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消防士に最も必要な”たった二つの要素”

こんにちは!
消防士のクマです

今回は、消防士に最も必要な”たった二つの要素”というお話

23年という長い月日を経て、色んなタイプの消防士を見てきたり、数々の現場を経験したからこそ気づけた要素

その二つとは”人の立場になって物事を考える””思いやり”です

拍子抜けした人もいるのではないでしょうか?
もちろん個人の見解なので、賛否両論あるかもしれません

しかしこの要素がないと、消防という仕事の中で「本当に良い仕事」はできないと確信しています!

これから消防士になりたい、または新人消防士には参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでくださいね


なぜこの二つの要素が必要なのか?

消防士の中には、教科書どおり・自分の常識範囲内でしか動けない、または慣れからくる怠慢行動(主にベテラン・中堅)をとる職員が多く見られます

例を挙げると、

  1. 傷病者に名前を聞かずに「お父さん」「お母さん」と気軽に呼ぶ

  2. 119番受信時、普通にタメ口や上から目線の話し方

  3. 話す事も辛い状況(痛みや倦怠感など)なのに、同じことを何度も聞く など

経験した人もいるとは思いますが、普通に考えると失礼ですし、気分を害する人も多いはず、、、
(情けない話ですが、こんな職員にはどんなに注意・指導しても良くならない場合がほとんどです💦)

しかし私が接してきた「人の立場になって物事を考えたり、思いやりがある」消防士は

  • 広い視野で状況を把握・判断できる

  • 柔軟な考え方ができる

  • 人の痛みがわかる

  • 人を嫌な気持ちにさせない

  • 接遇が丁寧

  • 頼られやすい

  • サポートするのが上手い

  • サポートしたくなる

などの特徴を持っている人が多く、同じ消防士としても、頼り甲斐のある、心強い味方なのです

消防に関する知識や技術は、学べば誰でも身につきます
体力や筋力も、トレーニングすればいいだけのこと

しかし他人の立場になって物事を考えたり、思いやりを持って人と接することは「これ!」という正解がないので、常に意識しなければ身につけることはできません

正直、私も常にできてる訳ではありませんが、これを意識するようになってからは、あらゆる業務が円滑に進むようになりました☺️

難しく・根気のいることですが、やる価値は十分にあるので、ぜひチャレンジしてくださいね!

まとめ

今回は、消防歴23年の私が「消防士に最も必要な二つの要素」を紹介しました

個人的な見解なので、異論がある人もいるかもしれません
しかし、自分が助けられる側になった時には、この要素を持っている人に来てほしいというのが本音です

身につけるためには、どんな状況であれ”意識すること”が大切です

これから消防士になりたい人や新人消防士には、必須と言っていいぐらい身につけてほしいものなので、ぜひ参考にしてもらえればと思います

それでは、また!

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