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お花見弾丸ツアー:八芳園

 桜の花咲く園を求めて!今回は東京都は港区、庭園が有名な結婚式場・レストランである八芳園はっぽうえんに来ておりますわ!


駅の広告などで名前だけは知っていました

 場所としては地下鉄白金台駅からすぐ近く。国道312号線、いわゆる目黒通りから道を一本入った所にございます。よく間違われるのですけど、白金台の読みは「しろがねだい」ではなく「しろかねだい」。



おお!敷地に入ってすぐの所にさっそく八重桜が!

「都内 八重桜」で検索をかけたら出てきたので来てみたのですけど、どうやら当たりだったようですわね~!



なんと!乙女椿と八重桜の共演!これはぜいたく!



きちんと手入れをしていることがうかがえる美しい姿、乙女椿



もちろん、桜も主役の座をゆずりません。きれい~



桜と若葉のコントラストが八重桜の醍醐味ですわ~

 ただし本数は多くないとのことなので、一本一本をじっくりゆっくり観ていきましょう。



いざ、庭園へ

 入り口の立て札には施設利用者以外の入園をお断りする旨が書かれていますけれど、港区のウェブサイトには入場無料で誰でも散策できると書いてあり、そのへんを歩いていた従業員の方にお尋ねしても「ご自由にお楽しみください」とのことでした。



雰囲気ありますわ~



いち、に、さん、し……十三重石塔ですわね!



ぬぬ?足元に桜の花びら!?



こちらは花首ごと。ということは……



上!

 ありましたわー!遠目にはあまり桜色をしていなかったので気づきませんでした!



全体的に緑色が多い……?でも葉桜というほどでもない……これは?


やはり!緑の花弁の桜ですね!


緑の桜といえば、「御衣黄ぎょいこう」か、「鬱金桜うこんざくら」か……



緑色が濃く、色が変化する際の条線が強く出ていれば御衣黄だと思いますけども、



あ、見えた!赤い条線が見えましたわ!緑色も濃いし、御衣黄でまちがいないでしょう!



うーん、今咲いている桜は、入り口のあれも含めて三本だけのようですわね



でもせっかく来たのですし、新緑はきれいだし、お日さまはあたたかいし、少し八芳園を探索してみましょう!



ツツジも咲き始めましたわね



真っ白なツツジが光を反射してまぶしいほど!



スポットライトを浴びるような深紅のツツジもあれば……



あざやかなアザレアピンク、和名はその名も「躑躅色」。



渓流のような水の流れ



あっ、池になりましたわ。鯉も泳いでいます!



結婚式の前撮りでしょうか、新郎新婦らしきお二人が、手練れのカメラマンに撮影されていらっしゃいました。ちなみにしんろうしんぷ、と打って変換したら最初心労神父と出てきて白目を剥きましたわ

 


なんと、水上のあずまや



足を滑らせたら即ドボン。風流はある意味やせ我慢ですわーっ!

 水面に反射した光があずまやの屋根に照り映えてキレイでした!




どうやら一周したようですわね



春の日差しを浴びて光を透かす紅葉もまた、いいものですわ



この季節に紅葉も満喫できる八芳園

 国道が近いとはいえ、これほど静かなのは、白金台という土地柄もあるでしょうけども、それ以上に、幹線道路から下の斜面に造られていることも大きいのでしょう。ここは白金「台」ですからね。



えますわね~さすが結婚式場だけのことはありますわ!




 さて、今回の「お花見弾丸ツアー:八芳園」に合わせる曲は、こちら。



 わたくしが大好きな曲であることはもちろん、なんと八芳園で行われる結婚式のエンドロールムービーで使用される曲No.1だそうです!いい曲ですからね!わたくしも号泣する自信がございますわ!
 カバーするのはコロンビアの歌姫、アナ・ヴィージャさん。優しい歌声で、上手いのはもちろん、言葉をひとつひとつ丁寧に歌ってくれているところにも感動します。




 いかがだったでしょうか?

 八重桜を期待して行ったのですけど、結果は三本のみといういささかさびしいものになりました。しかし、都内の結婚式場の庭ということで見ればそれでもじゅうぶん。なにより、珍しい緑の桜「御衣黄」を観ることができたのは収穫でしたわ。今度は、近くにある港区郷土歴史博物館とセットで鑑賞したいですわねー!



 それではまた、どこかの桜の樹の下でお会いいたしましょう。
 ごきげんよう~




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酎 愛零(ちゅう あいれい)
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