ルドゥーテの庭:青和ばら公園

画像1 ばらの名所を求めて!本日は東京都は足立区、青和ばら公園にやってまいりましたわ!
画像2 住宅街のど真ん中系の公園ですわね!それでいてけっこうな広さがあります。これは期待が持てますわー!
画像3 ミニバラは見やすいように、あるいは均等に日が当たるように、段々の所に植えられていますのね。どうやら魅せ方を心得ていらっしゃるようですわ
画像4 とても佳い香りが漂ってきますわ。くんくん……これは、いつか葛西臨海公園で見た……
画像5 やっぱり!「ハマナス(ハマナシ)」がありましたわー!(≧▽≦)
画像6 「ハマナス」はとても香りの強いばらで、その中国産の変種「玫瑰(まいかい)」からは「玫瑰露酒(メイクイルーチュウ)」というお酒がつくられますの。いつか飲んでレポートしたいですわ
画像7 微香、「カインダ ブルー」。カタカナ表記だと名前がちょっと謎なんですの。「Kind a blue」だと「青っぽい」とか「青みたいな」になってしまうので、「ブルーな気分」を表す「Kind of blue」の方がしっくりくると思うのです
画像8 くんくん、ここからも佳い香りがいたしますわよ!
画像9 小輪のつるばら、「アンジェラ」。ロザリアンの間では微香または無香などとも言われていますけれども、中程度の香りがいたしますわ。ここの特性かしら
画像10 何やらバドミントンのシャトルのような形のパーゴラがありますわ
画像11 パーゴラとは、柱と格子状の屋根からなる建造物で、もとはイタリア語でぶどう棚という意味の言葉です。つるばらを這わすにはもってこいですわ。構造上、残念ながら雨をしのぐには向きません
画像12 「黒真珠」。もう少し黒みがあると、名前の通りになりますわね
画像13 クリームピンクの大輪は「マイ ガーデン」。ダマスク、ティー、フルーティーなどの複雑で華やかな香り。日本の園芸雑誌「My Garden」に贈られたばらだとか!
画像14 「ピース」。クリームイエローにピンクの縁取りが見られるかんぺきな「ピース」には、まだお目にかかったことがありませんわ(。•́︿•̀。)
画像15 基本的には平地、ときたま高さのある所から眺められるのは良い点ですわ
画像16 「ホワイト ノックアウト」。ノックアウト系統は驚異的な耐病性を持ち、とても丈夫ですのよ
画像17 「ブラッシング ノックアウト」。花つきもよく、高さもそこまで高くならないので、初心者が育てるファーストローズにうってつけですわ
画像18 「ピンクダブル ノックアウト」。ひと目見て、このばら園はノックアウト系統が推しなのだとわかるくらい、たくさん咲いています
画像19 街なかのばら園は当たり外れが激しいものですけども、ここは大当たりですわね!
画像20 「マジック メイディランド」。最大の特徴は「地を這うように枝を伸ばす」こと。花を多くつける多花性であることもあり、ばら花壇の最前列に最適な品種のひとつですわ!
画像21 「トイ トイ トイ」。「絞り」と呼ばれる、まるで絞り染めのように色が差すのが最大の特徴ですわ。聞き慣れない言葉ですけど、ドイツ語です。最近だと、ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」のキャラクター「エイシンフラッシュ」が、よく『toi,toi,toi……』と唱えていますわね
画像22 意味はドイツ語で「大丈夫、うまくいく」。基本的には自分や他人を励ましたり鼓舞するときに使う言葉だそうです。同じ音節の繰り返しということで、意味は若干違いますけど日本語の『くわばら、くわばら』が近縁かもしれませんわ
画像23 大輪、「ゴスペル」。ダマスク+スパイシーの香りも華やか。
画像24 ヤシの木の存在感がばつぐんですわー!✧◝(⁰▿⁰)◜✧
画像25 抱え咲きから平咲きへと変化してゆく「ノスタルジィ」。人生を振り返るときに、おだやかな音楽に包まれ、かたわらにこのばらがあれば、言うことなしですわね……
画像26 甘い香りの「メルヘンツァウバー」。ここを訪れた子どもたちも、いつか幼い頃というメルヘンを思い出して昔を懐かしむのでしょうか
画像27 円柱に刻まれた碑文がありますわ……
画像28 『未来に翔(はばた)くふれあいのよろこびよ あたたかな笑い声と共に ここより永久(とわ)に広がりゆけ』
画像29 この公園を造った人々の願い、祈りといったものが、時を超えて感じられます
画像30 ばらも、想いも一級品。青和ばら公園、覚えましたわよ。春ばらの季節に、またお会いしましょう。それでは、ごきげんよう~

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