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まずは今の自分を受け入れること

大きな気づきがありました。

今の自分を受け入れ、愛することの大切さ。

私にはメンターがいます。

私のことを良い方向に導いてくれた恩師。

彼女に合う前の私は、自分が好きではなく、周りの環境に不平不満を持っていて、いつもどこか満たされていなかった。

彼女に出会って、コーチングを受けて「まずは自分を大事にする」ということを知った。

自分の過去を振り返り、

過去の悲しかった自分を抱きしめ

涙を流し

過去を昇華していく。

あのコーチングがあったから私は変われた。

だから彼女のことはメンターとして心から尊敬している。

これまでも、悲しいことがあった時は寄り添ってくれる。私の人生において欠かせない大事な女性。

とても慕っている。

だが、たまに彼女とのコミュニケーョンで「違和感」を感じることがあった。

「マウントを取られている感じ」

「上からの圧力」

こんなイメージだ。

もう少し具体的には

「あなたは、まだまだ。」
「それはまだ早い。もっと経験積まないと」

こんな印象を受けるような言葉たちを、もらうことがあった。

その度に、モヤモヤしたり、悲しくなったりしていた。

だが、

「メンターの言うことは絶対だし、受け入れなきゃ」

「この人はわたしのことをよく知っている。この人がそう言うなら、そうなんだ。」

「そうか、私はまだまだなのか。」

と、モヤモヤや悲しみ、という感情を無視して、自分にこのように言い聞かせていた。

メンターは絶対に超えられなくて、「彼女が上で私が下」というような感覚だった。

1ヶ月前のとある日。

また同じように
メンターから「マウントを取られた」と感じるような会話をしたり、

「あ、自分は無力なんだ」と感じるようなLINEが届いた。

この時も、モヤモヤした。

地に押し潰されてる感覚だった。

「でも彼女は私の恩師だし、そうだ、私は無力でまだまだなんだ」

と、いつものように言い聞かせたが、今回は悲しみがいつもより強く込み上げてきた。

そこで、信頼する友人達にこの一連の出来事を相談した。

彼らは、私にもメンターに肩入れすることもなく、中立な立場で意見をくれた。

どんな人も、相手に『自分は無力なんだ』と思わせるのは良くないと思う」

この言葉で、ハッとした。

彼女のことをメンターとして仰ぎすぎていた自分。

メンターが言うことは絶対と信じ込みすぎていた自分。

メンターが言うなら、私はまだまだ未熟で価値がない。価値がない、とまでいかなくても、それくらい自己否定していたこと。

私の中で、メンターが私の人生や私の人としてのあり方を決めていると思うくらい、メンターとの癒着が強かったことを実感した。

そしてさらに気づいた。

もちろん、私はメンターから見たら、"まだまだ"かもしれない。

それはそうだと思う。まだまだ成長の余地がある。

だが、
まだまだな自分を否定して、成長を急ぐのは違う

今の自分を否定せず、受け入れる。

それができていなかった。

このことに気づいたわたしは、真に自分を受け入れて愛することができるようになった。

自分を愛するために必要なピースがそろった。

今の自分を自分で肯定すること。

その上で、さらに自己研磨していけば良いのだ。

メンターにお世話になった事実は変わらないし、これからも私の大事な人。

でも、私の中でのメンターとの癒着を心の中で手放した。

感謝しながら。

この日は、何かの新月の日だった。

手放したのは、
今の自分を受け入れてない自分と、
メンターだった。


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