婚活サバイバー活動記録
自分はかつて婚活サバイバーだった。
婚活サバイバーってなんぞと言われると困るが、当時のマインドはそんなだったのだ。
よりよい人生をつかみとるため、運命の相手を探しながら様々な狩場を渡り歩き、おおむね傷を受けながら一人枕に顔を埋めて絶叫する日々。
今にして思えばよくやってたなと思う。
自分が婚活サバイバーになったのは当時20代も後半になったころ。
仕事もそこそこにこなしていて、一人暮らしも数年も経って、ある意味安定した生活を繰り返すようになると、えも言われぬ焦燥感が沸き上がるようになったことがきっかけだった。
寂しい。こんな日常を繰り返して自分は何歳まで耐えられるのだろうかと。
別に独身を馬鹿にするつもりも、結婚するのがすべてとも言うつもりはない。
ただ、自分は典型的な陰キャのオタクだったわりに人恋しさも人並みに感じる人間だったというだけだ。
そんなこんなで自分は婚活サバイバーになった。
結論だけ言うと、現在自分はマッチングアプリで出会った女性と結婚し、二人の子供の父親になった。
今では、子育てが忙しく、寂しさなんて考える余地もない。
仕事と家庭に時間と人格を吸われてる感もある。
そのため、嫁に黙って有休をとって一人でサウナに入る時間を定期的に作らないとメンタル死ぬと思っているくらいだ。
それでも自分は結婚してよかったと思っているし、当時の婚活サバイバーだった自分を褒めてやりたいと思う。
自分の人生で数少ないグッジョブだった。
そういう訳で、当時の自分のあれやこれやを振り返りがてら書いていきたいと思う。
とりあえず、今のところの構成としては、以下のとおり。
・婚活パーティー編
・おばちゃんの紹介編
・親戚の紹介編
・オタ婚活編
・結婚相談所編
・行政サービス編
・マッチングアプリ編
順番やそれぞれの長さは変わるかもしれないけどこんなところで。
モテないやつは大変だなぁと笑ってくれてもいいし、少しでも参考になるようならそれでもいいと思う。
といってもサンプル数1の体験だったので、自分の経験が各サービスのすべてではないということは断っておきたい。
また、最後の人は多分に運も絡んだ出会いだったので参考にならないところもあると思うけど、少しでも楽しんでもらえれば幸いだ。