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ツレ妊#38 優しさに包まれたなら

<36週目>

人前で喋ることはアタシは比較的得意な方だ。

そしてツレは不得意な方だ。


そんなわたしたち凸凹コンビが今週は2箇所で人前で話をさせていただいた。


1本目 江東区の男女参画共同フォーラム

実は江東区では「効果的なパートナーシップ制度の. 導入を求める陳情」が出されたのだが、その逆に「同性パートナーシップ制度を創設しないよう求める陳情」が出されたという背景がある。

当事者の立場からしたら

どういうことーーー??!!!

と言いたい案件である。

ということで自治体とパートナーシップ・ファミリーシップというところで、足立区での働きかけを行った例について、話をさせていただいた。

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パートナーシップもさることながら、なぜファミリーシップを求めたのか、アタシとツレの子どもの例を出して説明。喋るたびに、メモを取ってくださっている方などもいて、熱心に話を聞いてもらえた。

結構年配の方も多く、正直同性カップルで子どもを持つことについてはネガティブなイメージもある人がいるのではないかと思ったのだけど

「妊娠おめでとうございます」や「お体大切に」と言った声をかけてくださる方が多くて、、


ウソー泣いちゃう!! 

ヤサシイ、、、、、


こう言った講座に参加するくらいなので、人権意識が高い方が多いのも確かだと思う。けど、ありがたひぃ、、、


クロスオーバー

嫌な思いをするのが嫌だからと、事前に構えてしまって「わかってもらえないと思うけど」「きっと賛成してもらえないけど」という気持ちがありながら話している自分たちがいることにも気づく。

そうでない人もいるんだよね。

そしてそうでない人を増やしていきたいよね。


2本目 東京農業高校


高校

(朝早くて顔が死んでいる)

今時の高校生ってどんな感じなのだろうか。

こういう授業は「ダルい」とか眠くなってしまって寝てしまったりするのではないか、、、

そんな心配をしていた。

まずは基本的なLGBTについて先生が話をする

「LGBTって知ってますか? Lはなんでしょうか?」


「レズ!」

元気よくこたえる高校生。


もうね ズコーってなりながらも、絶対素直だなっていう予感しかなくて声を上げずに笑ってしまう。


「先生 Qがなくない?」

といった声も飛ぶ。なんだかよく知っている。


そして実際私たちの時間になってさと子が後15日くらいで産まれる予定だと話すと、クラスが騒然、

「ちょっと先生教室寒いからストーブの近くに行ってもらって!」


えええええ


やさしぃーーーーーー!!!

何、その辺の大人よりずっとずっと思いやりもあって優しいじゃないかっ!!

高校1

発表をしながらも、「どうやって自分でやる(精子を注入したりする)んですか?」などどんどん質問してくれる高校生たち。


LGBTQのかぞくの現状と生殖医療に関する課題の点を発表させてもらったのだけど、概ね「なんで、病院で治療とか受けられないとか意味わからない」「権利が守られてない」と言ったような反応で、本当にその辺の大人よりも柔軟で、意識が高かった。


排卵がない場合や無精子症の可能性、不妊の可能性などもあり、生殖医療や提供を受けることなどが全く関係ない話では無いことなども伝えて、例えば自分が提供したり提供を受けることについて、どう思うかなども考えてもらったりした。


今まで考えたことがなかったことだったけど、その可能性を否定せずにすぐに考える姿勢には本当に感動した。


若いってすごい。



江東区もそうだったけど、直接人に会って話すというのは本当に大事だと思った。見えない存在というのはやっぱりなんかよくわからなくて怖い。見える存在になって、どんなふうに生きているのか、そんな話ができることで、アライが増えるのだと身をもって感じた。


コミュニティ内の繋がりも大事だけど、コミュニティを出て、こう言った話ができる場所はもっと増やしたいなと思った。



さて、いよいよ子どもが10ヶ月に!!!

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そして出産予定日が11/29ーいいにくの日に決定!!!


人前に出るイベントもこれにて終了。

出産に向けての準備、、、まだできてないっ!!!頑張る!!!


って、、、


パパって誰やねん!

(ツレ妊上2回目)


ツレ妊もいよいよラストスパート デス!!


駆け足でアップ中!!!

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ラブメイクスファミリー編集部
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