わたしが仕事をやめた理由。
2021年の春頃、手指先が変形しだし、腕の肘位までしびれたような感じになりました。指がこわばり、握ることが出来なくて、ペットボトルの口さえ開けられなくなりました。
素人判断で、若い頃に患った腱鞘炎だろうと思い、整体医院に通院治療しましたが、治療後暫くは楽になった感じでした。そのうち治るだろと思いながら、暫く通いました。年のせいも影響してか、体が硬くなるのも仕方なしとプールで泳いだり痛みを我慢しながらストレッチをしましたが一向に改善しませんでした。車のハンドルも握れないほど指がこわばってきたので市民病院で血液検査、MRI.CT検査の結果は関節炎リュウマチと言われました。おまけに大動脈瘤まで見つかりました。今すぐに手術は不要と言われて安堵しました。リュウマチも処方箋の薬を服用して1週間位で効果が出て痛みはなくなりました。指の変形は元には戻りませんがリュウマチ発症時は0だった握力も日常生活に不便はなくなりました。医師の判断が正しかったのか改めて薬のありがたさが身に染みました。現場作業も元気な頃の7割位は問題なく、不足分は若い職人に頼ることにしました。ところが、大動脈瘤のいたずらか?息が切れやすく、少し無理な作業をしたら座り込むようになりました。医師に相談しても手術をするほど大きくなっていないと言われたので、としのせいかな?と諦めていました。
今までの医師が転勤で、新しい医師に診察して貰うと、早急に手術が必要と言われて頭がパニクりました?昨年の9月頃だったので、仕事の切れる年初にお願いしますと言いましたが、そんな余裕はないと言われてショックでした。前の医師は手術をしたくなかった?ヘボか?新しい医師は京都の大きな病院からの出向で名医と聞きました。ある意味出会いに感謝です。
なんとか仕事の遣り繰りを済ませて10月の中頃に医師の常勤する病院で入院手術をする事になりました。事前に検査とか入院説明とかを済ませて当日に備えておきました。
10月の中頃の月曜日に入院して土曜日に歩いて退院と言われて大変驚きました。昔、同じ病で入院手術したお客様は大変だったと聞いていたので???ステントグラフトと言う手術方法でお腹を切らずに出来ると聞きました。医学の進んだ時代に生まれて感謝です。いつ頃始まったのか知りませんが、今は部位にもよりますが、私の場合は麻酔してから3時間足らずでしたので本当に手術したのかなと半信半疑?でした。手術した傷もわからない程で痛みもほとんどなく医師に感謝です。月曜日に入院して
水曜日に手術、土曜日に退院は大変ありがたかったです。翌週の月曜日から現場復帰が出来ました。術後経過も順調で医師も喜んでくれました。以降現在まで健康そのものです。あの息苦しさもなくなった感じてす。やれやれと思ったやさき、
リュウマチが進行して指先が思ったように使えずやむなく廃業いたしました。
これからは業歴50年の経験と知識を、住まいなどの塗装で悩んでいる方のよき相談相手になれれば嬉しいです。
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