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語りかけ育児【教育本・育児本】

発達や発育に関する本を読むことがものすごく好きです。また教育に関わっているのでついつい集めてしまいます。昔、『似たようなジャンルの本を5冊程度読めばその分野のことは大方学べる』のようなことを書いていた本に出会ってからは、意識して似た本を少なくとも2冊は読むようにしたいと思って実行したりしなかったり。な私です。

そんな私が自分の教育への思いや経験や考えを語りながら、本を紹介するコーナーです。記念すべき第一弾。どうぞ今後もゆるく更新していきたいと思っていますのでよろしくお願いします。

さて、本題。今日はこの本。

0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児

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本の内容は、0歳~4歳の子と、どんな関わりをしたら良いのか、コミュニケーションをとる上での月齢ならではの注意点とかそういうことが書いてあります。以下少し引用↓

■赤ちゃんにかたりかけましょう
生まれたその日から、赤ちゃんに語りかけましょう。かけられたことばの量と、こどもの言葉の発達とは深く関係しています。早く始めるにこしたことはありません。理解できなくても、あなたの気持ちは声によってはっきり赤ちゃんに伝わります。それを通じてふたりの絆がはぐくまれて、一生を通じて心の健康にとても大切な役割を果たします。

◎赤ちゃん向きの特別な言い方で話しかけましょう。
◎短く簡単な文を使います。
◎声の高さはふだんおとなにしゃべるより高めにします。

また生まれて間もない赤ちゃんも、横の動きに反応するよ、だとか、授乳の時にほんの一瞬目を合わせるよ、とか育ちについても優しく教えてくれる本です。



私が教育現場にいて子どもの育ちで、気になるところ育みたい所は、人との関わり方とか、コミュニケーション術とか、協調力とか道徳とかそういうところの育ち。

いや、違うか、ずっと昔は普通に勉強の出来とかそういう所が気になっていた。

でもいつからか、そういう所が気になり始めていた。

きっかけは自分自身。自分自身のコミュニケーションレベルがあまりにも低くて、そういう所が嫌で嫌で。色々見つめなおして考えていくうちに、少しずつ良くなってきていて。今もまだまだレベルアップの過程だから成長途上なんだけど。

興味本位で心理学とか哲学とか自己肯定観とかそういうものの本を読み漁ったり。

それと併せて、バイトも含めて小中学生、乳幼児とそれなりに関わってきた経験も踏まえて。
3,4,5歳の頃から能力などすでに差が出始めている(個性もあるから十人十色は当たり前とは言え)という発見があり。

そういう過去・現在を経て今思ってることは
大人になってからの能力の根底に子ども時代の教育が土台になってるのは間違いなくて。なんなら、生まれつきの素質・性格・遺伝が一部あったとしたって、それでも教育格差とか能力格差は教育や養育者の関わりで埋めていける部分が大きいんじゃないかって思うのです。

さらに言えば0,1,2歳位から教育って始まってるんだなぁとしみじみ感じているこの数年。

そんな風に思い始めた時に出会った1冊目の本がこれだったんです。

赤ちゃんの時から幼児期のコミュニケーションは、ダントツで親と過ごす時間、親から受ける影響が大きいはず。語りかけることで赤ちゃんの脳に沢山刺激を与えて、育てている側も赤ちゃんの応答を受けて幸せになれる。ってとってもHAPPYじゃないですか?また対話を通して、言葉を話せるようになってきた頃には会話がとっても楽しくなり、会話を通して社会や人のことを沢山教えてあげられるようになってること間違いなしです!!そういう会話が勉強や忍耐などの能力形成にも繋がってくるはず。

子育てって、子どもと関わる以外にも生活面や生活リズムでいっぱいいっぱいになったり信じられないくらい大変だったりするんだろうだけど、そんな生活の中でも、ほんの5分でも良いから、こんな関わり方を実践してほしいなって思う。(私は子どもがいないので育児は未経験なのに偉そうにごめんなさい💦)でも周りの人を見ているとこんな本なんて必要なく、楽しんで子どもを可愛がっていっぱい関わって育てている方が沢山いるのでそういう人を見るとこんな本無くてもきっと素敵な子が育つ!と感じることもよくあるんですが。それでもたまにはこういう本いかがでしょうか。なんて。

こうやって子どもと関わっていると、今よりももっともっと、子どもの言葉の変化や成長が目に見えてより楽しくなると思います。

是非ともおすすめしたい一冊でした。

読んでいただいてありがとうございます。




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