レトロ建築を訪ねて：大倉山記念館 その1
大倉山公園にある謎のレトロ建築、大倉山記念館をこれより探索いたしますわ
財団法人 大倉精神文化研究所……？
ふたたび正面に回ってまいりました。一見してギリシャ風の建築に見えますけども、どこか違和感もありますわね……
切妻破風の模様。謎の鳥が二羽……二羽一対ということは鳳凰？
違和感の最大の原因はこれですわね。画像ではわかりづらいかもしれませんけど、この柱、下部のほうが細くなっているのです
ギリシャ文明の柱なら、下から三分の一がもっとも太く、そこから上に行くに従って細くなっていくはず
とりあえず、中に入りますわよ
おお〜！( ╹▽╹ )
これはよき！よき石！よき彫刻！よき階段ですわー！
この渦巻きもようと三角形の連続デザイン……ケルトのそれとも違いますわね……
座れますのね！これもよきベンチですわ！
射し込む光と、背もたれの真っ直ぐなベンチが、教会や神殿のような雰囲気を出しています
左側の部屋に入ってみましょう
三連扉！？やはり宗教的なモチーフなのでしょうか？
あっ、そういえばここは二階でしたわね
右側のお部屋は図書室らしいですわ。古い建築は古書を保管するのにはイメージ的にぴったりでしょう
辞典学、哲学、宗教、歴史……どれもわたくしの好物ですわ。今度また、腰を据えて見学させていただきましょうか
これは想像以上の掘り出し物ですわ〜
一階を探索いたしましょう！一階と言いますか、二枚目の画像から察するに半地下なのでしょうね
年経た石とセメントの質感がたまりませんわ〜
床材はテラゾー……人造大理石のようですわね。この質感は大正末期か昭和ひと桁とみました
すごく、建物の基礎感がありますわ！
石碑？「留魂碑」と書かれていますね。重要なものっぽいですわ
ちょっとわかりづらい説明ですけど、要は、今見えている石の碑（留魂碑）の下に青銅の碑（留魂礎碑）が埋まっている、ことですね
第７集会室……今も現役の公会堂、ということですのね
あまりお手洗いを激写していると変質者と間違われますわー！人のいないときを見計らって！ちなみに中でちゃんと分かれています
奥に行けそうですわね……
でも、この階段を上ると立ち入り禁止区域だったような。とりあえず戻りましょう！まだまだ続きますわ〜いいなと思ったら応援しよう！
