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胸が痛いのはやっぱり少し好きだったから


術後初めてのセックス。
(↓下記を参照)


なんかすごく不思議な感じだった。

一瞬思ったのは

「あそこが伸びなくて入りにくいっ!」。

笑える。

舐めたり触ったりされたけど

彼のリアクションは特になかった。

気付いてないのか、気付いても言わないのか

わからないけど、いつものように3回したから

気付いてないんだろう多分。


それで、そんな恋人のような濃厚なセックスを
した後に私は彼に言ったのだ。


「会うの今日で最後にしようか」

と。


昨年から考えてた。

もう十分過ぎるほど優しくしてもらって

心を救ってもらってきた。



彼は27歳。


初めて会った時は25歳で

来月26歳になるっていう頃だった。


27歳ってさ、男の子も結婚して子供いたりする。


以前好きだった人に、27.28歳になって

俺が結婚する位の歳まで一緒にいたら

どうしたら良いの、
aoiちゃんは結婚しててずるい。

と言われたのを思い出したけど

大丈夫だよ、そんな頃まで一緒には

いられないからと内心思っていた。


そんな風に過去を振り返って、

その頃の私の心の穴を埋めて癒してくれた彼も

27歳になってしまった。


別に恋愛感情なんてないと思っていた。

だけど、ベッドの中でお別れの話をしていたら

涙が止まらなくなってしまった。


悲しいんじゃない。

もしかしたら恋愛感情の

ただ寂しい気持ちとも違う。


淡々と私に会い続けてくれていた彼の気持ちは

私が思っていたよりもずっと人間くさくて

思っていたよりもずっと愛だったんだなぁと思ったから。



いつもは駅まで送るのに

「私、もっと泣いちゃいそうだから

ここでバイバイでも良い?」


彼は私を抱きしめて、頭を撫でて、

ほっぺと唇にキスをして、

それでもまた抱きしめて、

玄関先で泣いているのに
頑張って笑おうとしている私の目を

悲しそうな顔でじっと見て、


そして、バイバイした後

長いラインをくれた。

ライン苦手なのに頑張ったね。笑



私は、やっぱり息子がいる
お母さんだからなのかな、、

いくら年下の人が好きでも

例えば仮に相手も好きになってくれたとしても

結局相手の為にならないし、

これで良いのかなと思う気持ちがいつも拭えない。


結婚適齢期の女の子の貴重な時間を奪う
不倫おじさんと変わらないじゃん、、と
落ち込んでしまう。



散々、若者と関わってきたけれども

きっと本当はそういう価値観なんだろうな。








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