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【ぽる談】愛が呼ぶほうへ

今日、来月の因島ロマンスポルノのディレイビューイングに向けてお知らせがありました。そして突然、この動画をみてふと思ったこと。

僕を知っているだろうか いつも傍にいるのだけど
My name is love ほら何度でも僕たちは出逢っているでしょう?

ポルノグラフィティ『愛が呼ぶほうへ』

“僕”って、愛ってポルノさんの事だったんだな。とふと気づいた。いや知っていたけど実感した。

この曲がリリースされたのは2003年11月6日。TBSの日曜劇場『末っ子長男姉三人』の主題歌。ドラマは観ていたけど内容はよく覚えていない。
リリース当初はマイネームイズラブ?どゆこと?いい曲だけど。そしてMVの音と口がズレてる感じが気持ち悪くて苦手だった。

その後74ersで披露されたこの曲は、昭仁さんのピアノが危なっかしくみえて「がんばれ…がんばれ…」と念を送りながら聴いていたので落ち着いて聴くことができなかった。

この曲が特別になり始めたのは2005年11月23日の因島凱旋ライブ。当時NHK広島では生中継で放送してくれていて。私も自宅のリビングで生中継を観ていました。その時に地元の小学生たちの合唱とともに披露された愛が呼ぶほうへに感動。こんなにいい曲だったんだ…
そして同時に、亡くなった自分の父親のこと、過去に傷つけてしまった人のこと、傍にいてくれる友人のことなどが思い出されこの曲の解像度がグンと上がった。

それからはライブで聴くたびに鼻の奥がツンとするようになる。毎回個人的ハイライトの曲が愛が呼ぶほうへ、になります。しんどいな、と思う時に救いを求めるように耳の中に放り込む曲もこの曲になる。

そして2018年、しまなみロマンスポルノライブビューイングで披露された因島高校の生徒さんとの愛が呼ぶほうへ。

この日は泣きすぎてスクリーンをまともに観れていないのが私のダメなところなんだけど、前2人の清々しい表情や高校生たちの瑞々しい歌声に嗚咽まじりの号泣。

そして翌年の2019年、神vs神。二日間ホーンとストリングスのアレンジ違いの愛が呼ぶほうへが披露されて。これが最高に良くて、この曲がこの二日間で完成された気がした。確か昭仁さんのアイデアだったんですよね、ありがとう。

ちょっと再生しただけで涙出てきた…涙腺おかしい。

そして、2024年9月1日、因島ロマンスポルノの日を迎えます。前日までに色々大変な事があったことは皆さんもご存知でしょうが、先日noteに書いたのでこちらを。

一曲目はまさかの『おいでよサンタモニカ』でした。すっかり存在を忘れかけていた曲ですが、歓迎ムードでとても楽しかった。このままお祭りムードで行くのかと思いきや2曲目でいきなり愛が呼ぶほうへ。

もうピークが来ちゃった…涙涙。でも確かに因島にとって特別な曲だから最初か最後だろうなと思います。私がセトリを組むのであれば。

時間を経て、遠くから近くから我々を見つめてくれて寄り添ってくれていた曲が愛が呼ぶほうへなんだ。来月開催のディレイビューイングのお知らせで流れてきたこの曲に、今までの想いなどが蘇ってきて。ふと、この曲の存在自体が私にとってポルノグラフィティなんだと実感しました。いつも導かれていた先にいたのはポルノグラフィティだった。
あまりセンチメンタルになりすぎるのは好きではないのだけど、そうさせてしまう不可抗力がこの曲にはあるな、と30秒の予告動画を観て思ったのでした。

ちょっと何言ってるかわからない状態になってきたけど、とにかく来月のディレイビューイングが楽しみです。

チケットを発券しに行ってきます。


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