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いつもの彼

今日は楽しみにしていたデート。

何を着ようか迷ったけど私の部屋まで来てくれるから、ラフにダメージデニムと足元はヒールを履いた。

彼は新しいスニーカーを履いていたけど生憎の雨で、2人とも靴のチョイスを誤った感。


新しく出来たカフェに行っていつものように
たくさんおしゃべりした。


なんでだろう、今日の私は彼にとても会いたかった。

部屋の中で激しく降る雨の音を聞きながら
何回目かのセックスの最中

「えっちしたかった」

と、つい口走っていた。


彼は、いつも私をドロドロに甘やかす様な
セックスをする。

それがとても安心する。

好きと何回も言ってしまうけど

俺も好きだよと返してくれる。


事後、彼のママはお料理が下手で
おばあちゃんに作ってもらうご飯が
美味しかったと話す顔が可愛くて
ほっぺたを撫でた。

猫みたいに気持ちよさそうに
目を閉じる彼を愛しいと思ったりした。


彼は26歳だけど、なんだかもっと若く大学生くらいに見えるのは

子供みたいに素直だからなんだろうか。


〝次はあのカフェに行こうね!”


当たり前に次の約束をしてくれる彼の優しさに

私の心は救われている。


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