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創造主がたった一つの存在だったとき、自分が何者かわからなかった。
それどころか、存在そのものがあるのかさえ、わからなかった。


そこで創造主は、その存在を使って、他の存在を創り出した。


自分がどんな存在であるかを知るために。


創造主の分身である、わたし達は、他を認めるために産み出された。


他がいることで自らが存在している事が真実なんだとわかる。


わたしたちが存在している、創造主の宇宙の中で、お互いを傷つけるのは、自らを傷つけるのと一緒なんだ。


誰かを思うということは、その誰かに、またはどこかの誰かに愛されているということと一緒なんだ。


誰かの中にある豊かさは、己の中にもあるということなんだ。


ひとつの存在は、すべてに繋がり、大きな1つであるということなんだ。


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