【ぽる談】ダイアリー00/08/26
先日のこと。友人の車で外出した際に、DJミチとして勝手にポルノグラフィティをBluetoothで流してきた。
というのも、最近彼女が少しポルノの曲を聴いてくれているのと、私がただワズビルのライブ音源を聴きたかったという理由。「夜間飛行」で「いい曲!」と言ってくれたので、そこから夜間飛行のスタジオ音源やその人が好きそうなミドルテンポのポップな曲を勝手にDJ。
順不同だけど当日流したのはこんな感じ。途中から勝手に趣味が入ったのと、ネタに走ったところはあるけど。
そして質問されたのが「で、一番好きな曲はなに?」と。
一番好きな曲…うーん、うーん、うーん。結局選べなかった。以前Xのタグで好きな10曲を晒した時にはこんな感じで。まぁこれは今もそんなに変わっていないかも。
でも一番は無理だなーと思ってたんだけど、先日久しぶりに初期の映像作品集であるOPENING LAPを観てみまして。ここでダイアリー00/08/26の映像を観たらもう涙が止まらなくなってしまって。
映像は、アポロからサボテンまでのMVメイキングなんだけどデビューしたての3人が本当に青春してて。そのBGMがダイアリーなのはずるい、と勝手に泣きながら感動してた。購入した当時はキャァキャァ言いながら観ていたはずなのに。
そしてやっぱりこの曲が、一番好きかどうかは断定できないけど一番特別な曲かもしれない、という結論に至る。
初めて聴いたのは2000年9月。2ndライヴサーキットD4-33-4でのアンコールで、昭仁さんの魂のシャウトを全身に浴びて虜になった。Tamaちゃん作の曲もとても好み。そしてその後love up!さんがサボテンのリリース前に開催してくれたサボテン発表会というのがあって、そこで聴いたんだっけ?広島会場はアステールプラザの会議室。多分数十人くらいしかいなかった。
ファンクラブ担当の方が全国数カ所を回りカセットデッキかな?で本人たちからのメッセージや新曲のサボテンを流し、そしてこのOPENING LAPのダイアリーを皆で見た気がする(気のせいかも)。プロジェクターか何かで。テレビだったっけ?記憶にない。本当にこじんまりした会で、受付では当時の会員証ストラップを見せて名前チェック。手作り感満載の会で、本人たちがいないのにとても楽しかった記憶がある。
そしてリリースされてからちゃんと楽曲の歌詞を読む。
まだ当時は世に出ている曲は少なかったけど、それでも晴一さんの世界観は既にある程度出来上がっていてフィクション性の高いものや、世の中を少し斜めから見たものが多かったと思う。
でもこの曲はどうみても等身大の自分たちのことを描いている。そして日記だけど誰かに語りかけている。それは昔からの知り合いなのか、昔の自分なのか、はたまた不特定多数の私たちファンなのか。
誰かの熱心なファンになるのもファンクラブに入ったのも初めてづくしの私にとっては「私に向けて言葉を投げかけてくれている」と思わせてくれた初めての楽曲で。それからこの曲を特別な想いで聴くことになる。
そして時は流れ2016年。横浜ロマンスポルノ'16"THE WAY"のアンコールの最後の最後に聴いたダイアリーが忘れられないでいる。この日はスタンド席でステージからも離れた席。でもこのダイアリーを歌う時に近くに来てくれて。あの頃のダイアリーからは1人減って2人になってしまったけど、あいかわらずGuitarを離さずにいてくれているこの人。そして君の声は昔よりもっともっと響いてる。そう想うと涙が止まらなくなって。号泣しながらアンコール最後の一曲を聴いていたと思う。
あれからまた月日は流れたけど、2024年のポルノグラフィティはいつになく熱がこもってたんじゃないかな。本当にそう思う。今年はダイアリーを生で聴く機会はなかったけど、メッセージとしては勝手にしっかり受け取った。だから晴一さん、ギターソロいらないなんて言わないでね。来年もあいかわらずGuitarを離さずにいてくれると嬉しい。
ちなみに、この曲には続編?アンサーソング?があって。ダイアリー08/06/09。ロックの日に昭仁さんが書いたみたい。
今この歌詞をみると、今頃バルセロナで大冒険中の昭仁さんは今年やっと眠っている僕を見つけられたのかな?と少し嬉しくなった。
いつか完成するまで歌い続けてくれると信じているので、これからも彼らに付き合っていこうと思う。
と、いつになく熱く、センチメンタルになった私なのでした。末期症状。
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