たんたんと日々

世の中は連休らしい

今年は何も調べず出かけるとお祭りなことが多く

止まっていたものが動き出した感

日本はお祭りだらけだったのだ

花火もよく見かけるし

静かだった数年間が懐かしいような

動き出したのはわたしの内側

開かずの間として人生を終えてしまう人も多い

自分の奥深く

何もかも閉ざして遮断して

真っ暗闇を歩いていたのか

ただそこにいただけなのかわからない日々の先に

突如現れる幻の扉があるとして

それに出会い

迷わず開けたら

プチプチと発酵して熟成していく何かがそこにはあって

それが動き出したら

ほんとうのわたしが動き出した

今まで誰を生きてたのか

誰かに助けてもらうことも多い

けれども自分の中の自分の奥底にある「それ」に触れたら

わたしを生きる

誰の目も誰の評価もあるようでなく

ただたんたんと今

その上にいる

存在している

どデカい何かを成し得なくとも

日常のキラキラを

穏やかな時間を

わたしがわたしとしてわたしを生きる心地よさを

ただ体験していたらいい

そんなイメージ