やらないと決めました
お前が作れ
先日、ロニーさん(@ronnie_ibaraki)と、しょーごさん(@Mr_LobsterMan)によるポッドキャスト「SRレディオ」において興味深いテーマが出された。
SRレディオ 第24回「英語スキルと英語勉強法の話」
https://twitter.com/ronnie_ibaraki/status/1281552218903048196
その中でのしょーごさんの「単語の意味を調べない」「前後の言葉からその単語の意味を推測する」と言う発言にいたく感銘を受けた。
その内容を踏まえ「サッカー用語でもそうじゃない?」と、ANTLOVERSの面々に語っていた。
B氏「そう言えば先日『嵌める』って意味が分からないと言われて衝撃を受けた」
私「前後の文脈で何となく理解すればいいんじゃないかな」
A氏「じゃあそう言う事が理解できるように用語集的な物を書いてくださいよ」
・・・え!?
悪戦苦闘
そこから自分なりにサッカー用語に関する説明を書いてみたり、納得せずに消して書き直したりしながら数日。
はたと気付いた。
そもそも用語集的な物を書く事は冒頭の「単語の意味を調べない」「前後の言葉からその単語の意味を推測する」に相反してるじゃないか、と。
「単語そのものを解説するのではなく、前後の言葉で推測できるような言い回しでサッカー用語を解説しよう」としていたが、そもそもそれこそが矛盾している。
そこに気付くまで数日かかってしまったと言う。
調べることに導く
私自身もサッカー用語に対して完璧に全てを理解している訳ではないし、そもそも私の理解が間違ってるかもしれない。
今回用語集的な物を作れと言われ、色々と書籍やWEBサイトを読み漁り、どう表現するかあれこれ考えていたが、そもそも書くのであれば、そう言った「調べることに導く様なモノ」を書きたかったはず。
であるならば、用語集を書く事自体が違うじゃないか。
分からない用語がそこに書いてあったら、それ以上調べないじゃないか。
自分の用語集
サッカー用語が分からない事は恥ではないし、新しい用語は常に出て来る。知らなければ調べれば良い。
幸い今は有料無料を問わずサッカー関連のWEBサイトは充実しているし、書籍も山ほどある。
まずは無料サッカーサイトなどでざっくり用語を調べ、そのうえで「分からないことを明確化」すれば良いのではないか。
大抵の人は「言葉の響きが難しそう」「何となく意味がわならない」で終わらせているように思う。
そこで留めずに「この用語のここがわからない」と明確化できれば、そこから新たに調べたり、詳しい人との議論を通じて答えを見つけるなりしたら良いと思う。
そうすることで初めて、その人なりの「サッカー用語集」が自分の中にできるのではないだろうか。
それを作成する道程もまた「サッカーの楽しみの一部」なのではないか、と私は思う。
ので、サッカー用語集は作らないよ、と言う話でした。