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ツレ妊#18 知っている新しい世界へ

<16週目>

いよいよ16週目

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お腹の中から大好きって言ってくるなんて、、、

そんな幼き時から媚びてたらダメだよぅ、、、、

というか


「パパって誰やねん!!」



さて、16週になっていよいよ戌の日。


朝からしっかりお参りだけ行こうと思ったら

ザーザー振りですやん!


アタシとツレはかなりの晴れ女で、イベントごとの時に雨が降ることはほとんどない。

「これは同じ日に来ている強烈な雨女がいるに違うない、、、」と天候を人のせいにして、早速お参りをする。

戌の日はかなり人が出ていると聞いたけど、思ったよりは空いているのはコロナと荒天のせいかもしれない。


ー母子ともに健康にお産が済みますやうにー

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友人を出産後に亡くしたことがあるので、お産が命がけなのは身に染みて知っている。

とにかく無事に生まれて欲しいと願う限り。



さて、諸々のことは別日に済ませたのでそのあとはお待ちかねの


ディズニータイム


何年振りのディズニーだろう。

人生で2回目のディズニーシー。

1回目はさと子とドナー候補の人と来た。(思えばすごい組み合わせ) 

その方は結局ドナーとはならなかったけれど、そんな場所に今妊娠している状態で来ているというのはなんとも感慨深い。


I'm singing in the rain〜 just singing in the rain〜

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ライフイズミュージカルのお出ましです。



そういえば初めて来たディズニーランドは雨だった。

ビニールでできたパンプス風の靴を履いていて、「足がふやける」という表現を学んで、一日中「ふやける」と繰り返して大人にうざい思いをさせていたり、スペースマウンテンで、シートに大量の小銭が落ちていて、宝物を見つけた気分だった。(当時小銭をポケットに入れるという発想がなかったが、まさかこれが今日のアタシとなることは想像していなかった。ポケットコゼニヨクオトス)

当時は入場券とAとかBとか券が分かれていて、乗れるものと乗れないものがあったっけ、、、って色々思い出すものだね。


そんな思い出に浸っていると、台風のような嵐だった雨がほぼ上がり、普通に歩けるくらいになったという、晴れ女の底力。(まあ、晴れまでは行かなかったけど)

雨が止むと断然歩きやすい。


前回ほとんどドナーと話しながら、ディズニーシーをお散歩といった感じで、乗り物にあまり乗らなかったので、今回は少しは乗れたら良いなと思っていたけど、コロナ対策をしているディズニーは完全予約制。つまり人数制限があるため、 

並ぶ時間が本当に少ない


事前に色々調べて、妊婦だと、「列に並んで待てない場合は後で合流してもいいよ」っていうサービスを利用しようと思っていたけど30分も並ぶアトラクションは一つもなく、5−20分くらいの範囲。


混んでいないディズニーランドはこんなに快適だったのか!!!


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ミニーちゃんともめっちゃソーシャルディスタンス


端から端までこんなに色々と楽しんだのは初めてかもしれない。

けれどもちろん全部に乗れたわけでもなく、特にアトラクションによっては、妊娠中はご遠慮くださいというものもある。

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「乗ってきていいよ」

と言われたけど、どうせなら一緒に行きたいし、

あとは歳を重ねてからいわゆる絶叫系とか体に負荷がかかる系統は得意ではなくなったので別に乗らなくても、、、という気持ちである。


そんな中一番楽しんだのが、トイストーリーのヤツ!!

なんか紐いっぱい引っ張って当てるヤツ!!


昔からシューティングゲームが好きで、紐を引っ張る手に筋肉の限界を感じながらも楽しんだ。

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Player2がアタシ。左が友人。

シューティングゲームは昔から下手な鉄砲よく撃ちゃ当たるタイプ。友人のスコアと比べても、初めてにしてはまあまあ取れたかなぁ〜


「あんまり当たらなかったー悔しいー」


と、別の台に乗っていたさと子の声が聞こえる。

「まあさ、楽しかったならいいじゃん」

どれどれ、と上から目線でスコアを見に行ったところ

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えっと、Player2デシタッケ?


アナタイチバンデスヨ、、、、、


小さくなりながら教えてあげると

「え、わたしが一番?!」とうれしそうにしている。

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「まあさ、楽しかったならいいじゃん、アタシ」


そう、ディズニー久しぶりに楽しかった。

正直楽しむことに集中するって20代、30代、わたしはあまりできなかった気がする。

良い意味で気を遣わない友人と行けたということも大きい。


次に来るときは、子どもが生まれた後になるだろう。

ディズニーに来たいっていうかな?



楽しむときは思いっきり楽しむことを教えてあげたいと思った。

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A whole new world!!


書いた人 茂田まみこ



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ラブメイクスファミリー編集部
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