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ワクチン2回目接種した

 昨日はファイザー製のワクチン2回目を打ってきました!だいたい2回目の副反応が重いと聞くので、これからどうなるかドキドキ!
 例によって入場から退場まで、待機時間を含めて約30分弱。あっという間ですねえ……その後に行った眼科のほうがよほど時間がかかりましたよ😇


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 新型コロナウィルスは今や日本全国で爆発的な感染が起こっています。それに対する政府の対策は、酸素ステーションを設置するだの、病床を増やすだの、抗体カクテル療法を外来でもできるようにするだのといった、場当たり的で後手後手のものが目立ち、感染を抑制するための対策は旧態依然とした緊急事態宣言の発出のみ。

 はっきり言って、言うだけの宣言などもはやほとんど意味をなさないでしょう。「自粛」を「お願い」するというのもまずもって変な話です。「お願い」したら、それは「要請」ですよね?国民が自分で判断して行う「自粛」とは、同時に使うことはできませんよね?

 この言い方の裏には、「国民が自主的にやっていることだから、何の補償もしなくてよい。する必要はない」という方向に持っていきたい政府の考え方が透けて見えます。これは会社組織でも同様です。こんな状況下で、だれも通勤電車に乗って人の集まる職場になど行きたくありません。しかし自主的に休めば「自己都合」となり、ただの欠勤扱いにされます。非正規雇用の労働者は、欠勤すればその分給与が減るだけなので、働かざるをえません。正社員にならなかったのが悪い、自業自得だという意見もありますが、そもそもこんな歪んだ雇用形態の世界で正社員になれたといっても、それは同時に多量の経済弱者を生むことに加担していることにほかならず、それはひいてはこの国の人的基盤を恐ろしい勢いで削ぐことにつながってゆくのです。「自粛」の「要請」で生き残れるのは、十分な資産がある者か、運良く正社員の枠組みに収まることができた者だけです。

 これが適者生存だと思いますか?

 職を失い、蓄えも底を尽き、生きることすら難しくなった者たちを「選ばなければ仕事などいくらでもある」の一言でさらなる下層に追いやるのが、社会のあるべき姿ですか?追いやられた人たちを、ひとくくりに社会に不要な存在と切って捨てることができますか?

 それが平気でできるなら、それは民主主義の敗北であり、人間性の放棄でしかありません。私が何より納得いかないのは、これが独裁政権の国とかではなく、たとえ形だけでも民主主義を標榜している国で起こっている出来事だからです。


■健康で文化的な最低限度の生活を維持するために

 民主主義とは、少数の富める者と大勢の貧しき者を作り出すシステムのことではありません。それは自由経済の弊害です。
 また、民主主義は、人民の自由を認めるものであっても、時には強権をもってして人民を統制する覚悟がなければ、有事に対処できずに機能不全に陥る恐れがあります。誰も責任を取らない、取りたくないという覚悟なき心根が、この感染症対策の体たらくを招いているのです。
「強権主義」「自由の侵害」「ファシズムの再来」などという言葉を恐れているのでしょうか。しかし、今の日本人には──特に感染爆発している所の住人には──自由など当面いりません。必要なのは強制です。後世にどんな誹りを受けても、為政者がこの感染症と刺し違えるつもりで国民にある程度の不自由を強いなければ、収束はおぼつかないでしょう。ワクチンが国民全員に行き渡ったとして、変異した新たな強力なウィルスが出た場合にはまた同じことを繰り返すのでしょうか。緊急事態宣言発出と解除を繰り返し、経済の首を絞め、国民を疲弊させることをまた?

 国民の側もそうです。日本人の、善悪どちらにでも転びうる習性「右に倣え」を捨てなければ、滅ぶことさえ受け入れかねません。「みんなが我慢しているから」「みんなが遊びに出ているから」「みんなが出勤して働いているから」という理由で行動を決めていたら、何が正しくてどういう理由で行動しているのかがわからなくなります。
 国民に必要なのはまず「知識」、そして何よりも、おかしなことにはちゃんとNOを突きつける「気概」です。この「気概」が、圧倒的に足りていないのです。「和を以て貴しと為す」が完全に裏目に出てしまっています。
 戦後、今こそ日本人の気概が試されている時代はないでしょう。そう、これはまさに災害であり戦争です。しかもその真の敵はウィルスではなく、私たちの精神の内に潜むものなのです。


■日本は沈みゆくドロ船なのか

「ひと月あたりひとり頭30万円を支給する」
「1ヶ月間家から出るな」
「違反すれば罰を与える」

くらいしないと、抜本的な解決にはならないでしょう。それができなければ、今のように、緩慢でしかも確実な滅びへの道をたどってゆくだけです。このままだと、日本は脳と骨と皮だけの貧しい国に成り下がります。
 政府が国民を守らない国からは、出生率が低くなったり、人材が海外に流出したりして人口が減ります。人口が減れば、今まで維持できていたものが維持できなくなります。今までのやり口を見ていると、最も軽視されているのは「文化」なので、そこが真っ先に維持できなくなるのは目に見えています。文化の維持をおろそかにすれば、国としての厚みを失うのです。すでに長い歴史を持つ企業で廃業・廃絶の憂き目を見たところがいくつもあるのは、みなさんもご存知のことでしょう。

 私自身は、新型コロナウィルスを抑え込むのではなく、インフルエンザ程度の扱いをするようになれば良いと思っています。感染症が蔓延したときに最も適した状態は、「感染者は多いが発症者は少ない、発症しても重症には至らず、入院も少ない」という状況です。これを可能にするのは「抵抗力のある身体」「ワクチン」「治療薬」という3つの要素です。逆に言えばこれらの三本柱が揃うまでは、危険は去らない、ということです。変異を繰り返すウィルスに対応するためのワクチン開発のさらなる迅速化、そして治療薬の開発が急務となります。健康な身体を維持するための働き方も忘れてはなりません。


 健康で文化的な最低限度の生活を維持するために。
 健康で文化的な最低限度の生活レベルを勝手に下げられないために。


 社会の舵を取るのにふさわしいのはどんな人物であり組織なのか、今まで以上に、厳しく見極める必要があります。


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 今回の副反応は前回よりも早く現れました。注射した箇所の痛みも強く、肩が上がらない状態です。大事をとって明日、明後日もお仕事はお休みを取りました。熱出るかな?まあ、それが終わったらまた出勤なんですけどね。もともと引きこもりぼっちなので、家にいるのは全然苦にならないのになぁ〜

 みなさんも、感染症対策にはくれぐれもお気をつけて。あと、ストレスとも上手におつきあいしていきましょう。電車に乗っているだけで切りつけられたり、駅で硫酸をかけられたりするご時世なので……


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 今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 それでは、ごきげんよう。

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酎 愛零(ちゅう あいれい)
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