ルドゥーテの庭:奥戸ローズガーデン

画像1 ばらの名所を求めて!東京都は葛飾区、奥戸ローズガーデンにやってまいりましたわ!
画像2 住宅地のどまんなかにあり、アクセスがよいとはいえませんけども、小岩駅からなら歩きでも(私の脚力なら)余裕ですわ!
画像3 しかし!今回わたくしは千葉県市川市の広尾防災公園から環状七号線をバスに乗って北上してきました。思った以上に遠く感じます
画像4 それにしても、ずいぶんと閑散とした印象を受けますわね……
画像5 もしかして、秋ばらを想定しての手入れをしていない?そんな、まさか……?
画像6 とにかく咲いている子たちだけでも撮っておきましょう。
画像7 大輪のサーモンオレンジ、「カトリーヌ ドヌーヴ」。名前はフランスの女優カトリーヌ・ドヌーヴから。
画像8 鮮やかな黄色の銘花、「伊豆の踊り子」。名前の由来は作出者から静岡県河津町に贈られたことから。そう、川端康成の「伊豆の踊り子」の舞台となった町ですわ!
画像9 「ウェディングベルズ」。かわいそうに、まともに咲いていたのはこの一輪だけでした。
画像10 純白にピンクのふちどりが美しい「ビブ ラ マリエ!」フランス語で書けば「Vive la mariee!(ひとつめのeにアクサンがつく)」で、意味は「花嫁万歳!」というところでしょうか。ビックリマーク(!)まで含めて正式名称です。
画像11 「マダム サチ」。あまりお目にかかることのない品種ですわね。クリームイエローを中心にした上品な白。名前の由来は第70代内閣総理大臣 鈴木善幸夫人の、鈴木さちさんからから。
画像12 「フューチャー パフューム」。「未来の香り」の意。中輪、上品なダマスク系の中香、八重でコンパクトにまとまるといった、初心者向けの要素を多く持つ品種です。
画像13 クライミングローズとも言われるつる性ばらの「ロイヤル サンセット」。夕日を思わせるオレンジピンクの丸弁に、ティー系の香りが素晴らしい品種です。
画像14 このローズガーデン、人はそれなりに訪れているように見えますけども、どうもばらを目当てに来ていらっしゃる感じがしません……やはり秋ばらを度外視しているのでしょうか……
画像15 気を取り直して、こちらは「月光」。「伊豆の踊り子」などと比べると黄色が淡く、月光の名にふさわしい色味です。
画像16 「ルージュ メイアン」。微香性、半剣弁の、赤ばらのスタンダードとも言えるでしょう。……下を向いている子が多いのは、まともに咲いているのがそういう子たちしかいなかったからですわ(。•́︿•̀。)
画像17 丸弁の八重、紫系の「プラムパーフェクト」。遠いところにあったので香りは確認できず。秋ばらの最大の楽しみが……!(´;ω;`)
画像18 大輪の「ビバリー」。フルーツ系の香りが強い品種です。暑さにも寒さにも強いので、南北に長い日本列島でも割とどこでも見られます。
画像19 揺らめく炎のような「聖火」。白っぽい中心から濃ピンクのへの変化は実際の炎のよう。
画像20 出ました!「ロイヤル プリンセス」。愛子さまの御誕生を祝って献呈されたばらです。こういった公園に王室・皇室に献呈されたばらが多いのは、「丈夫だから」という理由もあるからでしょう。
画像21 わたくしが好む白ばらの2大巨頭のひとつ「ヨハネ パウロ2世」。アイボリーホワイトにダマスク系の強い香り、第264代法王ヨハネ・パウロ2世に捧げられたばらです。
画像22 苦労して来た割には……というのが正直な感想ですわ
画像23 風も、時も、命も凪いでいる……そんな印象の奥戸ローズガーデンでした。春ばらの季節はどんな感じなのか、気になりますね。

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酎 愛零(ちゅう あいれい)
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