雑談・韓国ドラマにハマってみた
先入観ってみんな大なり小なりありませんか?
世間が愛の不時着やら梨泰院クラスにハマっていた頃のお話し。確か晴一さんも面白いって話してた気がします。
私はミーハーでありつつも、逆張りしたい気持ちも無くはない方であまりにみんなが見てると「100万人のために唄われたラブソングなんかに僕はカンタンに想いを重ねたりはしない」というポルノ的ヒトリノ夜思想が強目に出てしまうんです。
それにあまりラブコメは好みでないですし。若い頃は日本やアメリカのラブコメを結構観ていたと思うけど、基本的には自分の人生において恋愛というものが最重要事項では無いタイプの人間なので、色んな人から韓国ドラマをオススメされてもスルーしてきました。
しかし、韓国に精通している友人のゆゆゆちゃんがくる日もくる日も韓国ドラマを猛プッシュしてくるではありませんか。まあNetflixには加入してるし、とりあえず私が好きそうなのを選んで観てみようかな?2021年、まだコロナは蔓延していて外に出るのも気が引けるし。ヒマだし。
という経緯で見始めたのがチョ・スンウとペ・ドゥナ主演の硬派なミステリードラマ、『秘密の森』。ペ・ドゥナは私の好きな映画『空気人形』や『リンダリンダリンダ』に出ていたので知っていたし。
1番初めに選んだのがこれで良かった。これが私の好みドンピシャでした。ドンズバ?恋愛要素の薄い男女バディモノ。警察と検察の確執。幼少の頃に脳手術を受けた影響で感情の発達が未成熟で冷徹な検察官のファン・シモクが、警官のハン・ヨジンや周囲の人たちと関わりはじめる事により徐々に感情を取り戻していくストーリー。ダークな場面もたくさんありますが、飽きさせない脚本、演出、驚きの展開と本当に質の高いドラマで感動しました。
そこからは貪るようにビンジウォッチング。チョ・スンウにハマったので彼が出ているドラマを観たり他のサスペンス(『怪物』も最高に面白い!)も、そして結局ラブコメ系も。愛の不時着も面白かったですね。北のおばちゃんたちが好きです。
結局脚本や演出が面白ければラブコメだろうがホラーだろうが面白いものは面白いんですよね。自らのガチガチ偏見頭を反省しつつ。
そして、とても大切な作品をリアルタイムで観れたことが本当に良かったと思える作品、『私の解放日誌』に出会う。これもNetflixで配信されています。
韓国の地方都市で変わり映えのしない毎日をくすぶりながら生きている兄弟たちが、謎の男ク氏に出会うことにより自己を解放し生きがいを見つけていくストーリー。IUとイ・ソンギュン主演で有名な韓国ドラマ『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』の脚本を手がけるパク・ヘヨンの新作でした。
3兄弟はみなクセが強く、全て共感できるわけではないんですが、架空の地方都市「サンポ市」に本当に今も住んでいるのではと思うくらい俳優さんたちは瑞々しい演技をします。そして謎の男ク氏(ソン・ソック)のセクシーさたるや。そして脇役まで愛おしく思えるドラマ。韓国ドラマと言えば財閥、キラキラ、メイクばっちりイケメン、と思っていたのでその真逆要素ばかりのこのドラマにものすごく引き込まれました。
他にも韓国映画(ドラマよりも映画の方は元々少し観てた)でお馴染みの俳優たちが出ている『ナルコの神』や、韓国プロ野球を描いた『ストーブリーグ』、アメドラのリメイクである『サバイバー60日間の大統領』、痛快アクションラブコメディ?の『ヴィンツェンツォ』、ザ・マクチャンドラマの『ペントハウス』、ラブコメ王道の『海街チャチャチャ』、韓国版坂元裕二的な脚本の軽快且つ繊細なドラマ『恋愛体質30歳になれば大丈夫』、高校生から大人になるまでの恋愛模様を描いた傑作『その年、私たちは』などなどなど。あ、『D.P. -脱走兵捜査官-』も『地獄が呼んでいる』も『イカゲーム』も面白かった。
という感じでまんまとハマってしまいました。最近はポル活に忙しいのでなかなか観れていないのですが落ち着いたらまた観ようと思います。そろそろ地獄が呼んでいる2やイカゲーム2が始まりますしね。
エンタメは心のスキマを補ってくれる良いサプリメントです。たまに好きなエンタメについて語っていきたいのでおヒマな時にでも読んでみてください。
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