カルチョメルカート劇場 ジャンルカ・ディ・マルツィオ
どぅもほのぼの🍵です今回はジャンルカ・ディ・マルツィオさんの書いたカルチョメルカート劇場です
あらすじ📚
欧州サッカーNo.1の移籍専門記者が明かす、狂騒曲の舞台裏
土壇場の心変わり、嘘、裏金、暗躍する代理人…わずか数分で天国と地獄を行き来する
極限の人間ドラマ――"サッカー移籍市場=カルチョメルカート"
その舞台の中で生きてきた彼だけが知る会長、監督、スター選手の真の姿とは?
イタリア全土で話題沸騰のベストセラーが日本上陸!
私見🧐
カルチョメルカート
聞きなれない言葉だと思います
カルチョメルカートの意味は移籍市場という意味です
野球ではストーブリーグとか言われたりします、サッカーの世界だけではなくスポーツで移籍というのは話題になります
特にスーパースターや高額な契約などは耳目を集めることが多々あります
そんな移籍をスクープして世界的な知名度を誇るのがこの本の著者でもあるジャンルカ・ディ・マルツィオさんです
この世界の第一人者にして超がつく有名なスクープを何度もモノにしてる同氏、もちろんほのぼのは全く知りませんでした
移籍担当の記者の名前を知ってる人は余程です
マルツィオさんはいわばサラブレッドなんです、お父さんはセリエAで監督やスポーツディレクターを務めてた方で
言ってしまえば当事者でもあったというわけですね、子供ながらにそれを見ていたマルツィオさんがその道に入ったのもある意味で言えば必然なのかも知れませんね
はっきり言って時代なんでしょうか民族性なのかあり得ないような大どんでん返しや、とんでもないウルトラCみたいな技を繰り出し契約を結ぶほうほうには呆気に取られました
書類をパーテーションの奥に投げ込むとかそんなのいいのかと思うようなこともあります
イタリア人の情熱を感じたような感じてないような
翻訳の妙なのか軽妙な語り口で面白くスーパースターの移籍の裏側などが語られています
レストランのボーイから誰々と誰々が今話してる、なんて連絡が入るとか凄いとしか言いようがないですね
壁に耳あり障子に目ありですよ
マルツィオさんが1番大事にしてるものが信頼だと仰ってました、他者を出し抜いて誰よりも早くスクープをモノにする
移籍ジャーナリストでなくてもジャーナリストとして1番脳汁が出る瞬間なんじゃないでしょうか、その為には多少の汚いことはご勘弁みたいなことをしないと書いてました
あと数時間待ってくれ
エージェントのこの言葉をマルツィオさんは信じて待つそうです
それで仮に他社や他人に出し抜かれてもいいと思ってるそうです、長いスパンで見た時に誠実に対応してることの方がメリットが多いと言うのが移籍ジャーナリストとして生きてきた経験だそうです
最後は人との繋がり信頼が色んなモノをもたらしてくれるそうです
そのような当たり前を大切にできる著書がつまらないわけない
1番大事なものはここだ
と胸を叩くマルツィオさんの姿が浮かぶ
そんな1冊でした
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