ヒート アイランド 垣根涼介
どぅもほのぼの🍵です今回は垣根涼介さんの書いたヒート アイランドです
あらすじ📚
渋谷で会員制ファイトパーティーを開き、トップにのし上がったストリートギャング雅(みやび)。頭(ヘッド)のアキとカオルは、仲間が持ち帰った大金を見て驚愕する。それはヤクザが経営する非合法カジノから、裏金強奪のプロフェッショナルの男たちが強奪したばかりの金だった。大金をめぐって、少年たちを追う強奪犯、強奪犯を追うヤクザ、そのヤクザを追う別の組……息詰まる攻防を描いた傑作長篇ミステリー。アキを主人公とするシリーズ第一作。
私見🧐
ストリートギャング、ヤクザ、詐欺師の3者が絡むドンバチ暴力系のお話です
全4作ありますがほのぼのはまだこの1冊のみ
主人公はアキという名の19歳
正直とても19歳がこんな芸当できんだろうというのは野暮になってしまいますが、実際にこんな19歳がいたら大器でしょう
どんな企業も欲しがる
その相棒がカオル
アキとは違い武闘派ではなく頭を使って稼ぐタイプ、どっちも武闘派ではただの脳筋コンビになってしまう恐れがあるのでバランス大事
ちょくちょくコンピューターを叩いて数字の計算などをしてる秀才くん
このアキ率いるチームがTeamストリートギャング
そして詐欺師組はと言うと車好きな人からしたら垂涎っぽい拘りが随所にあるはず
ほのぼのは車には全く興味がないのでわからなかったです、もし買ってもらえるならブガッティ
柿沢と桃井と折田は重要な仕事を終えてホテルで分け前の勘定をしていた、奪った金から事前にかかった経費を差し引いて計算すると
1人約3,000万円
3人は広域暴力団の松谷組のカジノを襲ったのだ、あまり長いは出来ないと金の分配を終えて一息ついたところで
折田は切り出した引退したいと気力も体力も衰えいつかおっきなヘマやらかす前に辞めるのがいいと考えたようだ
柿沢は了承した
5年の付き合いが終わりを告げた瞬間だった
そしてホテルを出て行った折田はタクシーに乗り自宅へと向かった
タクシーから眺める街灯を見ながら折田はため息をついた、これでよかったんだと言い聞かせて
さーてここで何を血迷ったか折田さん、いきなりタクシーを止めでバーに入ってしまう
普段は飲まないのだが気が緩んでたのかプレッシャーからの解放なのか
バーに入りジントニックを頼みまったりしてると、うるせーなーと癪に触りそっちを見てみるとガキが女性をナンパしてるとこにだった
場違いなのとウザいのとで昔齧ってた合気道でドーンとやっつけて、ご迷惑をおかけしたと店を出た
若いってのは素晴らしいのですぐに回復して折田をボコってかばんを奪ってどっか行ってしまった
大金が入ってるのにー
アキの仲間ですボコったのは折田おじさんを
大金を奪われた広域暴力団松谷組、警察に被害届を出して法的措置をとる
わけにもいかず
大阪の松谷組が関東に進出してきてそこを任されてるのが久間である
売上金を掻っ払われると言う大失態にブチ切れて支配人をしていた井草の手をアイスピックて突き刺した
なんとしても取り返す
折田が入院してると聞き病院へ駆けつけた桃田が折田から事情を聞き金を取り返してほしいと言われ承諾
アキ率いるストリートギャング
その金を狙う詐欺師
詐欺師を追うヤクザ
この3者が乱れて壮絶なバトルをこれから繰り広げることになります
アキたちの存在に気づき渋谷に乗り込んでそれっぽい連中をボコボコにして吐かせようとします
ヤクザはヤクザで詐欺師野郎どもを追いつつ、アキ達がやってるファイトクラブに目をつけ売上の一部を寄越せと迫ってきます
二正面作戦は厳しいよ
アキはここで一計を案じます
こいつらお互いにやり合ってくれれば良くね?
さすがは19歳の麒麟児ことアキ
天才、きみ天才や
そしてアキの率いるチーム雅が
ここから激しさが増してラストへ向かっていきます
意外な結末が待ってるので読んでもらえれば楽しめるんじゃないですかね
シリーズ作品なので次の作品にも期待
渋谷怖い
そんな1冊でした