ラブホテルは令和でもワクワクを提供し続けている
昨今、ラブホ業界は全国に出店している「バ⚫️アン」を台頭にレジャーホテル作りに舵を切っている。
そのようなラブホは、単にヤルことをヤルぞ!といっただけの、ある種の「決戦」に対してのワクワク感ではなく、女子会だったり推し会だったり、様々なプランを時代に合った形でワクワク感を提供してくれている。
一方、昭和~平成中期辺りにラブホの時代を遡ると、当時は部屋の中に何故か「滑り台付きのプール」があったり、ベッドがぐるぐると360度回転したりと、別の意味で「ワクワク」を提供していてくれたと思う。
また、外装もディ⚫️ニーランドを想起させるような城だったりするホテルは、高速道路を走っていると子どもに「あそこに行きたい!」と言われて気まずい思いをした親御さんも少なくないだろう。
また、「ワクワク」といえばラブホの店名も忘れてはいけないところである。
実際に、「一体誰がGOサインを出したんだ!?」という店名が今でも全国に点在している。
その代表として、大阪を起点に多く出店している「もしもしピエロ」が挙げられるだろう。
「ラブホ」と「もしもし」と「ピエロ」に何が繋がりがあるのだろうか。
考えられるとしたら、ラブホにINした珍棒と妄想を極限までに膨らませた中年ジジイがデリ嬢を「もしもし」と呼んで、仕事でピエロのようにエッチなお姉さんに道化した嬢が客にサービスをしているといる、といったところが関の山だろう。
また、実在している「ここほれわんわん」というラブホも、一体全体誰がGOサインを出したのだろうか。そして、どこを掘るのだろうか。
ラブホは一般的に男性同士の利用は不可なのだが、この店は男性大歓迎ということなのだろうか。
更に、「暴れ狸の鬼袋」という店名のホテルのネーミングセンスにも舌を巻かれる。
ここのホテルの常連客は、いつか誰かの結婚式のスピーチでポロっと「人生には3つの大切な袋があります。それは、『給料袋』、『堪忍袋』、そして『鬼袋』です。」なんて言いかねないだろうか?と余計な心配をしてしまう。
つまり、ラブホは昭和から平成、そして令和にわたり、どんな時代でも我々カスタマーに何等かの形で「ワクワク」を提供してくれているのである。
そんなワクワクできる場所がラブホの醍醐味なのだろう。