2020/5/10

多分書くことが多いです。久々にちゃんと長文。

「空気階段の踊り場」が相変わらず絶好調に面白い。

「鈴木もぐらが歯医者に行った」だけの話なのに、なんでこんなにくだらなく面白いのか。ここ最近投稿コーナーも絶好調で、ますます「30分じゃ短すぎる」番組になってきている。ホント1時間にならないかな。深夜ラジオの佇まいとして理想的な番組。

で、ラジオクラウドで配信しているアフタートークも面白い。
むしろ、こちらの方が、本編に比べて尺の決まりもなく、2人が自由にトークしているので、空気階段のやりとりの面白さが出ているのは、コッチの方だと思う。

そんなラジオクラウドの最新回がとっても良い。「踊り場」リスナーの高校生と電話なのだが、芸人とリスナー特有のマウント取りが全くなく、純粋な会話が瑞々しい、なのに、笑える。
以前も番組ではリスナーの学生に電話したことがあるのだけど、下ネタも平気で飛び交う番組が、なぜか「SCHOOL OF LOCK!」然とした雰囲気が出るのは何故だろう。
それはきっと、2人の内面の人間性が、なんだかんだめちゃくちゃピュアだからなのだろう。まさに第7世代、と呼ぶに相応しいと思う。

ボケっとTwitterを見ていたら、驚くツイートが流れてきた。

好きなモノと好きなモノのマッシュアップみたいな、夢のような企画。
もはや実質ドリームマッチと言っても過言ではない。

「四畳半神話大系」は小説もアニメもとにかく凄い作品。Stayhomeな今こそ必見。
「サマータイムマシンブルース」はめちゃくちゃ良く出来た芝居(映画も)。何度見ても構成の妙に唸る。ちなみに続編として2018年に上演された「ワンスモア」はもう、とんでもない大傑作、凄まじいので、なんとかして円盤でも見て欲しいヤツ。生で見れて本当に良かった。ヤバすぎたんです、あの舞台。

そんな2作品の夢コラボ。ワクワクせざるを得ないわけです。

で、その2作品に共通して脚本を担当している男が「上田誠」という、ヨーロッパ企画の脚本・演出を務める天才。そんな上田さんが手がけた短編時間映画を振り返る配信があったのでチェック。

「タイムブック」のギミック、めちゃくちゃ好き!見ていて思わず、「おお!」と声を出してしまった。
そして、この配信、ヨーロッパ企画が作り上げた…ものの、コロナの影響で公開がズレ込んでいる映画「ドロステのはてで僕ら」の前フリのためのものでして。

いや、なんか、もしかして、とんでもない撮影してません!?
めちゃくちゃ楽しみすぎる。早く諸々収束して、劇場で見られますように。

SCRAPが制作したリモート通信脱出ゲーム「ある2つの通信基地からの脱出」を友人とプレイ。

2人で別々のキットを購入し、ビデオ通話で同時に解き進める謎解きなのですが、これは謎解きとか普段やらない人にこそ勧めたいゲーム。
ビデオ通話の機能をフル活用した、離れた2人で遊ぶための最高のコミュニケーションツールになってます。ステップが多彩で軽快。これを短期間で、かつ、リモートで仕上げたSCRAPのクリエイティブチームとサバンナ高橋さんが恐ろしい。どんだけアイディアに溢れた集団なんだ。
ヒントも充実しているので、こういうのやらないよ、という方も仲良し同士でぜひプレイして欲しいです。楽しいし、プレイ後の反省会も盛り上がります。全く新しい遊び。

「TVチャンピオン」リクエストSP、やっぱり見ちゃう。
この番組の徹底的に抑制の効いたナレーションは発明で、緊張感を丁寧に煽るのはもちろん、シレッとおかしな点を指摘して笑わせるのにも効果的。
後半は「手先器用」と「大食い」が長くてチャンネル変えちゃったけど。もっと色んな企画が見たかったけど、一般人参加だから難しいのかなぁ。

近くの焼肉屋さんで「ステーキ弁当」をテイクアウト。

画像1

写真だとちっともおいしく見えないのが残念ですが、きちんとステーキで、きちんと肉厚で、きちんと美味しかったです。
写真だとちっともおいしく見えないのが残念ですが。

NHKで放送された「あたらしいテレビ」を見る。
ぶっちゃけ「新春テレビ放談」とかウンザリしてて、今回もどうかな?って感じだったけど、かなり内容的には共感する部分や発見の部分も多く、面白かった。
皆さん言ってますが、とにかくフワちゃんが良かった。めちゃくちゃ聡明で、一個一個の表現が的確。凄くハッとさせられた。
これからリモート収録が増える、キスシーン1つ取ってもコロナの影響で素直に見れない、という話に対して、フワちゃんが「上島竜兵のキスこれからも見たいよ」と言ったのはお見事だった。
土屋さんと疋田さんは正直、古いな、ズレてるなと思う部分も多かったけど、そういう論者がいたことで、「いや今は違うよ」と別の価値観がクッキリ浮かび上がったのも確か。ヒャダインさんが一回一回切り返してたのが印象的。NHKプラスで見逃し配信もやってます。

見ていたらワイドショーの話題になり、思わずツイートしてしまった。
在宅で昼間見る機会も増えて、改めてワイドショーっておぞましい存在だと感じた。あれが見ている人(主に中高年)の鬱憤を晴らすものになっているのだとしたら、それはただの悪循環だと思う。
少なくとも、今30代以下の世代が年を取った時、昼間のテレビでワイドショーをやっていても、チャンネルを回す人は限りなく少ないだろう。

リモート収録のことなど、とにかく色々と「今」話すべき話題をしていたので、テレビ業界の片隅にいる人間としてはもう思うところが多すぎて、頭が久々に興奮状態になってしまって、企画書のアイディアが色々と浮かんでしまった。うなされる様に、夜遅くまで書き続ける。

頭が興奮状態になった理由は、きっともう1つあって。

#検察庁法改正案に抗議します  である。

結構諸々はTwitterで書いてしまったので、要点だけ改めてまとめたい。
まず、そもそも今の政権に関しては、もうめちゃくちゃ不満があり、ここ数か月Twitterでもハッキリ言うようになってきた私。
今回の件も反対です。というか、今回、というより、解釈変えてスルッと任期延長されてる時点(また、それを巡る整合性の欠片もないめちゃくちゃな答弁)でもう反対なんですけど。

今回も色々と「抗議するのはおかしい」と色々な理論武装をされてる方がTwitterには沢山いますが、大前提として、ならばきちんと国会で答弁できるはずだろ、ということで。釈然としない、はぐらかすような回答ばかりが横行している現状で、「そうだよね!そりゃこの法改正しないとね!」と思えるはずがない。

と、ここまでが自分の主張。で、ここから先は、世論の流れを見ていて思うこと。

①未だにこうした世論に、俯瞰視で物言いしたい人の多さ。
 一番ズルい存在だな、と思ってしまう。
 いつまでそんなポーズ取ってるのか。あなたも当事者ですよ。

②これまで政治に関心を持ってこなかった人が、あまりに多かった。
 自分の周りの世代と話してても、「あっこいつ知らないな」とか、
 当たり前のように「選挙行かなくても同じでしょ」
 という人が本当に多かった。けど、そんな人ですら、
 少しずつ今回の流れで調べ始めているのはいいことだな、と。
 こうした流れが当たり前になればいいと思う。
 「有名人が言ったから」がキッカケでもいい。
 ただ、鵜呑みはしないで欲しい。自分で考えていきたい。

③有名人が政治のことをツイートしたのにマウントを取る、
 醜い学者やらコメンテーターやらの多さに本当に愕然とした。
 反論じゃなくてただの暴論で窘めるのは最悪だ。
 「知らないだろ」じゃないんだよ。ナメるのもいい加減にしろ。
 こういうことが続くと、どうしても「アッチの界隈」の人に
 女性蔑視的な人が多いのは、マウント取りたいだけだろと思ってしまう。
 あと、有名人は操り人形じゃないんだから、主張も自由だ。
 ただ、その主張に反したファンを吊し上げにするファンは絶対良くない。
 (●●さんが言ってることだから正しい、的なね…。たまにいる。)

以上です。

そんな興奮した脳に清涼剤のように差し込まれるアイドル番組、「日向坂で会いましょう」。と言いたいのですが、この番組に関しては、アイドル番組なのに清涼剤どころか、より興奮剤として機能する(情報量が多い)ので、むしろ大興奮で深夜まで全然眠れませんでした。
ついでに言えば、その前枠の「欅って、書けない?」もめずらしく面白かったです。2期生が良い。

今日の一曲
♪解放区/ASIAN KUNG-FU GENERATION

大好きな曲。

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