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2023年1月に読んだ本

読書記録をつける

24歳の抱負でも書いたんですけど、新年だし新しいことやってみるか〜と思って読書記録をはじめます!おわり。

上の説明でほぼ終わってるけど、少しだけきっかけや理由があるので後で見返した時のために一応書いておきます。

忘れちゃうことも記録しておきたい

 せっかく読んだ本も大部分は忘れてしまいます。コロナ禍に入ってから読んだ本の中で特に印象に残ってる小説について振り返っても、
秘密の花園…暗い雰囲気から色づいていく景色が浮かんできて鮮やかだった
博士の愛した数式…子ども(若者)を大切にしたくなった(僕自身若いかもだけどより年下の子に対して優しくなった気がする)
この2作品が記憶に残っているのみです。感想もこれ以上は思い出せません。

漫画のキャラが読書記録つけてた!


堂本裕貴『愛してるゲームを終わらせたい』3巻で、ヒロインのみくがノートに「心に残ったこと」「読書記録」を書いているシーンがありました。

すごく素適な考え方…
忘れないでおこ。

GAME33 幼なじみは決意する
 

このみくのセリフに読書記録ってすごく素敵な習慣…真似してみよ。となりました。

そう 、ただ単に漫画の影響を受けただけです。


それでは以下読書感想文。今月は3冊しか読めなかった。

『ブルックリンの少女』

舞台はフランス。前妻と方向性の違いで別れた主人公は息子のテオ君を育てている人気作家。新しい婚約者が何か秘密を抱えていると感じ、聞き出そうとするも…謎が謎を呼ぶミステリー!
テオ君以外誰も信じられないな〜と思いながら読みました。結末というか一連の出来事の後のことは読者の想像に委ねる系だったので、個人的にはイマイチだったけれど、主人公と一緒に明らかになっていく真実を追い求める体験はかなりよかった。
主人公が作家ということで、小説を書くためには取材(というか調べること)が大切なんだなぁと思い、書くということに魅力を感じました。これは私がnoteを書き始めた一因になったと思います。

村山由佳『夜明けまで1マイル』

村山由佳が好き。夜明けまで1マイルは多分2年前くらいに買って一回読んだことがあった。でも内容をなにも覚えてなくて新鮮に楽しめました。忘れるって素晴らしい。
大学生の「僕」と大学の講師マリコさんとの恋模様と、幼馴染みの「うさぎ」を含めたバンドメンバーの人間関係が描かれている。マリコさんにはそもそも夫がおり、年齢が離れていることも相まって葛藤する「僕」と、自分らしさと恋愛の両立に悩む「うさぎ」。苦い恋を経験して人は成長していくんです。たぶん。
私は女の人の年上属性が好きなので、そういう年齢差のある恋愛を描いていることが多い村山由佳はお気に入りの作家です。

浅田次郎『壬生義士伝 上』

浅田次郎が好き。というか浅田の書く歴史小説が好き。
みんな大好き新選組から、吉村貫一郎についての作品。私はあんまり幕末に興味がなかったので、小学生のころに見た大河ドラマ、「龍馬伝」くらいしかイメージがなく、新選組もなんとなく好きではなかった。今作をきっかけに興味を持てるといいな。とりあえず今作は子母澤寛『新選組物語』を下敷きに書かれたようなので、そこらへんも読んでみようかなと思います。
この作品は、語り手が明治時代になってから、吉村と当時(幕末)関係のあった人々に彼について話を聞いて回るという形と、吉村の主観から語られる形が併用されている。私は群像劇チックな作品と一人の主人公の視点から語られる作品では、主人公と同調しやすいという理由で、基本的には後者のほうが好きだ。しかし、この作品では、様々な人の口(もしくは書簡であるが)から吉村について語られることによって初めて、彼が"侍"であるということがわかる構造になっている。
本当は下巻も読んでから感想を書きたかったけど、全然読めなかったので悲しい。今250/450くらい進んでいるので2月中には必ず読みます。


一月に読んだ本の感想を二月になって書くのは振り返るという点ではいいのかもしれないけど、次からは読んだら新鮮なうちに感想を書いてその月のうちにnoteを上げるようにしたいな。そもそも最近少ししか読めてなかったので反省。
感想文を書くことで、読書そのものに対してモチベが湧いたので価値があるなと思います。二月も楽しくいきましょう。


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