今この時代にジャニーズであるということ~ちっぽけなヲタクの戯言~
連日耳を塞ぎたくなるような情報が私のTLを流れてくる。
ああああそうじゃないのに、
そんな気持ちだけが私を揺さぶるが今日はなぜ私たちが“ジャニーズ”のヲタクなのか、
ジャニヲタだけが(色々な意味で)特別扱いなのかについても考えていきたいと思う。
まず初めに簡単に後者について触れていきたいが、
ジャニヲタは気持ち悪いと言われやすいが、
他の男性アイドルのファンを一括りにして気持ち悪いなどといった発言はあまりみたことがない。
ジャニヲタです。
と言うと世間からマイナスなイメージは強い。
最近はオシャレなヲタクも増えてきて、
ジャニヲタ=気持ち悪い
ではなくなってきているとは思うが
それでもまだまだ世間の目は冷たい。
私が考えるに
①歴史が古い
②幻想を抱きやすい
と言った点からマイナスなイメージが生まれやすいのではないか、と思う。
①歴史が古い
これはジャニーズに限ったことではないが誰しも先駆者はある程度の批判を伴う。
新しいことは異端なことであり、日本で男性アイドルというものを作り出したジャニーズには当時批判もあったのではないだろうか。
私はその時代を生きていないので分からないが会える訳でもない人達に好き!!!!!と思うことは現実主義から見れば、「絶対に届かないのに何が楽しいんだろう」や「どうせ見て貰えないのに何を目的に応援しているんだろう」といった疑問からだんだんマイナスな感情が生まれて気持ち悪いにつながってしまったのではないだろうか。
まぁ後はファンの母数が多いので狂気的なファンも多い。誰しもマイナスなところは目に付くし、これに関してはどうしようもない事実である。
②幻想を抱きやすい
これはタイトルにあるようにジャニーズに私がこだわる理由の1つでもあるのだけれど、
ジャニーズというのはなかなか会えない。
ライブも1年に1個のツアーが基本で上の世代になると2年に1回、3年に一回などどんどん会える頻度は減る。普段の私たちは雑誌やテレビ、ファンクラブ(以後FC)に入っていればFC用サイトで会員限定コンテツや、有料でブログを見ることが出来る。
他の界隈のアイドルを推したことがないので知識は疎いが、
ももいろクローバーZが今会えるアイドルならば(かなり前のキャッチコピー)ジャニーズはほぼ会えないアイドル!!
なのである。
え??ほぼ会えないのに何がいいの?
そう思ったでしょ??
ほぼ会えないのがジャニーズの魅力なんです!!!
ほぼ会えないけどCDやDVDでアイドルらしい姿が見られる。音楽番組でアイドルらしい姿が見られる。バライティに出れば、“ジャニーズ”扱い。そんな“ジャニーズ”ブランドを背負った彼らが有料コンテツで時々みせる“素”にファンは想いを募らせる。
つまりFCやブログは課金なのだ。
公衆の電波ではアイドルらしい姿を見せてくれてるのに有料コンテツになるとポンコツになったり様々な姿が見られる。
私たちが求めているのはその距離感なのだ。
全てのジャニヲタがそうだとは言わない。
けれど私たちが知りたいのは、
今日何食べたとか今日なんの撮影だったか
という過程ではなく
“アイドル”としての彼らなのだ。
SNSをやっている訳でもない、
(1部は解禁しているが)
毎日ブログを更新する訳でもない、
アイドルとしてキラキラしてる彼らを見ているだけで十分幸せなのだ。
以前AKB48は育成するという視点にファンを立たせることでブレイクしたと言われているがジャニーズはどちらかと言うと逆で出来上がったものだけを見せ続ける必要があるのだ。
しかし、このAKB48理論は実はジャニーズにもあってそれがジャニーズjrである期間なのだ。
ジャニーズjrはデビュー組に比べてライブや舞台なども多く会える機会も多いし、無名の頃から応援すればこの“アイドル育成”を楽しめるのだろう。しかしデビュー組で求められるのはあくまで“素”ではなく“完成品”なのである。
だからジャニヲタはアイドルに熱愛報道があれば泣いて悲しむ。その相手がどうのこうのとか私が付き合いたかった、結婚したかったよりは多分彼らの“男”である部分とか“人間”である部分が見えたことが悲しいのだ。
だから元NEWS担としてあれこれ言わせて欲しいのだが
NEWS手越祐也のファンが今の彼についていけないこともしょうがないと思う。
その程度の愛だったんですね、
なんて言葉もTwitterでは見たが
ファンは全てを受け入れなければ行けないわけじゃない。受け入れなければ離れればいい。
だけど、今まで完璧にアイドルとして憧れてきた彼だからその幻想があっという間に壊れていくのが受け止められないだけ。
アイドルの彼を愛してたからこそ今の彼を愛せない。
アイドルとしての“ジャニーズ”が見れて、たまにプライベートな部分が見れる。
Snow manも推している私はジャニーズの新しいかたちも追いかけていることになるが、
YouTubeをやっていて距離が近くなっているようにも見えているが動画はほぼ事務所で撮っていてたまに外出ロケで運転姿が見れる、など私たちがジャニーズに求めていることが反映されているのだ。
SixTONESのInstagramのストーリーズだって全部“今”撮ったやつ!!!ではなく取り貯められているものが順番に世の中に出されている。
Island TVという無料で見れるjrとSixTONES、Snow Manの動画配信サイトもあるがここはプライベート的な部分が見えたい人向け、楽屋での動画や撮影の合間の動画が見られる。
これがいいのだ。
私たちは彼らと付き合いたい訳でもないし結婚したい訳でもない。ひたすらアイドルとして、推させて欲しいだけなのだ。
私はしばらくジャニーズ沼からは抜け出せそうもない。
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