクロ召喚すれば永久機関の完成である。

青眼龍轟臨下で出せる貴重な妨害。②効果で初動のネオ・カイザーやマグナム―トにアクセスできる点もグッド。アトラクターを打たれた場合は天球で凌ぐことが多い。

 このデッキの強さの3割はコイツのおかげ。
 自身の特殊召喚効果又は究極融合、青眼龍轟臨②効果で出す。
 ①効果は皆忘れがち (私も忘れてた…)
 ②効果は強力で、頭数を並べにくいこのデッキでの盤面処理に重宝する。
 ③効果は最強で、後手の罠誘発、先行の神罠を回収しに行ける。
 名称ターン1がないので2枚採用も手である。

 雑な無限泡影を貰わないために青き眼の祈りの墓地効果で積極的に装備した方がいいカード。あとはタイラントの素材。

自由枠①
リトルナイトのために採用。
②効果で青き眼の賢士をサクリファイスエスケープできる場合があるので覚えておく。

 自由枠②
 ①は除去手段に乏しいこのデッキの貴重な除外効果
 ②は二ビルケアとかに使えるかもしれない。

自由枠③
バック除去のために採用。手札コストが重い。要検討枠。

サイドデッキ編

 妨害兼後攻での初動確保。マグナム―トでネオ・カイザー・シーホースをサーチして次のターン6+4でバロネスを作り、サイドチェンジ後の相手の永続等をはがすことを目指す。バロネス着地時点で2回目の召喚・特殊召喚で、サモンリミッターをすり抜けられる。

 後手のリンク値、バロネスの素材。②効果でバグースカ等のカードを処理したい。余ったら天球とかにする。

 4~6枚目の増殖するGなので3枚採用。真の光を場に置く都合上先行札としては使えないため、サイドに採用。真の光が無ければ精霊龍単騎のリリースに合わせて効果を使える。

後手で組合せ次第では最強なので2枚採用。
チェーン①精霊龍、チェーン②二ビルで盤面を消しつつ究極霊竜を出すプレイを覚えておこう。

γを採用しているのでついでに採用。
なんやかんや強い
枠がないので1枚採用。

雑に強い除去なので採用。メタビート、神碑、粛声対面とかに入れる。

 先行サイチェンでの二ビルケアとして1枚採用。詳しくは二ビルケア展開の項目を参照。

 永続は自分も苦しめる可能性があるため、1枚で仕事をする神罠を採用。
 タイラントで神罠を使い回せることがこのデッキ最大の強みであると考えている。

4.  1枚+コスト初動展開紹介

白き乙女→精霊龍

手札コストが無くても精霊龍が立てられる。
他の手札4枚が誘発や罠の時はオススメの展開である(特に先行サイチェン後)。

青き眼の賢士+コスト→ダブル精霊龍+ヴェーラー

青き眼の祈り+コスト→ダブル精霊龍

祈り、乙女初動は賢士の召喚回数が少なくなり、ヴェーラーの分の妨害が減る。

白き乙女+コスト→ダブル精霊龍

ネオ・カイザー・シーホース+コスト
→ 精霊龍+ヴェーラー+究極融合


5.  増殖するG、フワロス受けについて

 増殖するGやマルチャミー・フワロスを受けた際には、モンスターの妨害は精霊龍単騎で妥協し、特殊召喚は2ドローで抑えて、サーチしたヴェーラーや青き眼の威光、素引きの誘発で凌ぐ。
 下記の場合は、青眼龍轟臨で墓地から特殊召喚することによりフワロスを1ドローで耐えた事例である。

6.  ニビルケア展開について

 本記事の構築はメイン戦の二ビルを割り切っている。サイドチェンジ後にシンクロ・ランブルを入れ、原始生命体トークン+チューナーで赤き竜を作り貫通を展開を行う。

青き眼の賢士+コスト

青き眼の賢士+青眼の白龍

賢士+ネオカイザー・シーホース+コスト

 青き眼の祈りの前にバロネスを出すことで、祈りに対するうららケアにもなっている。

7.  検討中のカード

随時更新していきます。

採用すると先行展開が+バロネスくらい伸びるため検討中。
しかし、初動にならず貫通札にもならないため採用を見送っている。

 先行札として究極融合との選択で採用を検討。
 究極融合と違い、2面以上の破壊が可能、タイラントドラゴンでの回収が可能という利点がある。
 現在はサイドデッキでの採用を検討している

8.  サイドチェンジについて

先行サイチェン

誘発を減らし、二ビルケア用のシンクロ・ランブルと先行札の神罠を採用。
神罠をタイラントドラゴンで使いまわすプランである。

後攻サイチェン

主にスネークアイなどの展開系に対してのサイドチェンジ。
究極融合、ジェットドラゴンは対面よって抜いたり抜かなかったりする。
マグナム―トは初動としてカウントしている。

9. ピリ・レイスの地図採用型青眼

今青眼界隈で騒がれてるカードがある。

それがこのカード 「ピリ・レイスの地図 」である。
最強初動も青き眼の賢士にアクセスできるこのカードは青き眼の篝火と言ってもいい。これを軸にに作った構築がこちらである。

 サイフレームギミックよりも枠が取れて、初動15枚、誘発15枚の構築になった。今後はこの構築が主流になるかもしれない。

10. 終わりに 

いかがでしたでしょうか。

世に出回っている青眼の構築や展開に関しては究極竜魔導士が前提となっているため、二ビルケアなどの展開例は独力で考えました。今後の研究により、さらに洗練された展開、構築、プレイが開発されることを願っています。

 少しでも参考になったと思ってくれた方は本記事を拡散して頂きたいです。そして、この記事が初心者や復帰勢の方に届いてさらに遊戯王が盛り上がってくれたら幸いです。

それでは,またどこかでお会いしましょう.
Good luck.

11.  (オマケ①) ストラク3箱構築

ストラク限定戦とかならこんな感じ

12.  (オマケ②) ストラク以外で買った方がいいもの

本noteの構築に必要なもの

調整用パーツ

究極竜魔導士セット

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