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koki1204
いつもの彼
今日は楽しみにしていたデート。
何を着ようか迷ったけど私の部屋まで来てくれるから、ラフにダメージデニムと足元はヒールを履いた。
彼は新しいスニーカーを履いていたけど生憎の雨で、2人とも靴のチョイスを誤った感。
新しく出来たカフェに行っていつものように
たくさんおしゃべりした。
なんでだろう、今日の私は彼にとても会いたかった。
部屋の中で激しく降る雨の音を聞きながら
何回目かのセックスの最中
「えっちしたかった」
と、つい口走っていた。
彼は、いつも私をドロドロに甘やかす様な
セックスをする。
それがとても安心する。
好きと何回も言ってしまうけど
俺も好きだよと返してくれる。
事後、彼のママはお料理が下手で
おばあちゃんに作ってもらうご飯が
美味しかったと話す顔が可愛くて
ほっぺたを撫でた。
猫みたいに気持ちよさそうに
目を閉じる彼を愛しいと思ったりした。
彼は26歳だけど、なんだかもっと若く大学生くらいに見えるのは
子供みたいに素直だからなんだろうか。
〝次はあのカフェに行こうね!”
当たり前に次の約束をしてくれる彼の優しさに
私の心は救われている。