ほのかちゃん専科へ!
先日の劇団公式ホームページの発表には驚かされました。
星組の歌姫。外箱ヒロインも経験したプリンセス。
宝塚歌劇の枠に挑むような星組の舞台に、華と艶と深みを与えてきました。
『1789』では主人公ロナンの妹のソレーヌ。兄を追ってパリに出てきて娼婦に身を落としながらも、プライドと純朴さを失わない、けどロナンに対しては全身で兄を慕う、最強の妹キャラ⋯わたしはこの、ほのかちゃんのソレーヌが大好きでした。
『ミーアンドマイガール』では、伝統ある貴族の家を守る、気高く凛々しい(雄々しい?)マリア叔母。
『RRR』や『赤と黒』では、無意識的にマジョリティの優位さを突き付ける身分の高い婦人を気高く上品に演じ。
『ビッグフィッシュ』では、おおらかに愛情豊かに夫を支える妻。
『記憶にございません』では、野党の党首であり総理と愛人関係にある女性政治家を、健康的なお色気とどこか憎めない大人の可愛さでコミカルに演じ。
愛らしい娘役さんから素敵な大人の女性まで、なんでもこなせる大切なスターさんです。
ショーでは、美しく艷やかな歌声と、星娘らしい思い切りのいいダンスで、花を添えます。
そんな(小桜)ほのかちゃんが星組を離れるのは、とても残念で寂しく思います。けど正直なところ、ほのかちゃんもこっちゃん(礼真琴サン)と一緒に卒業されるのかなぁと心配していたので、まだまだ宝塚の舞台で活躍してもらえるのは、うれしいなと思います。
今回の異動が、どのような意味を持つのかわからないけど、いろいろな組の舞台で、ますます多彩なほのかちゃんの魅力が発揮しされるのが、とても楽しみです。
実は劇団の発表の直後に書き始めたのに、公開するのが遅くなってしまいました。今年はマメに書こうと決意したのにね。早くも挫折しました。