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Rockon Social Club 2nd ALBUM 『Don’t Worry Baby』素人感想

2023/11/17発売のRockon Social Clubの2ndアルバム『Don’t Worry Baby』、皆さんお聞きになりまして?
私はフラゲしてその夜に聴いて取り込んで、0時に更新されるはずだった動画が更新されずに不貞寝しました。
CD先行販売の件といい、こら!な案件が毎回ちまちま起きてますが、これはメンバーは悪くないんで早く運営はどうにかしてください。
そしてここから下はそこまで音楽の勉強とかあんましてない人(楽器歴2ヶ月)が書いてる感想なので、違うよ!と思っても生暖かく見守ってください。
後書いてる人は箱推しですが、昭次推しなのでその、そっち方面になるのは勘弁してください……。



全体的な感想

聴いて思ったのは「あっこれ90年代前半のユニコーンですわ、『服部』から『ケダモノの嵐』ですわ」でした。もうこの時点で今のメジャーシーンの音からは外れてはいます。今のメジャーシーンの曲も好きだけど、Aメロにいくまでが異様に早いイメージがあります(偏見)もしくはもう最初からAメロ見せちゃうとか。
それはさておき。
今回のアルバムは全曲が「いや同じバンド演ってんの?」ってくらいバラエティに富んでるんですが、男闘呼組の5枚目シリーズのようなバラバラさが無いのはまだ4人の作詞作曲がない(ボーナストラックのあいつは除く)のと、うまいことよひーがプロデューサーとしてそして作詞作曲編曲をやってる故に絶妙バランスを取っている印象です。そしてそれを4人が嫌がることもなく面白がって(ここ割と重要かも)受け止めてる。
でもよひーとレコ中スタジオに詰めてたであろう昭次が求めてる技術レベルはかなり高めで、音楽ナタリーでも言ってましたけど、ほんの少し入れるギターのカッティングであったりとか、テンションコードの欲求とか、歌う時の息継ぎタイミングとか、かなりシビアに…こう…重箱の隅を突くようなくらいのを求めてるフレーズもあるかと。そして、歌割りであったり、細かな違和感に関しては四人でよひーに対して意見言って解消していくって感じなのかなあ?とアルバム特典映像観て思いました。
特に昭次と岡本様が割とそういうシーン多かったですね。
(そりゃあ耕陽は相変わらず音録りは大阪だからでしょうよ)
(タイミング的には和也はハンクとマウンテンマンかな?)
とはいえそれをやり過ぎてしまっていたのが男闘呼組後期であり、まあ、うん、昭次のインディーズ時代初期でもあったので、なんていうんですかね、
緩急を上手くつけてるなーって感じがします。
インライでも昭次が「歳をとって諦めると言うことを覚えた(意訳)」と言ってましたし、ある程度突き詰めたらここで終わらせる、と言うことがあるし恐らくやり過ぎるとよひーがプロデューサーとしてやんわり止めてるところもあると思います。
アルバム全体としては、ラップ(これもまたなんて言うか味わい深いのを狙ってやってないかと思ったりする)であったり、北欧音楽であったりもするのですけれど、各時代の良きロケンロールオマージュであったり、あ、これはあの白いスーツのロケンロールな人オマージュだ!な曲も入ってるので、あーなるほどなと。
そこに音的にも年齢的にも若い英樹が入って下支えるので、古臭くはあるんだけれど古臭く無いという音が出来上がってて面白いなーって思いました。


各曲簡単感想

01 LIFE

リト黒ちゃんもラジオで言ってましたが、ケルト音楽調。民族音楽ですね。
オカリナも入ってる。
若い頃の男闘呼組なら絶対やらなかったであろう曲。
これを1曲目に持ってくるよひーの胆力よ。
これ12弦でやったらいいのにと思ったけど、そした竿3本もギターあんのに良さが生かしきれないかあ……って思いました。
アコースティックでならいけんじゃない?
そしてこの昭次のギター、こないだの商事で使ってたエピフォンですね??
エピフォン2本あったけど、使い分けて重ねてるのかな?どうかな?
何故かこの曲聴くと5-2のジャケを思い出してしまう脳みそ。

02 ザ・ファイター

これ聴くと香川のライブを思い出すのでダメです。【完】

だって男闘呼組活動休止記念でRockon Social Clubで新曲持ってくるとは思わないじゃないですか!

意味分かんないよ!!
そして夜の部かな?
和也が出だし間違えたんですよ、なにせ生まれたてほやほやだったらしいので、フロントメンバーは少し寄って話した後に下に歌割りの紙置いてた記憶がうっすらとあります。
このアルバム先行曲出るまではこれのみが『1988』以降の新曲だったので、音楽の日でもライジングサンでもこの曲をやりましたねえ…ライジングサンはTwitter(意地でもTwitterと言い張る勇気)でリアタイで追っかけてた限りではEarth tent(外ではない)でしかもモンパチの後、更に新人バンド(?)だったので、音聞いて中見たら男闘呼組やんけ!みたいな呟きが多かったですね。
良きかなー。

03 ねぇ、そろそろ

SMAP前期もしくはV6味のある曲。
アカペラから始まるのも良きですね。
後、特典映像で「絶対に言わなさそう」という台詞を言ってるのがまたいいですね。
プロデューサー冥利につきますね絶対ニヤニヤしたんだろうなと思ったら、やっぱインタビュー内容の中でニヤニヤしてましたね。
これでも、ライブん時どうやるんだろ。打ち込みで楽器持たないでスタンドマイクでやったらおおって思うんですがどうですか。

04 Go To Hell

バイクの音から始まるのもこう、アメリカヘヴィメタルのオマージュって感じでふふってなるんでふけど、め、メタリ…METALLICA……?まあそこらへんの時代のオマージュですよね?
間奏で昭次が絶対ライトハンド奏法してるので、早くそれが観たいし、これ絶対ノリノリでやるでしょメンバーって感じなので、ほんとあの早くライブで観たいです。
観させて。

05 I♡R&R

こっちは古き良きロケンロールって感じ。
ビートルズとか、そっち方面ですかね。
成田商事改めナリタトーマスシンプソンで先行ライブをしましたがタオル芸をします。
振り回したり上に投げたりします。
周りの人に迷惑かけずにやろうな!ナリタトーマスシンプソンで顔にタオルが当たった人からのお願いだぞ!!
で、このタオル芸、Rockon Social Clubでもやるつってたからやると思います。
『ゲームチェンジャー』もそうだけど両手挙げて手を叩きたい曲でもあります。手が何本あっても足りないなこれ?
生やすか。
音楽(特にギター)の素晴らしさを謳歌する歌詞で、なんかこうじんわり泣けるんですよね…。

06 神宮前ボーイズ

神宮前は昔、ジャニの合宿所があった場所ですね。
その青春時代の歌です。
まさかのこのタイトルでバラード。びっくり。
でも歌詞はほんと、彼ら四人の青春時代の歌で、私はその内側の彼らのことは知らんけれど、多分その彼らくらいの年頃だった私は、ほんとに真夜中に家を出て、高速車で走って都内に行ったり、または電車で行ったりして徹夜でクラブで酒を呑まず狂ったように遊んだ後に始発に乗ろうと出て道を歩く、車の音がまだ大通りだけしかない感じであったり、それが夏だったら夜明け前の紺色からオレンジに変わる、そして空気が青くて、そんで夜営業の店から出る生ごみの臭いとそれを摘みにくるカラスの鳴き声とか、そういうのがぶわあと浮かびました。
爪弾くようなギターの音、後そっと呟かれる後半の歌詞がとても良い。
そしてやっぱここでも殴り合うんだ……。

07 足長くないおじさん

アコーディオンでこれ誤魔化してるけど、歌詞は男の夢を詰めた妄想だかんな??(なんか私にあったの?)
忘年会のね、女の子の駆け引きとそれにドギマギするおじさんの歌です。
ミディアムバラードで、美しいメロディに乗せられるのはほんとの足長おじさん(いつか現れるだろう女の子の恋人)のためにぐっと抑える足長くないおじさんの歌。これ、ほんっとユニコーンぽいんですよ。『ザギンデビュー』とか、『与える男』とか、そういう言い訳の歌。(ほんとなんかあったんか?私)
最後のテンポが落ちて、和也→岡本様→昭次の歌声が優しいけど哀愁があるんですよね。
ところで数年前までは昭次が忘年会に出席する世界線があったんですねそれにびっくりですわ。

08 ゲームチェンジャー

モトリー・クルー『Girl's,Girl's,Girl's』では???
となりました。
えっじゃあ、この曲んとき、皆ハーレーに乗って登場すんの?!?!
サビのところ、両手挙げて手を叩きたい盛り上がり曲。挙げないけど!後ろの人見えなくなるから!!
でもやはり、モトリー・クルーオマージュでは????

09 Sweet Devil Woman

はい来ました高橋和也オンステージ。
前回『1988』ではムーチョでラテーンでしたけど、今回はあの……や、矢沢永吉の影がチラチラ……見え……ライブで白マイクで絶対マイクパフォーマンスやるのが見える……。
オマージュタオル出すなら買うので、先方事務所と版権調整とかして出してください。
背中にそれかけてオンステージ観るから!

10 何処にもいかないから

ラジオ番組『成田昭次のROCK ON THE KNIGHT』で流れる面白サンプリングCM、もしくはオキーフくんで有名(?)なクレ工業「オキーフ」CM曲。
の割にCM一度も遭遇してません。
街頭ビジョンは見ました。かわいいね。
曲はシンセから始まるんですが、歌詞は私はよろしくない恋が成就した歌かなあと思ったんですよね。
でも、それをCM曲に使うかなあと思うと違うのかなあと思ったり。
曲はゆったりバラード曲です。これ後ろにバイオリンとかの生弦入れたら美しいよなあと思いつつ…思いつつ…。

11 ドント・ウォーリー  [Bonus track]

好き(語彙力ゼロ)。
というか、メロだけは男闘呼組ラストライブツアーで各会場で何度も聴いていたし、群馬夜かな?その話でそれぞれ歌い方変えて歌ったりもしていたので、ボーナストラックに入ると知った時隙間の歌詞、どうくるのかな?って思ったんですよ。

まさか、スペーシーなサンプリング音源で男闘呼組があんなことするとは思わないじゃないですか?!


ばか!もう、好き!!
(顔を覆う)
そして2番はよひーと英樹もラップしてますが、…英樹、なんかあの…英樹だけ、サンプリング音源?ってくらい同じなのでライブでどうなるか期待しますというかライブでこれどうやんの?あの振り付けつけて踊るの?
(踊らないよ)
(多分ね)
(たぶん)
もっと書きたいとこあるけどボーナストラックなのでここまで!聴きたかったら初回限定盤買ってください!

今なら多分まだボーナストラックと特典映像(3種類。各店舗で違うのでお気をつけて)見れると思います!!

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