清水のクラファン奮闘記②企画スタート!
スタート!→こける。。
クラファン企画(店舗アップデートプロジェクト)が本格的に始動し始めたのは、8月24日。
それまでは、任せてもらえることが嬉しくって
友人に言いふらしていた。
「クラファン企画してるねん!」
「任せてもらえるねん!」
「ふんふーん♪」
だが始まってみるとそんな余裕は見事に消え去った。
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8月31日
ミーティング
8月24日に出た高津社長からの「宿題」
●自分自身が支援したいと思うクラファンを3つ探すこと
●その理由を100個考えること
●今回企画するプロジェクトのタイトルとリード文の、案を考えること
の提出を兼ねたミーティング。
(100個て…!(清水、心の声))
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一週間、毎日パソコンを見漁った。
興味のあるプロジェクトを見つけては、
宿題についてイヤというほど考えたつもりだった。
…が。
「なんとなく良さそうなもの3つと理由だけじゃ、あかんのよ」
「清水さんがなぜそのプロジェクトが良いと思ったのか?でもなぜ実際支援はしなかったのか?その理由を、100万回くらい掘る必要がある」
「クラファンした事ないのなら、周りの人で、やったことある人探して、話を聞きに行ったり。した?」
…
いや…
してない…です。
…
チーン…
◻︎
高津社長は
長年マーケティングやコンサルの業界に携わる中で世の流通の矛盾に気づき、フェアトレードという概念に出会う。
日本ではフェアトレードの認知などほとんど無かった2006年から(株)福市を立ち上げ
2012年、大阪のド真ん中「阪急百貨店うめだ本店」に Love&senseのお店を構えた
スーパーウーマンだ。
その鋭いご指摘が
ズバズバと刺さる。。
けっこうがんばったつもりだったけど…
なぁ…
清水、厳しさに触れた
記念すべき第一回目だった。
◻︎
「清水さんの、クラファンとの距離感は、今回のプロジェクトを届けたい人たちと同じ距離感覚。その感覚は清水さんの強みやねんで」
今回のプロジェクトは、
お店のお客様であり、
かつクラウドファンディングをほとんど知らない方にも、
一緒に参加して頂きたい。そんな企画だ。
社長からは、
クラファンについてほとんど何も知らない私へ
そんな励ましのお言葉もいただいた。
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ヘコんでいても仕方がない
とにかく周りでクラファンをしたことがある人を探した。
○小中時代からのお友だち。
○高校まで一緒の学校だったが、ほとんど喋ったことがなかった子。
○NGOインターン期の先輩。
○SNSで繋がっていたアクセサリー屋さん。
皆さんとても親身になって
話を聞いてくれた。
「みんな優しすぎる…(泣)」
初めて日本に来た外国人って
こんな気持ちだろうか。。
そんなこんなで情報を集めながら、
プロジェクトのタイトルとリード文の案を
考える日々が続いた。
◻︎
9月2日ミーティング
9月4日ミーティング
9月9日ミーティング
9月11日ミーティング
タイトルとリード文を考えては提出。
フィードバックをもらっては再考。
また!練り直し…
どうすればお客様にとどく?
どうすれば、伝わる?
どんな言葉が刺さる…?
なにが、正解…????
もう私の頭の引き出し、カラッポや…!!
頭から煙がモクモクと出る。
「耳触りが良い言葉だけじゃだめ」
「届けたい人に刺さる、突き抜けたモノがない」
「正解はない。多面的に考えて、自分で正解を作っていくのが仕事」
ミーティングのたびに頂くその言葉。
分かっているつもり…なのに
必要な「何か」が生み出せない。
自分がすごくもどかしい…
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そんななか9月11日のミーティング、私はついにパンクした。
※誤解があるといけないが、高津社長はとても厳しいけれどとても愛のある人だ。仕事への真剣さ、部下の成長への真剣さ(愛!)から、妥協せずに伝えてくれる。
社長からのフィードバックを聞きながら、
わかってる。わかってる。。
考えてる。。
…でも出来ない。
出来ない自分がくやしい… 。。。
ボロボロと涙が出てきた。
鼻水も出てきた。
年甲斐もなく(26歳)、うえ〜んと泣いた。
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結局、このタイトルとリード文は、
既にスケジュール的にタイムオーバーでもあり
社長と金澤さんが引き取って下さることとなった。
「この期間に清水さんの勉強したことが無駄だったわけでは、決してないからね。」
「これからに活かそうね。」
お2人はそう言ってくれた。
結局自分の力で最初のハードルを超えられなかったことが、悔しい。
◻︎
その日の夜
金澤さんは「ちょっと電話しよう♪」と
岩店長も交えてzoomを繋いでくれた。
おふたりは私より少しお姉さん。
金澤さんは
本社スタッフ
様々なNPO活動や事業に関わってきたアクティブウーマン。
とても頭が冴えるし、色々なことに気がつく。
(私には全然無いスキルだから、心底「すごいなぁ」と思う。)
一方ですごく相手のことを思いやってくれる優しさを感じる。金澤さんのどっしり落ち着いた雰囲気と、安心感には、出会った瞬間「あ、私こういうひと好きや」と思った。
今回このプロジェクトに金澤さんがいてくれていることは、ノウハウ面でも、メンタル面でも、私にとってすごく心強い。
し、すでにミーティング時などとても助けてもらっている。
岩店長は
若くしてLove&senseの店長を務める、これまたスーパーウーマン。
小柄で、大きくキラキラきゅるんとした瞳
ハッピーオーラとニコニコ笑顔
happyの源のような、もう天使のようなひと。
それでいて仕事の時はカッコいい。
鋭い視点とガッツで激務をこなしてお店を支え
お客様もスタッフも、その明るさでみんなをポジティブに盛り上げてしまう。
(どうやったらこんな人になれるの???)
岩店長には学生時代からお世話になっていて、すごく尊敬している。人としても仕事の面でも、どこまでもついていきたくなる。
そんなお2人にこの夜、
話を聞いてもらった。
それはそれは。スッキリした。
金澤さんは開口一番
「いやー、無茶っスわ!」
店長は、
「清水さんからしたら、クラファンって、『片栗粉と小麦粉のちがいってナニ?』くらい未知の世界やもんね」
おふたりは全力で励ましてくれた。
たぶん社長が熱血指導してくださっているから、
おふたりはこの時、休憩所役に回ってくれたのだと思う。
おふたりの軽快な口調と
『落ち込まなくて大丈夫!』の言葉に
とても救われた。
おかげさまでメンタルは無事回復。
よし!ひきつづきがんばろう!
プロジェクトはまだ企画段階。
これからの「こ」の字だ。。。
━━━━◎プロジェクト概要◎━━━━
『新しいお店をあなたと創りたい!Love&sense店舗アップデートプロジェクト』
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/287798
目標金額:88万8千8百8十8円
公開期間:2020年12月25日(金)23:59まで
資金使途:お店リニューアルに伴う 什器、諸経費
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