交際~妊娠発覚~
鍋パーティーて知り合って次の日から
旦那と付き合う事になった
「振られたばかりだからまだ吹っ切れてないけど良いのかな?」
と聞いたら
「俺が忘れさせるから」
と言っていた
付き合って11ヶ月
子供が出来た
と言うか作っちゃったと言った方が良いか…
付き合って3日でプロポーズはされていた
旦那は見目麗しい…軽そうだったし
最初は繋ぎで良いかと思っていた
押されに押され承諾した感じだ
子供が出来たことを父に話せなかった
悪阻は否応なしに始まる
酸っぱいものがないとダメだった
枕元に梅干しを置いて寝ていた
バレるよねぇ( ・∇・)あは
「おろせぇぇぇ」
の言葉と同時に殴られる
お腹を狙ってくる父に背中を向けながら
「絶対産むから!!下ろさない!!」
泣きながら訴えた
父は納得せず勘当を食らい
祖母の家に居候させてもらう事になる
その頃旦那は…
海外出張で日本にいなかった
←今もだけど困った時にはいなくなる
それからは壮絶だった
毎日夜8時に父から電話が来る
「おろせ!!何処の馬の骨ともわからんやつの子なんぞいらん!!!」
「お前の彼氏を潰すくらい直ぐにでも出来るぞ!!!」
「彼氏の会社の上層部に話して退職させるぞ!!!」
今考えたら出来るはずも無いことばっかなんだけど
父は「先生」と呼ばれる職種だったので
自分の思い通りにならないとすぐ脅しや脅迫をする人だった
父からの罵詈罵倒を傍で聞いている祖母は
泣きながから
「こんな子に育てたばーちゃんが悪かった(╥﹏╥)
あんたの事はばーちゃんが生きてる限り守るからね」
と言われ2人で号泣…
そんな毎日を1ヶ月半続けていた
悪阻も当たり前のように酷くなり
水も飲めず日々を寝て堪える
妊娠悪阻だ
ケトン体も+3まで出ていた…
週に2回点滴を打ちに病院に行く
腹圧が少しでもかかると吐いてしまう
タオルとビニール袋が必須
旦那からは毎週手紙が届いた
毎日の日記みたいな手紙で
あたしの体の心配やお腹の子の様子確認
仕事の進み具合や帰国してからの父への話し合い等
手紙の最後には
「愛してるよ」
の言葉…
それを読むのが楽しみだった
旦那が帰国してすぐ祖母の家に来た
2階の部屋で2人で正座
「こんな俺で良かったら結婚してください」
「はい、お願いします」
恥ずかしかった…
不思議と悪阻も収まってきて
果物が食べれるようになっていた
父への話し合いをするために
母方の祖父に手紙を書いた
事情を書いて父の説得を手伝って欲しいと
お願いした←父もでき婚で母方の祖父には頭が上がらない
祖父から父への電話があったようで
父が
「お前汚いぞ、なんであっちのじーさんに話した!!
( ・᷄ὢ・᷅ )はぁ💢仕方ない話聞いてやるから
○○日に彼氏と来い」
予想以上にすんなり話が出来るようになった…
旦那と2人で正座して
父に謝罪
結婚を許してもらう
義親もあたしの実家に挨拶に来た
祖母も手伝いに来てくれた
その時に…
「この子は跡取りなのでいずれはこちらに来てもらいますがそれが出来ないなら結婚は認めません」
義親のきつい言い方に祖母が
「あんた…きついかもしれないね…」
と心配そうに言ってきた
←ばーちゃんその通りでした(`;ω;´)ブワッ