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北海道からポルノグラフィティに会いに行った話~因島ロマンスポルノ'24~ ④


この回で最後になるかと思いきや、
思いのほか長くなってしまったので次回を最終回にしようと思います。


9月1日

4時半頃に起床。
準備に時間がかかるため出発2時間前には起きないと間に合わない。
そしてコメダでモーニングを食べるべく、友人たちと待ち合わせた。

朝ごはんは大事

わたしたちが乗るバスは広島駅8時台の1番早いバスなので、食べ終わったらすぐにシャトルバス乗り場へ向かいました。

よく見るとロマンスポルノ24の文字

ひとつ前のバスに乗ったファンの方々が出発する時に、バスの中から手を振ってくれた。
嬉しくなって思わず「いってらっしゃーい!」とブンブン手を振って見送った。
のちに自分も行くけれどw
でもすごく嬉しくて、ずっと手を振ってた。


その後、スタッフさんが手際よく並ばせてくれ、ぞろぞろとバスに乗り込む。
やった!一番後ろの席だ!と座った瞬間、

解放区が流れてくる。

なんて粋な計らいなんだ。
朝から泣いた。
もうイントロから号泣した。
まだライブは始まってないのにしっかりと泣いた。
そんな午前8時過ぎ。


車内では隣になったお姉さんとその相方さんとわたしたちの6人は意気投合し仲良くなりました。
お姉さんたちはとても素敵な方々で、広島の人は本当に優しい人ばかりだなぁと思いながら楽しい時間を過ごす。

因島大橋から見た綺麗な景色
雲ひとつない空
因島運動公園に到着

ついに本日のライブ会場、因島運動公園に到着。
坂をのぼり、バス降り場に行く途中、外には笑顔でわたしたちを迎えてくれ、手を振ってくれるスタッフのみなさん。
先にバスを降りて道を歩いてるファンの方々も、みんな手を振ってくれている。
なんだろうこの優しい世界。
また泣きそうになる。

バスを降りて、リストバンドとグッズをもらう。
入口に向かう途中も、

「こんにちは!」
「いってらっしゃい!」
「お気をつけて!暑いですねー!」

と、すれ違うスタッフさんみんながずっと声をかけてくれる。
おそらくポルノさんのライブはもう100回くらいは行ったと思うけど、ライブ前からこんなに心があたたかくなった事は過去にあっただろうか?
こんな気持ち初めてだ。
なんて幸せなんだろう。
誰に対してありがとうを言っていいのか分からないけど、ずっとありがとうって思っていた。

フラッグアートを見たらぶわっと涙が込み上げた

バス車内で仲良くなった我々はフードエリアにも一緒に繰り出すことに。
グッズも買いたかったけど、先にご飯をいただきました。

たくさんのキッチンカー
日陰スポット
商品名を失念しました
美味しかったです
みんなご飯買えたかな?

肝心なごはんの写真を撮り忘れた。
牛串とおにぎりを食べました。
どちらも美味しかったです。
牛串屋のおじさまにどこから来たの?と聞かれたので「北海道から来ました!」というと「ほ、北海道!?そんな遠いところから大変だったね!」とびっくりしていた。

無事に到着できたので今となればそこまでの距離を感じないが、実際にはそこそこの距離があるだろう。
今回に至ってはたどり着けない恐怖とも戦いながら来たから、それはもう、広島が遠く遠く感じたのは事実です。

串をもらう間、開場前にポルノさんたちがひとつひとつのキッチンカーをまわって丁寧に挨拶してくれたという話を聞かせてもらった。




「ポルノグラフィティの二人は、本当に良い人だね」


そう言ってもらえてすごく誇らしい気持ちになった。
わたしなんかが誇らしく思うのも違うかもしれないけど。
でも今までもこれからもポルノさんはわたしにとっての誇りだ。
声を大にして言いたい。



ポルノグラフィティは本当に素晴らしい人たちなんだと。



そんなお話を聞かせてもらえてとても嬉しくて、思わず「そうでしょう?( ・´ー・`)」みたいな顔をしてしまったと思う。
嬉しくてドヤ顔を隠せなかった。
また心がポカポカした。

昼過ぎくらいにお姉さんたちとはお別れして、グッズ売り場に並ぶことに。
売り場はそこまで混雑しておらず、さほど時間もかからないで購入できた。
グッズを買ったあとはクーリングスポットを見つけたので避難。
すると遠くからわたしを呼んでいる声が聞こえてどこから叫ばれているのか分からなくて思わずキョロキョロしてしまった。
かなり距離があったのによく気づいてくれたと感動しながら、いつぶりかに再会した友人とハグしてお菓子を渡し、クーリングスポットへ向かう。


暑さに慣れていない道産子のわたし、さすがに堪え始めていた。
何本水分を取ろうとも全部汗で出てしまう。
しばらく椅子に座って体力を回復させる。


休んでいる間、Nさんが会いに来てくれた。
Xで知り合ったお友達。もちろん初めて会う。
想像していた通りとっても素敵な人。
ニヤニヤを隠せなかったので怪しまれる前に退散した。


体力も回復してきたので、入場するべく入場ゲートへ。

いざ入場

無事に入場。
座席は入る前に確認していたので、大体の場所は把握していたけど席に着くと、とんでもなく近い。


着席してみる




アッツwwwwケツ焼けるwwwww



これについてはみんな同じ事思ったと思う
めちゃくちゃイスが暑かった
日陰なしの場所に何時間も置かれていたらそりゃ熱くもなる。
タオルを余分に持ってきてよかった。
席に敷いてぼーっとステージを見つめる。


なぜだか泣きそうになる
昨日中止になって悔しくて悲しい気持ち
今日無事に開催する嬉しい気持ち
ポルノさん二人の思い
ファンのみんなの思い
スタッフさんや因島の方の思い


胸がぎゅーっとなった。
始まる前から泣きそうになってどうするんだとつっこまれそうだが、
隣見るとHちゃんも泣きそうになってて思うことは同じだったようだ。
ケツが焼けると騒いだり、急に泣きそうになったりとわたしの感情は今日も忙しい。


しばらくして他の友人にも会えそうだったので会いに行くことに。
クーリングスポットに会いに来てくれたNさんと共にTさんに会えた。
いつもXで話かけてくれる二人。会えた嬉しさで変な動きをしてしまう。
嬉しい~フヒヒィwwみたいな気持ち悪い笑い方をしてしまった。
本当はもっとたくさん話したかったけど長く引き留めておくのもよくないと思って、横浜で会おうねと約束して解散。



席に戻りまたぼーっとステージを眺めていると、
今までのことを思い出してしまう。



ラジオでアポロを聞いて、一瞬で好きになった。
それからどんどんのめり込んで、好きの気持ちが止められなかった。
初めてポルノさんに会いに行ったのは2000年の08452ツアー。
あれからもう24年も経ったのか。
当時学生だったわたしがもう30も半ば過ぎ。

この25年あっという間だったけど、
つらい時も
悲しい時も
嬉しい時も
ずっとポルノさんがそばにいてくれた。
始まる前からありがとうの気持ちが溢れてくる。
ありがとうポルノさん。
25年ずっと走り続けてくれて、ありがとう。
ずっと支えてくれて、ありがとう。




そして午後14時、開演の時間。




つづく
(次こそが最終回です…!)

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