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NIRVANAの曲で個人的なTop50について考えました

私、とてもNIRVANAが大好きなんですが
NIRVANAのどの曲がどれくらい好きなのかじっくり考えたことがなくて、考えてみました
ライブ盤を含めるとライブ盤ばかりになりそうなので、MTV Unplugged以外のライブ盤とDemo版は今回なしで順位付けします。また、後に1曲ずつ軽く解説します

では、早速  1位から 50位まで

  1. Drain You

  2. On A Plain(MTV Unplugged)

  3. Radio Frendly Unit Shifter

  4. Aneurysm(incesticide Ver.)

  5. Territorial Pissing

  6. Come As You Are

  7. Love Buzz

  8. Dumb

  9. On A Plain

  10. Sappy

  11. Downer(Bleach Ver.)

  12. Tourette's

  13. All Apologies(MTV Unplugged)

  14. In Bloom

  15. Paper Cuts

  16. Been A Sun

  17. Dumb(MTV Unplugged)

  18. You Know You're Right

  19. Rape Me

  20. Lithium

  21. Negative Creep

  22. Endless,Nameless

  23. Spank Thru

  24. All Apologies

  25. Come As You Are (MTV Unplugged)

  26. Plateau(MTV Unplugged)

  27. Smells Like Teen Spirit

  28. Marigold

  29. Molly's Rips 

  30. Breed

  31. The Man Who Sold The World(MTV Unplugged)

  32. Scentless Apprentice

  33. Lounge Act 

  34. Mr.Mustache

  35. Sliver

  36. Very Ape

  37. Aero Zeppelin

  38. (New Wave)Polly

  39. Old Age

  40. Heart-Shped Box

  41. Blew

  42. Jesus Does't Want Me for a Sunbeam(MTV Unplugged)

  43. Serve the Sarvats

  44. School

  45. Dive

  46. D-7

  47. Frances Farmers Will Have Her Revenge On Seattle

  48. Stay A Way

  49. Oh the Guilt

  50. About the Girl(MTV Unplugged)

~各楽曲の解説~

1.Drain You

私の一番好きな曲は、nevermind収録のDrain You!
この曲はかなり捻くれたラブソングで、君の事が純粋に好きで愛して欲しい気持ちを歌った曲とも捉えることが出来るし、君のことは身体しか興味無いから軽々しく本気の愛を訴えかけないで欲しいとも捉えることができる歌詞なんですよ。このカートらしい捻くれさ複雑が満載の歌詞がこの曲の最大の魅力ですね。
また、この曲はカートがかなり気に入ってた曲で、毎回のライブの度に演奏される曲です。どのライブ版のこの曲もかっこいいんですけど、個人的にLive at ReadingのDrain Youがめっちゃかっこいんで聴いて欲しいです!!!

2.On A Plain(MTV Unplugged)

次は、On A PlainのMTV Unpluggedバージョン!
Unpluggedとは簡単に言うとAcousticカバーのことで、MTVの企画でNIRVANAがUnpluggedカバーをしたライブで演奏した時のOn A Plainです。
勿論、普通のバージョンのこの曲もめっちゃ良いんですけど僕は断然この曲はUnplugged派でAcousticサウンドになることでこの曲の持つ繊細なメロディーと歌詞がとても引き立ってくるんですよ。
是非、映像でも見て欲しいです

3.Radio Frendly Unit Shifter

NIRVANA最後のアルバムIn Uteroに収録のこの曲
このアルバムからカートが使用してるポリーコーラスという癖強いコーラスペダルをイントロから大胆に使用してて、完全な唯一無二な1曲へと仕上がってます。
カートの怒りやぐちゃぐちゃな心が歌詞とポリーコーラスによる破壊的なノイズサウンドとデイヴのパワフルなドラムとクリスのうねるようなベースにより極限にまで再現されていて、もう、とにかくロックでとにかくパンクで、とにかくカオスで、とにかく最高の曲なのですよ。
特に、Live and Loudに収録されてるLive at Peirバージョンのこの曲を聞けば、ド肝を抜かれること間違いないです。

4.Aneurysm(incesticide Ver.)

NIRVANAのちょっとマイナーだけどライブで定番のこの曲
最初にシングルとして配信された曲ですけど、アルバムincesticideに収録されたバージョンをおすすめします
タイトルが日本語訳すると動脈癌というもうタイトルから不穏な曲ですが、never mind期までカートが付き合って恋人、ビキニキルと言うバンドのトビ・ヴェイルとのことを歌ったラブソングです。タイトルから想像出来ませんよね。
でも、内容もちゃんと不穏なラブソングです。要約すると君は僕にとって麻薬のような刺激的な人間だということを歌っていて恋の薬物的な依存性について言及してる曲です。恋する人ならきっと共感できる歌詞ですよ!
ずっと歌詞について言及してましたが、サウンドもめちゃくちゃやばいです。ハードロック的なカッコ良さとオルタナパンク的なむず痒さとそれでいてややポップさ良い感じにまじ合わさっていて、究極の1曲となっています!
ライブだとLive at readingがオススメです!

5.Territorial Pissing

お次は、nevermind収録のTerritorial Pissingです。
この曲はかなりポップを基調としたアルバムのnevermindの中でもかなり異色な非常にパンクな1曲です。
今までの曲とは打って変わって、歌詞はかなり不可解でBPMはハイテンポ、カートは声が掠れるほどシャウトをかましてて、デイヴもアルバムトップレベルでパワフル、クリスもかなり走り込んだ弾きをしているそんな、オルタナティブというよりハードコア・パンク気味な1曲です。
暗さやアンダーグラウンド心だけじゃなくて、こういばパンク的なエネルギッシュさもまた、NIRVANAの魅力なんですよね
おすすめはLive at Paramount

6.Come As You Are

NIRVANAの楽曲の中でもかなり人気の高いこの曲、
smoll clone Chorusによる浮遊感満載のリフが非常に美しいですよね。また、曲の構成もPixies的なAメロで落としてサビで盛り上がる、所謂オルタナティブそのものという構成で非常に親しみやすいです。
歌詞も繊細ながら自分を励まそう的な歌詞で、カートがnevermindで目標にしてた、POPさとBlack Sabbath的なロック性の融和を極限までに実現した1曲では無いでしょうか?
こちらもreadingで

7.Love Buzz

やっと、1stアルバムBleachからの1曲。Shocking Blueの楽曲Love Buzzのカバーで、カバーながらかなりカートの独創性が垣間見える曲となっています

この曲の凄いところが、かなりハードロック身の強いギターアレンジを施してて、まるでジミーペイジの如きカートのギタープレイを見ることが出来んるです
また、ソロもかなり尖ってて、かなりめちゃくちゃにノイズを鳴り響かせながら口で擬音を囁くんですよボーカルすらもソロの一部にしちゃうってのがやっぱカートのすごいところですよね
readingでのアレンジをごらんなされ

8.Dumb

今までのハードな曲とは打って変わって、今度は非常に繊細で聴いていてとても哀しくなるバラード調な1曲。
恋に悩んで胸が張り裂けそうになるのって、馬鹿馬鹿しいとも思ってるけど、俺もそんな風な恋をしてしまってる。まるで間抜けだよなっていう、なんとも胸の痛くなるような曲です。エレキギターで奏でるバラードだからこそ出せる不器用さや息苦しさ自己嫌悪に陥る辛さそういったものがとてつもなく広がっていくそんな1曲です。聴く時はハンカチの準備を。
Readingでも泣けてきます

9.On A Plain

先程、MTVを先に紹介致しました、On A Plain
この曲も曲調は一見かなりポップではあるんですけど、そこに潜むとてつもなく苦しい歌詞がこの曲を美しく引き立たせているような曲です。
この曲の歌詞はカートが自分の幼少期を振り返って書いたものです。
カートは幼少期に両親が離婚して、今ではアメリカは離婚大国かもしれませんが、当時アメリカでの離婚はかなり稀なことであり、それで周りから白い目で見られるようになったり、普通じゃないこと経験したが相当ショックになったりして、カートは引きこもりがちになり、そこから相当精神をやんでいったそうです。
この曲は、どんだけ廃れた自分でも、これがありのままの自分だから変に自分に構おうとしないでくれ。俺 は俺らしくいさせてくれって言う、切ない怒りと現実逃避とを織り交ぜた心の叫びそのもの曲です。こう言う暗い怒りこそNIRVANAの本髄ではないかと思えます。
おすすめはLive at Paramount

10.Sappy

恐らく、かなりのNIRVANAファンじゃないと知らなかなりマイナーなこの曲。
タイトルがSadとHappyを合わせてSappy、なんとも面白いタイトルですよね。
この曲はカートが買っていた亀さんをモチーフに作った曲と言われてます。人間がペットを買うのって、幸せな環境をつくるから動物からしたら幸せとも言えるし、でも籠に閉じ込めて自由を奪うからある不幸にさせているとも言える。そんな傲慢だけど、人間らしい悩みについて描いた曲です。
あまりライブでは演奏されない曲ですけど、どうぞ

11.Downer

お次はこの曲!!このDownerはincesticideにも収録されてるんですけど、僕は断然Bleach版の方がおすすめです。1分40程とかなり短い曲なんですがかなりこってりしたラウド調のリフとカートの囁くような歌い方が非常に癖になりかなり記憶に残る曲です。
また、歌詞がかなり厨二くさい怒りをこもした歌詞なんですがそのダサかっこよさもまた癖になるこってこっての1曲です。

12.Tourette's

Tourette'sとは所謂トゥレット症候群のことで、この疾患は自分の意思で上手く言葉は話せなくなると言うものです。
タイトルのモチーフの通り、In Uteroの中でも飛び抜けて怒りを感じる、そんなエネルギーとパンクを感じる1曲です。歌詞もかなりカオスで一応なんか歌ってるんですが、歌詞カードには、ま〇こ、う〇こ、小便としか書いていないです。尚、これらのことは実際に歌ってなくて、実際には意味わからない単語の羅列を歌ってます。
カオスなパンクは最高!!readingも最高!!!

13.All Apologies(MTV Unplugged)

この曲も、On A Plainと同様Acousticカバーによって真に完成された曲だと私はおもいます。
後ほどのIn Utero版で詳しく解説しますが、この曲の歌詞は本当に哀しくて人生の終わりを予感させるようなそんな曲です。
その哀愁さがAcousticの暖かい音でより引き立ち素晴らしい感動をあじわえます。是非、映像でも

14.In Bloom

この曲はNIRVANAで恐らく2番目に有名な曲なので皆さん知ってますね?でも、この曲の歌詞にまで注目して聴いてる人は多くはないはず。この曲はかなり売れた曲ながら流行りの曲を流行だからって聴いて、きちんと歌詞を理解しないやつを馬鹿にする歌詞なんですよ。歌詞自体も皮肉めいてますけど、この曲が流行って歌詞を理解せずに聴いていた人が沢山居たってことが最大の皮肉ですよね。そりゃカート病んじゃいますよ。まぁ、でも歌詞抜きにしてもリフがポップなのに非常にかっこいいですよね。カッコ良さとポップさの両立。特にreadingでの演奏が最高です。


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