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恋愛における空虚感や孤独感、不安の正体【恋愛依存症だと気づいた話】
パートナーと別れた後、謎の空虚感や孤独感、不安を感じる
恋愛がうまくいっていないとき、強烈なネガティブな感情に苛まれる
パートナーが仕事や趣味で忙しいとき、飲みにいってるとき、謎の不安や寂しさを感じる
そんなあなたは私と同じ、「恋愛依存症」かもしれません。
👼 記事の解説者:満月(みつき)
元 恋愛依存症(共依存症+回避依存症)
脳のしくみや心理学をまなび、恋愛依存症の克服・回避依存症の夫との関係を劇的に改善。
現在は『 恋愛依存症・回避依存症の専門家 』として活動。心理資格は5つ。音信不通・浮気・モラハラ・セックスレスなど相談件数1万件〜。
noteやX(Twitter)による発信活動、心理分析、心理療法によるカウンセリングサービスを提供。
※ Xの本垢@loveshare0001
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※ くわしいプロフィール
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【登場人物】
当時 20歳の私
浮気症の彼氏
ある日、彼のケータイを盗み見るチャンスがあり、たんなる好奇心で見てしまった。
そこには浮気相手である女性とのいやらしいラインのやりとりがあった。完全に真っ黒だ。
「愛してくれてるに違いない」「浮気なんてありえない」と思い込んでいた私は、衝撃を受けた。
実は、浮気が発覚したのは今回が初めてではない。
もう3度目だ。
私はなんど騙されたら気がすむのだろうか。
1度目のとき。
「きっと、魔が刺しただけ。1度バレたんだし、さすがにもう、裏切ったり傷つけたりしないよね。わたしが本命だし。」と考えた私は、
「浮気は嫌だし、もうやめてね!」と軽々しく許してしまった。
彼は「ごめんなさい!」と言い、反省してる様子だった。
しかし、そのあとも浮気をやめなかった。
『浮気が発覚しては問い詰め、謝らせるパターン』をくりかえした。
今回が3度目の正直だ。
そう、
彼は「魔が刺して・・・」「つい下心で・・・」などではなく、正真正銘の「浮気常習犯」だったのだ。
それでも彼と別れることはしなかった。
なぜなら、私は「1人になれない病」だったから。
過去の恋愛で別れた後、耐えがたい孤独感や空虚感に苛まれる経験をなんどもしていた。もはや病的だ。
彼と別れたくなかったわけではない。どちらかといえば別れたかった。
だけど、別れた後にくるであろう耐えがたい孤独感や空虚感が怖くて別れたいのに別れられなかったのだ。
🤍
16歳のときに初めての彼氏ができてから、彼氏という存在が途切れたことはない。
男が好きなわけではない。どちらかといえば嫌いだ。
ただ、1人でいるのが怖くて寂しくて、どうにかなりそうだったから、いつでも連絡がとれるような彼氏が欲しかっただけ。つねに男がいないと生きていけなかっただけ。
当時の友人は、彼氏が途切れない私のことを「モテるね」「恋愛体質だね」と言った。
しかし、不思議でたまらなかった点が3つある。
❶ 私は子どものころから大人びていた。優等生タイプ。家でも学校でも無言。サバサバ系の陰キャラ女子。男が苦手というか嫌いで、恋愛とは疎遠。
なのに、16歳から初めて「恋愛」というものに手を出してから、恋愛が「無くてはならないもの」になってしまったのだ。
なぜ?☠️
❷ 恋愛の数が他人よりも多いにも関わらず、好きになる相手は、ダメな男ばかりだった。(浮気・モラハラ・マザコン・金モク・ヤリモクなど)
なぜ?☠️
❸ 一人ぼっちになると、強烈な空虚感や孤独感などのネガティブな感情が、津波のように心に押し寄せてくる。
なぜ?☠️
私は「どうすれば、浮気症の彼と別れられるのか?」を真剣に悩んだ。
「この精神状態は、ふつうじゃない。さすがにおかしい。てか、この強烈な孤独感は何なの? ふつうの人とは何かが違う気がする・・・」
異変に気づいた私は、Googleで「彼氏と別れられない 別れた後 孤独感」と検索。
そしたらなんと、「 恋愛依存症 」というワードがヒットした。あるカウンセリングルームの記事だ。
彼に依存していることには気づいていたが、恋愛依存症という言葉は知らなかった。
「え? なにそれ?! 心の病気?!」と思い、記事を読むと、こんな風に書かれていた。
「 恋愛依存症に陥ると、恋愛やパートナー(彼氏、夫)が無くてはならないものになる。恋愛をしていないとき、もしくは男性から好意がないと感じたときに、孤独感や空虚感などが湧くようになる 」
「 恋愛依存症になる主な原因は、家庭環境にある。たとえば、夫婦仲が悪い家庭、シングルマザーの家庭、共働きで忙しい家庭など。」
(※恋愛依存症のことをくわしく知りたい方は下記のリンクをご覧ください)
記事を読み、驚愕した。
「これこれこれ!わたし、恋愛依存症だったんだ!!!この謎の空虚感や孤独感は、恋愛依存症のせいだったんだ!!!」
この日。
私は、はじめて自分が恋愛依存症だと気づいた。
恋愛依存症におちいってから、すでに4年が経過していた。
「やっぱり、わたしの心に問題があったんだ!これってカウンセリングいったら治るんだよね!治したい!お金は出す!!!これが治るならいくらでも!!!」
長年にわたる苦痛の謎が解き明かされた嬉しい感覚、これから解決に向かうような前向きな感覚、やっと幸せになれるんだという期待感で、胸がいっぱいになった。
好奇心とワクワクが止められなくて、すぐさま大阪のカウンセリングルームに予約をいれた。
このときの私は知るよしもなかった。
まさか、この初めてのカウンセリングで大きな失敗をすることになるとは・・・
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カウンセリングに失敗しない3つのコツも紹介