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消防車や救急車に速く来てほしいなら、、、〇〇がポイントです!

こんにちわ
消防士のクマです!

今回は、消防車や救急車に速く来てほしい時に使えるテクニックを紹介します

結論から言うと、最大のポイントは”119番通報時”

119番通報は、消防車や救急車がスムーズに出動するための最初の入り口

ここで躓いてしまうと、速く来てほしい気持ちとは裏腹に、到着はどんどん遅れてしまう事でしょう

でも大丈夫!
今回の記事では、119番通報の未経験者でもできるように、わかりやすくポイントをまとめていますので、興味のある人は最後まで読んでみてくださいね!


119番通報でやってほしくないこと

指令員としてやってほしくない第1位(個人的見解)は、

”一方的に、早口で話されること💦”

いくら訓練している指令員でも、早口すぎると聞き取ることは困難です、、、

さらに、こちらの話を聞かずに一方的に話されることで、状況が整理できなくなり、聞き直すことが多くなってしまいます

”速く来てほしい” ”早く電話を切りたい”という気持ちはわかりますが、
まずは落ち着いて、指令員の問いかけに耳を傾けましょう!

119番通報で絶対に守ってほしいこと

絶対に守ってほしいことは、

”指令員(消防士)の質問に、端的に答える”ということ

119番通報の基本的な流れというのは基本、下記の手順で進みます
(奇数が指令員、偶数が通報者になります)

  1. 「119番消防です。火災ですか?救急ですか?」

  2. 通報者が答える→救急です

  3. 救急車が向かう場所(住所)はどこですか?

  4. 通報者が答える→〇〇市〇〇何丁目〜 

  5. 何歳の、誰が、どうしましたか?

  6. 50歳の夫が、腹痛を訴えています、意識はあります

  7. 腹痛はいつからですか?その他に症状はありますか?

  8. 腹痛は1時間前からで、嘔吐も1回ありました

  9. 以下、司令員が必要な情報を聞いていく

聞かれた質問には、なるべく端的に答える方がベスト!
(関係のない話をする人も多くみられます💦)
また、わからない場合ははっきりと伝えてもらう方が指令員としても助かります

これを意識するだけで、救急車の到着時刻はかなり違って来ますので、意識してみてくださいね

出動できる最低条件としては、救急車が向かう場所(住所)が分かればOKです!ただし、救急隊としては傷病者の状態や症状から、適切な資機材などを準備する必要があるので、痛みの性状やどのくらい続いているのか等を聞く必要があるのです

まとめ

スムーズな119番通報を行うことができれば、消防車や救急車は素早く出動し、現場にも速く到着する事が可能です

119番通報のポイントは、下記の3つ

  • 一方的に話さない

  • 早口で話さない

  • 指令員(消防士)の質問に「端的に」答える

消防車や救急車に1秒でも速く来てほしいのであれば、ぜひ意識してみてくださいね!

それでは素敵な1日を☺️

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