金持ちとイケメンがモテる理由は女性の本能にある
「イケメンと金持ちはモテる」というのは、男女共通の認識です。顔が良くない、金もない男性は悔しい思いをしているかもしれませんが、イケメンと金持ちがモテるのには理由があります。それは人間の本能に関係しています。
結論から言うと、イケメンと金持ちがモテるのは、女性に「自分の遺伝子をできる限り未来まで残したい」という本能があるからなのです。
生物学的に見ると、すべての生物は自分の遺伝子を未来まで残そうとします。人間も例外ではありません。男性は精子を大量に作ることができ、セックスさえできれば何百人、何千人という女性を妊娠させられます。一方、女性の卵子は一か月に一個しか作れず、妊娠しても子供を産むまでに約1年かかり、産んでからも子供が独り立ちするまで時間がかかります。
つまり、女性は男性に比べて、未来に遺伝子を残すチャンスが限られているのです。そのため、女性は限られたチャンスを最大限活かすために、できるだけ「優秀な遺伝子(Good gene)」を求めて男性を選ぶようになります。
しかし、優秀な遺伝子を持った子供を産んでも、子供が途中で死んでしまっては、未来に自分の子孫を残せません。自分の遺伝子を残すには、優秀な遺伝子を持った子供を大人になるまで育てる必要があります。そのためには、安定した食料の供給源が不可欠です。
つまり、女性は優秀な遺伝子を求めると同時に、安定して食料を確保でき、自分と子供のために尽くしてくれる「子育ての協力者(Good dad)」も求めるようになるのです。
現代社会では、優秀な遺伝子(Good gene)を持つのはイケメンで、良き子育ての協力者(Good dad)は金持ちだと言えます。しかし、「イケメン」と「誠実な子育ての協力者」は相反するものなのです。
イケメンは優秀な遺伝子を持っているため、他の多くの女性からも求められ、他の女性とセックスすることに忙しく、子育てに協力しないリスクがあります。一方、誠実なGood dadは「モテない男」で、「決して他の女性と遊んだり、セックスしたりしない」という資質が求められます。
では、女性はどうするのでしょうか。
結論から言えば、「イケメンの子供を作り、誠実な夫と一緒に育てる」のが一番いい方法だということです。
つまり、イケメンから優秀な遺伝子だけをもらって子供を作り、素知らぬ顔をして誠実な夫を騙して子供を育てさせ、優秀な遺伝子を持った子供が大人になれば、自分の遺伝子が未来へつながるというわけです。生物は、自分の遺伝子を広げていくために有利な性質だけを残します。
恐ろしいことですが、これが現代社会において、女性が遺伝子を残すために身につけた本能なのです。
このような女性の本能を考えると、「結婚」は女性が幸せになるための制度などではなく、「妻が自分以外の子供を産むのを防ぐ、男性のための制度」とも言えます。大臣の半数が女性のスウェーデンでは、事実婚が法的に認められており、婚外子の割合が50%を超えています。これは、女性が自分の遺伝子を未来に伝えるという目的を果たす上で、結婚という制度が不利に働くことを知っているからです。
結局、女性が遺伝子レベルで求めているのは、優秀な遺伝子を持った、セクシーオーラ全開のイケメンです。金持ちに求めているのは遺伝子ではなく、あくまで「子供を育て上げるための援助」なのです。
顔は変えられませんが、イケメンオーラを出すことはできます。たくさんの女性から求められるよう、自分を磨きましょう。
詳細:Good Genes Good Dad 理論 イケメンと金持ちがモテる理由は女性の本能