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夫婦にとって必要なのは業務連絡以外にもあるということ。
来週から、二足の草鞋に戻ります。嬉しいような、寂しいような。
この約1ヶ月、ほぼ家に篭る生活をしていてわかったことがいくつか。
まず第一に、引きこもり生活が意外と性に合っているということ。結婚はしているけど、子供はいない夫婦2人暮らしだからと言われれば、それは一理あるかも知れないけど、この1ヶ月、かなり自由度高めな生活をした。
旅好き、ドライブ好き、カフェ好きなわたしは、出歩くことが好きだと思っていたけど、それと同じくらい家で過ごすことも好きだったみたい。要するに、どちらでも楽しめるってこと。
そして、2つ目。これは、かなり意外だった。
旦那と過ごす時間が増えても、それほどストレスではなかったということ笑
スピな仕事はオンラインだったりするけど、もう一つはとあるカフェのスタッフ。その仕事をしてると、どうしても生活サイクルがすれ違いがち。そのくらいが、わたしには丁度いい。
なるべく休日を合わせないようにしてるくらい、2人でいることがストレスだと思ってたけど、実はそんなことはなかった。
というか、わたしはいわゆる『母のような完璧な主婦』になれないのがわかっていたから、そうして欲しいと望まれるのが怖かった。
家にいるなら、家事を完璧にこなしてくれといわれるよなら、家を飛び出していた。
だから、わたしがしばらくお休みになったとき、あらかじめ放った一言は
『家にいるからって、毎日家事が完璧だと思うなよ!♡笑』
そしたら、彼は
『そんなこと思ってないし、できないと思ってるから大丈夫だよ!爆笑 せっかくの休みなんだから、好きにしたらいい。また次、いつ長期休みが取れるかわかんないからな!』
と言われた。なんともお気楽な。とはいえ、できないと思ってるとは、また失礼な。
夫婦間のすれ違いは、お互いに『そう思っている』というズレから始まるんだろう。
どのくらいの夫婦が、そのズレを埋めようとするのだろう。
日々の生活の忙しさから、見て見ぬ振りをしていて、さも今初めて気づいたというようなフリをして、今ここを乗り越えれば、また元通りだと思い込ませて生きていくのだろう。
そう思い込ませたところで、それは一時凌ぎであり、また何か別のタイミングで、今度は前回よりも深い溝となって、また起こるだろう。
そして、何度も同じことを繰り返すくらいならと、別れを切り出すことになるのかも知れない。
理解ある旦那で、わたしはラッキーだったのかも知れない。
でも、初めからそうだったわけじゃない。彼自身が、そうとは気付かずに、わたしに押し付けていた家庭の価値観がたくさんあった。もちろん、わたしが押し付けていた部分もあった。
あって当たり前だ。生きてきた環境が全て違う。
ただ、わたしは、しつこい。それに、わがままだし頑固だ。
わかり合いたいと思えば、そのために、嫌な顔されようが、ドライブ中だろうが、時には喚き散らしたかも知れない笑。
とにかく、徹底的に話し合った。
どうしてそう思ったのか。
どんな時にそう感じたのか。
なんでそれが嫌なのか。
どうして欲しいのか。
なんでそうして欲しいのか。
一筋縄でいかないこともあるし、最悪折り合いつけられずに別れることになるかも知れないけど、今後まだ何十年もある人生を、我慢し続けて生きるよりはずっといい。
夫婦は結局別の生き物だ。分かり合えてると思っていても、ズレや違和感は感じるものだ。それをどうするかは、もちろん自分次第。
ちなみに、我が家は結婚5年目。子供はいない。