だから僕は内容の無い手紙を君に送ろう~大好きだったキミへ~
“内容の無い手紙”という言葉に反応してくれた人がどれだけいるのだろうか?
私は今人生で初めての担降りブログ的なものをかこうとしている。
きっと読んでくれるであろう非ヲタの方々のために簡単にこのnoteに出てくるヲタ用語を紹介しておく。あまりヲタ用語を使わないようにしたので非ヲタのみなさまにも読んで欲しい。
推し…好きなメンバー
担降り…そのアイドルを押すのを辞めること
やらかし…ヲタ用語かは不明だが不祥事などあまり良くないことを指す
私は世間で言うジャニヲタだ。
NEWSのファン。その中でも増田貴久推し。
たまたま彼らが4人になったタイミングで好きになった。
何回もライブに行ったしCD、DVDも買った。
テレビに出るとなればメンバーでも必ず予約しDVDに落とす。
当時は小学生中学生だったけどありったけのオシャレをしてNEWSに会いに行く。
そんな日々が楽しくて、かっこいい彼らが提供してくれるものが美しくて。
私はそんなNEWSが大好きだ。
増田貴久が好きだった。
アイドルであり、NEWSであり、プロである。
きっともう私は彼を超える推しには出会えない。それでもいい。キレイなままにしておきたいから、だから私はNEWSを離れる。そう決めた。
正直なんですきになったのかは覚えてない。
でもこれだけは言える。
“増田貴久を推したことに後悔はない”
私がNEWSに対して不信感を抱いたのは2016年だった。
ジャニヲタでは有名なメンバーのヤラカシ。
ツアー直前に音声の流出、写真の流出。
もう多分私はその時からNEWS推しではなく増田貴久推しだったんだと思う。
3人がやらかして、1人だけやらかしてないね笑
と友達に言われた。当たり前じゃないか、彼はプロのアイドルなんだから。
ちょっと話が逸れた。メンバーのことを悪く言いたいわけじゃない。彼の大好きなメンバーだから。
私は増田貴久を見てるのが辛くなった。
彼が苦労人キャラになるのが嫌だった。
**
9人でデビューしたのに3人になっちゃったからセンターになった人**
なんてレッテルを貼られて行くのを近くで見たくなかった。
いちごの無いショートケーキ、そう言われた悔しさをバネにして頑張ってきて15周年のペンライトはいちごをフォークで刺した形にしちゃうし、普段は絶対やらないのにメンバーカラーの衣装を4年かけて作ってるしそんな細かい気がつくプロだから。努力の人だから。実力でセンターを取らせてあげたかった。
彼の大好きな相方をグループから失ったことは大きい。NEWSから抜けたことも悲しかったけど、テゴマスを失ったことが私の中で最大の悲しみだった。
ヒカリ、色鮮やかな君が描く明日の絵、花火
増田貴久作詞手越祐也作曲の
「月の友達」
いっぱい、いっぱい大好きだった。
何度も何度も助けられた。
そんな素晴らしい楽曲がもう歌われない。
そう思ったら本当に悲しくなった。
NEWSって最高だ。
私の中でNEWSは4人なのだ。4人になったタイミングですきになったし、四部作のツアー追いかけてたし、それぞれがNEWSという文字を背負って一生懸命届けてくれた彼らが大好きだ。
いやいやちょっと待てよ、
NEWSを抜けたのは手越祐也だから、
増田貴久を推している私が降りる必要は無いのでは?と思うかもしれない。
けれど私には手越祐也という相方を失った増田貴久を見ていられる自信はない。可哀想とかそんなマイナスな気持ちを、努力して一生懸命に取り組んでいる彼に向けたくない。彼のことを純粋に応援できるファンでいたかった。
最近、コロナ支援で事務所をあげて行われた
Johnnys Happy LIVE with you
そこで歌われた「U R not alone」
この曲はGReeeeNさんが作詞作曲をしてくださったNEWSとNEWSファンを繋いでくれる歌だ。ちなみにGReeeeNバージョンもあるのでジャニーズはちょっと…という方もぜひ聞いてみて欲しい。
この素敵な曲のサビの
例えばこの声が届くならば誰でもいい
聞こえますか 胸張ってさあ叫ぶんだ
全部詰め込んだこの宣誓を
ここの部分はいつもファンに歌わせてくれる。
ファンからNEWSへの呼びかけ。そしてその直後に来る
僕は誓うよ 一切引かないし 一切負けない
自分で決めた道のうえ 全てをかけて
笑えるように やり抜くぞ
この部分はNEWSが歌ってくれる。ライブではお決まりの演出。いつもNEWSがやり抜くぞって言ってくれるから。私達もやり抜けた。
そしてあの日Twitterでジャニヲタがザワついた、
あの日つまずいて
しゃがみこんでしまうほどの痛みさえ
のこの部分。本来なら手越祐也のパート。
私の頭の中には、というか全NEWSファンとNEWSの頭の中には手越祐也の声が聞こえていたと思う。
どんな気持ちでNEWSはこのパートを開けたままにしたんだろう。
その瞬間、ステージにいた彼は何を考えたんだろう。
脱退を知らなかった私は彼の戻る場所はここだよって言いたかったのだと思った。
この配信の次の日、脱退、退所が発表されて、死ぬほど泣いた。未だ理解できない。このパートを開けた意味が。だけど知らない方がいいのかな、私の中で帰ってくる場所のままにしておいてもいいのかな。そう思った。
綺麗事だとは自分でも思う。だけど私はきっと今、増田貴久から離れなくちゃいけない。
いつかこの広いネットの海の波に揺られて私の言葉が彼に届くのなら。
大好きだったから、大好きだから。
今まで幸せにしてくれてありがとう。
U R not alone.
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