私が出会ったダメ男の特徴⑥
こんにちはKOKOです
ちょっとひんやりし始める季節
秋になると空気も虫の声もガラリと変わる
私の住む街は田舎なので
9月ともなると空気が全然違う
この人と関係が深くなったのも
こんな季節だった
〜すぐ怒る人〜
怒りとは感情の中で第二感情と呼ばれ
何かの感情の次に出るものと言われている
例えば誰かにいじめられて
「悲しい」という感情を経て相手を憎み「怒り」へ
誰かにズボンでも下げられて
「恥ずかしい」からあいつのせいだ!と「怒り」へ
お母さんが忙しくて構ってくれない
「寂しい」からグレてうまくいかないのは
母親のせいだと「怒り」となる
怒りの全てはまず最初に違う感情があり
そこを解決しなくてはおさまらない
だから怒る人に問うの
どうして怒っているの?
私はなかなか喧嘩なんてしないが
この人とは人生で一番喧嘩というか
イライラする言い争いをした
今思えば私の怒りの根底は
「分かり合えない悔しさ」
最初は彼とは友人で
元カノや元婚約者の話を聞いていて
印象に残っていたのは
「なんでそんなにみんなと喧嘩してるの?」だ
私はあまり溜めないようにする性格なので
嫌なことは口にする様にしている
もちろん喧嘩腰には言わないけど
彼は自分の主張をするとき
凄く声を張る
大抵の人が気にしないことに
カッとなりやすかった
「コレは差別だ」とか
「バカにされている」とか
すごく気にしていた
そのくせ
私の事を見下していた
そして絶対褒めたりしないし
何かに対して
それが良いかどうか聞くと
「嫌だったらこうしないだろ?」
という返し方をする
好きか聞いたら好きと言えばいいのに
「一緒にいるんだからそれが答えだ」
みたいな言い方するので
まあこんなの腹が立つでしょう
大体のことはつどつど話し合ったが
ごめんと向こうが言えたのは
何回あっただろうか
私が100%正しいわけではない
でも向こうが悪くても私のせいなのだ
自分の正当性を言い切るのが得意だ
すごい正論ぽいことを言うので
私がそれに黙るととねじ伏せられる
怒る時は大体大声
それが私のストレスとなる
ムスっとしてもう話さないとか
約束してるのに家に入れてくれなかったり
後日話そうと時間を設けても
私が話し出すまでスマホを見たり
SNSみて大笑いしていたりひどい態度だった
段々と、怒ってほしくないから
怒らないように接してしまっていた
まわりの人がどんなに私を褒めても
彼は認めなかった
卑屈になったらなったで
「なんでおまえはそうなんだ」と
あきれられる負の連鎖
友人には
「それモラハラだよ」と言われたが
あまりピンときていなかった
でも大事にされてる気がしなかった
最後の方はよくこう思っていた
「私が病気で動けなくなったら
絶対にこの人私を見捨てるだろうな」
結局は彼のモラハラに心がついていけず
頑張って別れた
少し仕事の都合で遠距離となり
改めて考え直すことが出来たのが良かった
彼は人を信用していない感じが
とても強く
私より優位に立つことで
自分の尊厳を守り私を従わせることで
私の愛情を試していたかもしれない
幼くして母親を亡くし
父親はその前に女をたくさん作り蒸発
里子として育てられ
実子と自分との扱いの差を嘆いていた
彼の周囲への怒りの根底は
そういう環境から
肉親の愛情に飢え
優しい人を信じられず
自分が一番で居たかった
「寂しさ」だったかもしれない
彼はいったい何を求めていたんだろう
もしこんな人がいるなら気づいてほしい
黙って相手を無視したり
怒って暴力をしたり
理不尽な要求したり
何かを奪ったり
心や体を支配し攻撃するのは
「モラハラ」なんだ
理不尽な人に対して
理解しなくて良い
あなたの心が大丈夫なのかどうか
ちゃんと考えて欲しい
モラハラは本当に気づかない
洗脳されたとも思わない
「おかしいな」って
最初は心では分かってても蓋をしてしまう
あなたを大事にする人は必ずいるし
モラハラからは逃げて
あなたが苦しむのを
悲しむ人が居るのを忘れないでほしい