恋人との関係を良い形で長続きさせるためには？
こんにちは！恋愛マーケター古川です。
先日、友人が彼女との関係について悩んでいました。
付き合って数年になるこのタイミングで、彼女は結婚したがっているけど、彼はまだ自由でいたいという思いがあって、そこまで考えられないとのこと。
よくある話ですね。
そしてその気持ち、よく分かります。
実際に結婚した人に「結婚してどうですか？」と聞くと、必ずと言っていいほどマイナスな意見が返ってくるので、私自身も去年までは「結婚はいいかな」って思ってました。
なので、どうせなら別れたら？と提案したところ、
「今さら新しい人探すのも大変だなって。それに、彼女のことは嫌いじゃなくて、むしろ結婚の話が無ければ最高なんだよ」と言う。
それなら、どんなとこが最高なの？と聞くと
「一緒にいて楽（らく）なところ」と言う。
ふむふむ。一緒にて楽なのは確かに良いな。
と思いつつ、ここまで話を聞いて、私はすごく違和感を感じていました。
友人から、彼女が好きであるという感じが全く伝わってこないのです。（そんなことなかったらごめんね！）
私も、一緒にいる年月が長いほど「恋愛」という感覚は薄れ、「家族」に近い感覚になってくる経験があります。
なので自然なことだとは思いますが、果たしてこれは良いことなのでしょうか？
よく「恋人と長続きするにはどうしたらよいか？」という質問を頂くのですが、今回のケースはこの質問への回答に近いものがあるように思います。
今回は、恋人との関係を良い形で長続きさせる方法について、私の持論をお話しします。
恋人のことは積極的に他人に自慢すべし
恋愛で多くの人が気になるのは、
「相手が自分のことを好きかどうか」
だと思うのですが、付き合い始めるとどんどんその感情は薄れ
「自分は相手のことを本当に好きかどうか」
という感覚になります。「慣れ」と「飽き」ですね。
だから、付き合いを長くするには「自分は相手のことを本当に好きかどうか」が重要になるわけですが、ただ漫然と過ごしても、本当に好きになる確率は低いと思っています。
お互いの関係を良い形で長続きさせるためには、自分が相手のことを好きになり、それによって相手が自分のことを好きになるというスパイラルを自ら意識的に生み出さなければなりません。
相手のことを好きになるためのポイントは２つです。
①相手のことをよく知る
②相手のことが好きであることに正直になる
①は、相手の知らない一面を知ることで共通点や尊敬できるポイントが見つかり好きになるというやつですが、長く付き合うにつれて知らないことが減ってくるので、長続きさせるという点では苦しいように思います（もちろん、重要ではあるのですが）。
長続きということを考えると、②の方が重要でしょう。
相手のことが好きであることに正直になるということは、自分で好きだと認めるというだけでなく、外（他人）に対して分かりやすく表現するということです。
私の友人で、これが得意な人がいます。
彼とは大学からの友人で、つい先日、大学から付き合っていた彼女と結婚しました。
彼はすごくモテます。
実際、彼を巡って女子の間で争いが起きたこともありました。
元カノも、元々カノも、そして結婚した相手も、私の知る限り可愛い娘ばかり。さらに結婚した相手は性格までめちゃくちゃ良い娘です。
そんな彼のことを私は「顔と性格以外は完璧な奴」と呼んでいます。
※彼を知る、私以外の人もそう呼んでいました。
この話をすると、100人中100人が首をかしげます。
モテる人は「顔か性格のどちらかが良い」のが一般的ですが、「顔と性格が悪いのにモテる」わけですからね(笑)
※勘違いしなでください。私はその友人のことが大好きです。
では、どうして彼がモテたのかというと、とても素直で正直だったからだと私は思います。
好きな人は好きで、嫌いな人は嫌いなのです。
だから、気が合う人は合うし、合わない人はとことん合わない。
でも、好きな人にたいしてはとことん愛情表現をするし、人前でも気にせず褒めていました。
よく、自分の恋人の話になると「たいしたことない」と表現をする人がいますが、それと真逆です。
自分の好きな人のことは、周囲に対しても素晴らしい点を惜しみなく話すんです。
相手からしたら嬉しい限りですよね。
これに気づく前は、私は自分の彼女のことを話すのがあまり好きではありませんでした。
決して嫌いではないのですが、なんとなく気恥ずかしかったので。
でも、その友人の行動に気づいてから、私も彼女の自慢を周りにするように心がけました。
こういうところが可愛いとか、こういうところを尊敬するとか、周りがどう思おうと、自分はこういうところが好きだというのを広めたんですね。
そうすると、以下のような正のスパイラルに入り始めました。
↓周りに彼女の自慢をする
↓自分で言ってることを聞いて、自分は彼女のことを好きなんだと再認識
↓周りも「そんないい人なんだ」と肯定してくれるので気分が上がる
↓その気持ちで彼女に接するから彼女の気分もよくなる
↓いいことをしてくれるから、それを周りに自慢する
↓また、自分はその人のことが好きなんだと再認識する
こうなると、なんとなく良さそうな気がしますよね？
実際、このスパイラルに嵌ったことで良好な関係が続きました。
このスパイラルに嵌るには、まずは自分が相手の良いところを積極的に周りに言いふらすことが肝心なのですが、逆にそれをやらないと負のスパイラルに嵌る可能性もあります。
友人が恋人との関係を聞いてきて、「いいよなー○○はかわいい彼女がいて」なんて言うと「いやー、そうでもないですよ」なんて返事する光景をよく目にしますが、自分の話を一番聞いているのは自分ですから、自分の恋人に対する印象がどんどん悪くなります。
営業は、相手に対して「完璧ですね」と言うことで不満や課題を引き出すことがありますが、まさしくその状態です。
良いと言われれば、照れなのか謙遜なのか不満なのか、バランスをとろうとマイナス面を探し始めるのが人間です。
その負のスパイラルに嵌るのを避け、正のスパイラルに嵌るには、恥ずかしげもなく周り自分の恋人を自慢すること。そして、周りから良いねと言われたら「マジ最高！」と答えることがものすごく大切なのです。
これができるかできないかは、単純に「彼女を褒めることによって、自分はどう思われるだろう」という気持ちを突破できるかどうかだと思うのですが、自分が付き合っている相手くらい褒められなくてどうするんだって話です。
心から褒めるポイントがないという場合には、とっとと次の人に行った方が良いでしょう。
心から褒めるポイントがあるかどうかを付き合う基準にすれば、相手の好きなところは自ずと見えるかと。
そして、だからこそ、付き合う相手のペルソナは定めるべきなのですが、それは別の記事で解説します。
まあなんにせよ、付き合った相手のことを人前で自慢できないのはダサいですよね。
まとめ
今回の話を纏めると、「恋人との関係を良い形で長続きさせるためには？」という表題への答えは「好きであることに正直であること」であり、具体的な行動としては「恋人のことを周囲に自慢すること」になります。
他人の目を気にせず、誰が何と言おうと私は好きであるというスタンスが大切。
そのためには前提として、相手のことが本当に好きであることが必須なわけですが、本当に好きな相手を見つけることの方が大変かもしれませんね。
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石川県金沢市生。
積水メディカル株式会社の研究員として、診断薬の開発並びに改良を担当経験。
その後、人材系ベンチャー企業での新規開拓営業、会員制クラブのボーイを経てMarketing-Robotics株式会社にマーケティングオートメーションコンサル（MAコンサル）としてジョイン。
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