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Back to the 因島ロマンスポルノ前編

2024年、暑いどころではなかった夏の出来事を忘れないように記しておきたいと思いMacを開いてかちゃかちゃと殴り書きしています。本当に色々あった。

まず。私は夏がとても苦手です。7月生まれのくせに暑いとすぐ頭が痛くなってくる。しっかり水分を摂ったつもりでも。だから、今年の夏は野外ライブで倒れたりすることがないように早めに体力をつけておくことから始めた。
ひんやりグッズを色々揃え、塩分やアミノ酸なども購入した。休みの日は暑い中ウォーキングをして体を慣れさせるトレーニングをした。
たかが野外ライブのために、と思われるかもしれませんがチケットが当たっただけラッキーなライブだから絶対に体調を崩したくないし、故郷に錦を飾るポルノグラフィティの後押しをするために当日はアホになって盛り上げたい、そういう気持ちでせっせと体力作りに励んでいました。

友だちがライブに行けなくなる


そして8月下旬に差しかかった頃。一緒に行く予定だった友人が体調を崩しライブには行けそうにないことが判明。ライブは、友人名義と私名義でそれぞれ運良く当たっていたので2日間とも行けることになっていました。
彼女の体調も心配だけど、チケットどうしようとその日からずっと不安。Xで同行者を募集するのっていいことなのかどうなのか…でも真夏の因島に別にファンでもない友だちを誘うのは気がひけるし、ポルノ好きな友人たちにも声かけたけど遠いところから突然因島へ行けるわけはないし。
チケットが取れなかった人もたくさんいたし、せっかくなら希望する人と一緒に行きたい、それしか方法が思いつかずXで私名義のチケットの同行者募集をかけました。

そうすると数名の方がDMをくださいました。どの方もロマポルへの熱い思いを書いてくださって、どうやっても選びきれませんでした。結局一番最初にDMを送ってくれた方を選ばせていただきました。あの時選べなかった方ごめんなさい。

なんとか良い人が見つかり安心。そして友人名義の8/31チケットも同行者が決まりました。どちらの方も若い方で、少し気が引けながら。だって私はポルノさんと同世代。一回り以上下の人にエイジハラスメントをしないで話ができるのか…という一抹の不安を抱えつつ、同じものが好きなもの同士だから大丈夫だよね?と開き直る。あとは当日を迎えるだけ!よかったー。そして友だちも順調に回復傾向にあり横浜には参加できそうだと。ワズビル有明ぶりに会える嬉しさもあり全てが順調に進んでいたのでした。その頃までは。

しかし、ここからは皆さんもご存じの台風10号というのがじわじわと近づいてくるわけです。天気職人の働きっぷりがちょっとおかしくなる。最初は広島方面には来そうにないと思い完全なる無関心だったけど。そうしたら遅いながらもじわじわとルートが変更となり…ここからはもう言わずもがな。あの台風のこと、サンサンのことは多分一生忘れない。

ロマンスポルノ中止のお知らせ

そして8/29。ちょうど私は夜勤明けでした。朝10時に仕事が終わり、家に着いてシャワーを浴びてブランチを作って食べて。そろそろ休まなきゃ、でもどうなるか気になる…と思っていた矢先。

8/31の中止のお知らせが。ベッドの上でうなだれました。こんなことになるなんて。あんなにみんな楽しみにしていたのに。そして何より地元に恩返しをしたいと強い思いを抱いていた昭仁さん、晴一さんの心境を思うと、24時間寝ていないにも関わらず寝るに寝れなくなってしまいました。
せっかく同行してくれるはずだった方にも本当に申し訳なくて。私が声をかけなかったら最初から諦められたわけで。ここまで傷つくこともなかっただろうと思うとやりきれなかった。

でも、昭仁さんや晴一さんのXポストに少し救われた。私たちより多分一番辛いのは二人やスタッフさんたちだろうに謝ってくれて。どれだけこの日のために準備をしてきたかと思うと社会人としては辛いよ。ある程度想定はしていただろうけども。

因島ロマンスポルノ前日

そうしていよいよ因島ロマポルの前日を迎えるわけです。広島はどうしてこんなに青いん、というくらいの晴れ空。少し風が強いかな、という程度。ライブ、できたんじゃない?ということが頭をよぎりながら。でも、台風は大丈夫そうになったけど交通機関が麻痺してるっぽいと。
私は、たとえJRが止まっていようとも車で、なんなら歩いてでも這ってでも広島駅まで行ってやるという気持ちでしたが同行者さんは関東から来られる方。どうなるかと思いましたが超遠回りルートでなんとか広島に来れそうとの連絡があり一安心。
そして晴一さんがこんなことをポストしてくれて。

この時確信しました。あ、私この人のファンでよかったなと。ずっと好きでい続けてよかったな。みんなが思ってても言えなかった事を言葉にしてくれて、しっかり受け止めてくれて。でも現実をちゃんと説明してくれる。ファンの贔屓目もあるかもしれませんが晴一さんの寄り添う力と言語化能力に惚れ惚れしたんです。

色々思うことはあったし、行けなくなった人たちの事を考えると明日楽しんで良いのかな、と偽善めいた事を思ったりもしてそんな自分に嫌気がさしたりもしました。でも晴一さんのポストを見て精一杯楽しもうと決めました。

そしていよいよ当日、9/1を迎えます。台風一過のせいか天気が良すぎるくらい天気が良い!長くなりそうなので続きは後日。

おまけ。東京ロマンスポルノの苦い思い出

ちなみに。今回は友人が行けなくなりましたが、実は以前私の個人的な事情でライブに行けなくなり友人たちに迷惑をかけたことがありました。
それは、とてもとても重要なアニバーサリーライブである10周年の東京ロマンスポルノ。東京ドームです。
この前日だったかその前だったかに叔父が亡くなりまして。叔父は亡き父(父は私が大学生の頃に亡くなりました)の弟で妻も子どももおらず。しばらく会っていなかったのですが、親戚一同がそんな私に向かって喪主をやれと。東京ドームの日に。
えええーーーーー!嘘だ!絶対嫌だ!と思いつつ、私も大人だしお小遣いもらったことあるし…とドーム行きは諦めました。
それだけならまだ良かったのですが、実は叔父がゴミ屋敷に住んでいたことが判明。よくワイドショーで観るまんまのゴミ屋敷。その片付けなども全て私がやることに。もちろん私たち家族だけじゃ無理なので業者を手配したり色々。本当に大変でした。
あの世であったら絶対一発ビンタしてやるからね叔父さん。
東京ドーム、円盤化されてないからどんなライブだったかも私はわからないんだよ。とても行きたかったのに。私がどんなにポルノグラフィティが好きで10周年を祝う事ができなかったことを悔やんでいるかを延々と地獄で話してやりたいと思います。

では後編に続く。
後編はディレイビューイングが終わってからにしようかな。

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